カモミールティーの効果・効能と副作用!カフェイン0だから妊娠中はOK?作り方と飲み方、味がまずい時はどうすれば良い?
このページでは
- カモミールティーってなに!?
- カモミールティの効果とは?
- 作り方と、美味しい飲み方(まずい時の対処)!
- カフェインが0だけど、妊娠中は副作用がある?
- おすすめカモミールティと、それぞれの特徴!
について分かりやすく!説明しています!
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カモミールティーとは!?
そもそも「カモミール」とは何なのでしょうか?
カモミールとは、和名で「カミツレ」とよばれる花であり、りんごのような甘くて優しい香りがします。
画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A2%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB
欧米では「リラックス効果のあるハーブ」として、古くから親しまれていました。
別名を「母の薬草」ともいい、世界最古のバーブとまで言われています。
カモミールの花言葉は「清楚」であり、地味ながらも白く凛とした佇まいは、まさに清楚そのものという感じがしますね。
日本でも近年「健康意識の高まり」や「美容意識の高まり」から、カモミールティーやカモミールのアロマオイルが人気となっています。
また、リラックス効果があることから、「夜鳴きする赤ちゃん」のために購入するお母さんが特に増えています。
カモミールティーの効果がスゴイ!
ハーブティーとしては王道とも言うべき「カモミール」ですが、その効果というのは
などなど、さまざまな点で期待されています。
また、ノンカフェインなので夜寝る前に飲んでリラックスでき、寝つきが良くなるとも言われています。
このように非常に多彩な効果を持つため、古くから民間療法に用いられてきたのも納得ですね。
2種類の「カモミール」を使い分けよう!
カモミールは歴史の長い花なのでいろいろな種類がありますが、薬用効果があるのは
- 「ローマンカモミール」
- 「ジャーマンカモミール」
のみとされています。
どちらも効果・効能は同じようなものですが、
ローマンカモミール
味には苦味があるものの、香りが強いもののアロマオイルに使われることが多い
ジャーマンカモミール
ローマンカモミールより香りが劣るものの、苦味がなく味わえるためハーブティーに用いられることが多い
という違いがあります。
リラクゼーション効果は、主にアロマ効果によるものが多いです。
そのため、落ち着きたい人はカモミールティを飲みながら、ローマンカモミールのアロマテラピーを楽しむと良いでしょう。
では続いて
「カモミールティーの作り方と、美味しい飲み方」について説明しましょう!
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カモミールティーの作り方と、美味しい飲み方!
まずは基本的な飲み方から説明しましょう!
最近は自家栽培してフレッシュな花を使うハーブティも人気ですが、乾燥させることで薬効成分が凝縮されていくため、通常はドライ(乾燥)の「ジャーマンカモミール」を使うようにしましょう。
味の濃さなどはお好みですが、ここでは基本となる淹れ方を紹介しておきます。
ティーカップ1杯分の目安量として
■ドライジャーマンカモミール
⇒ティースプーン山盛り1杯(1g)
■熱湯
⇒150〜160ml
これらをティーサーバーに入れて、3分ほど置いたのちにカップに注いでください。
ティーバックの場合は、そのままカップに入れて熱湯を注ぎ、3分ほど置いてから飲むと良いでしょう。
この時お皿のようなもので蓋をしておけば、飲む直前まで香りを閉じ込めておくことができますので、飲む時に甘いりんごのような香りを楽しむことができますよ!
また淹れる時は、ティーサーバーやティーカップを直前まで温めておくと良いでしょう。
こうすることで急激な温度変化が避けられ、風味や香りを存分に引き出すことができます。
さらに、
「なんかまずいな・・・」
という場合の美味しい飲み方についても説明しておきましょう!
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もし「マズイ!」と思ったら、オリジナルブレンドも楽しもう!
ハーブティーはそのままでもおいしく飲めますが、お気に入りのハーブをブレンドして楽しむことも出来ます。
ここではカモミールと相性の良いハーブを幾つか紹介しましょう!
ジンジャー(生姜)
生姜には体を温める成分がたくさん含まれています。
これらは熱を加えることでさらに効果を発揮するので、生姜をすりおろしたものを少し加えると
- 風邪の予防
- 冷えの改善
- むくみの改善
- 安眠効果
などがさらに高まることになります。
また生姜の香りは、カモミールの「りんごのような香り」と相性が良いのでオススメですよ!
また、生姜100%のドクターベジフル「ジンジャーシロップ」は普段の料理にもパッと使える優れものですので、1本あると便利ですよ♪
シナモン
りんごとシナモンといえば定番中の定番の組み合わせです。
りんごのような香りのカモミールにも相性は抜群ですので、飲む時にシナモンスティックをつけたり、シナモンパウダーを少しふりかけると風味が増しておいしくいただけます。
さらに甘みが欲しい人は「ハチミツ」をすこし加えてもいいですね。
シナモンには
- 血液の流れを良くする作用
- 体を温める作用
- 自律神経を整える作用
などがありますので、カモミールの神経を落ち着かせる作用とともに、不眠や憂鬱な気分の時にも効果的です。
ローズヒップ
ビタミンCをたっぷりと含んでいるローズヒップは「若返りのハーブ」と言われています。
ビタミンCには高い抗酸化力があるため、活性酸素を除去して細胞を守り、血流が良くなることで代謝が上がります。
また酸味の強いローズヒップを加えることで疲労回復効果も倍増します。
さらに、見た目にも綺麗な赤色の美味しそうなハーブティーになりますよ。
ミント類
清涼感があり、抗菌効果に優れているミント類もカモミールとの相性が良いハーブの一つです。
食後に飲むことでお口の中がさっぱりとして口臭予防にもなります。
また、風邪などが流行る時期にミントとカモミールのブレンドティーを飲むことで、病原菌に負けない体にしてくれます。
一例を挙げてみましたが、他にもいろいろなハーブティーが売られていますので、お好みのブレンドを試してみるというのも「カモミールティを楽しむ方法の一つ」でしょう。
では続いて
「カモミールティーの注意点(副作用など)」について紹介します!
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カモミールティーはカフェインが0だけど、妊娠中の場合は注意が必要!
カモミールはノンカエフィンですので、お子さんやお年寄りも安心して飲める健康飲料です。
しかし妊娠中の人は注意が必要です。
これはカモミールには「筋弛緩作用と子宮を収縮させる作用」があることが判明していて、流産や早産を招きすくなるとされているからです。
したがって、妊婦さんは飲むのを控えておいたほうが良いでしょう。
ハーブにはほかにも、妊婦が飲むと要注意なものがいくつかあるため紹介していきます。
ペパーミント
カモミールとは非常に相性がいいハーブですが、こちらも妊婦さんは要注意です。
ペパーミントの香り成分である「メントン」という成分には、神経毒性(それほど強いものではありません)と子宮を収縮させる作用があります。
この「子宮を収縮させる作用」はカモミールにもありますので、相乗効果となる危険性があります。
ダンデライオンルート
ダンデライオンとは「たんぽぽ」のことです。
一般的に「たんぽぽ茶」は妊婦さんでも安心して飲めるハーブティーですが、同じたんぽぽの仲間である「フキタンポポ(ダンデライオンルート)」には “ピロリジンアルカノイド”という肝毒性があるため、絶対に飲まないようにしてください。
通常のタンポポ茶にこの「フキタンポポ」がつかわれていることはまずないと思われますが、野草でハーブティーを淹れる場合は十分に注意してください。
ラズベリーリーフ
「安産のお茶」として有名なハーブティーなので妊婦さんに人気がありますが、妊娠初期や安定期前には飲まないでください。
というのもラズベリーリーフには子宮痙攣作用があるからです。
このため妊娠初期に飲むと流産を起こす可能性があります。
ローズヒップ
こちらもカモミールと相性が良いのでブレンドするのにオススメですが、過剰に摂取するとお腹がゆるくなり下痢を起こすことがあります。
この時腹圧が高まるため、切迫流産や早産を招く危険性があります。
ブレンドティーを楽しむ時はカモミールだけでなく、このようにブレンドするハーブの効果・効能にも十分注意するようにしましょう。
副作用はなにかあるの?
カモミールティーは天然由来の健康食品なので、目立つような副作用はありません
ただしカモミールは「キク科の植物」ですので、キク科の花(ブタクサやヨモギ)にアレルギーがある人は、飲むのを控えた方が良いでしょう。
近年日本ではブタクサやヨモギの花粉症が増えているという報告があるため、そのような方は要注意です。
おすすめのカモミールティ!
では、色々飲んできた中からオススメのカモミールティとその特徴を簡単に紹介しましょう!
すやねむカモミール!
赤ちゃんと飲むのであれば、ズバリこれが飲みやすいです。
香料やカフェイン、着色料が無添加なのはもちろんのこと、赤ちゃんがゴクゴク飲んでくれる美味しい味に仕上がっています。
もちろん赤ちゃんだけでなく、日々の育児にお疲れのお母さんも一緒に飲めますので、母子ともどもリラックスすることができます。
価格も安いので育児サポートに是非とり入れてみてください。
なお定期購入となっていますが、1回目だけ受け取り、2回目からキャンセルすることもできますのでご安心ください。
公式HP:すやねむカモミール
リプトン カモミールハーブ
こちらはカモミールだけでなく、
- オレンジピール
- ローズヒップ
- ハイビスカス
などがブレンドされています。
紅茶は入っておらずノンカフェインで飲みやすいですが、ローズヒップがやや強く感じ、酸味が強いのが好きな方にはオススメです。
オレンジピールの香りがやや強く感じるので、「純カモミール」が苦手な方には良いでしょう。
逆に「純カモミール」の香りを味わいたい方には合わないと思います。
ガーデンオンアンデス カモミールティ
個人的に好きな商品です。
オーガニックなのでカモミールの風味がしっかりと感じられます。
少し長めに浸けても美味しく頂けます。もちろんこちらもノンカフェインです。
日東紅茶 リラックスカモミール
こちらもノンカフェインのカモミールティです。
ペパーミントが加えられているので、スーッとして美味しいですが、ミントが嫌いな方は避けた方が無難でしょう。
香りもカモミールよりもミントがやや強く感じました。
山本漢方製薬 カモミール100%
「カモミール100%」という名前のとおり、純カモミールです。
浸すまでは香りがやや強く感じますが、カモミールティにするとほんのり良い感じに香ります。
ちなみに「山本漢方製薬」が販売していますが、「漢方」というイメージよりは特に無く、良くも悪くも普通のカモミールティであり、味はやや薄めに感じます。
さいごに!
いかがでしたでしょうか。
カモミールティーは妊娠中は要注意ですが、色んな効果があるとされていますので、健康やリラクゼーションのために是非とり入れてみてください!
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