舌が痛い!しびれる!できものができる原因は?<ベロの病気>

花粉症・鼻炎のオススメ市販薬

舌が痛い!しびれる!できものがある【考えられる原因と病気】

このページでは

 

  • 舌が痛い!
  • 舌がしびれる!
  • 舌にできものがある!

 

という場合に考えられる原因や病気を、わかりやすく説明しています。

スポンサーリンク

舌の病気は色々ある!

「舌(ベロ)が痛い」
「舌がしびれる」
「舌にできものができた」

 

これらの症状は、病気によっては一度にあらわれる場合もあります

 

そのため、このページでは各病気の説明の最初に

 

「痛みを感じる病気」

 

などの記載をして、わかりやすく分別していきます。

 

ではここから、
一般的に多い原因と、考えられる病気を紹介していきましょう!

スポンサーリンク

舌の痛みを感じる場合に、一般的に考えられる原因と病気!

ではここから、
各原因や病気の概要・症状などを紹介しましょう。

 

 

アフタ性口内炎

この病気では「舌の痛み」「舌のできもの」が症状としてあらわれます。

 

舌が痛い場合や、荒れたりする場合に考えられる最も多い原因

 

「口内炎」 

 

です。

 

「えっ!口内炎であれば気づくよ!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、小さな口内炎や、出来始めの口内炎は存在を確認しにくいものです。

 

「口内炎」というのは、口の中の粘膜に起こる炎症性の病気の総称です。

 

中でも「アフタ性口内炎」はもっとも一般的な病気で、口の中の傷ついた粘膜にウィルスや細菌が感染して発病します

 

口の中は外気に触れやすいため雑菌が繁殖しやすいのです。

 

また、熱いものを飲食したときに、ベロが火傷をして口内炎を起こす場合もあります。

 

それ以外にも、ストレスや疲れなどからくる免疫力低下によってももたらされることがわかっています。

 

 

症状は?

感染初期に粘膜上に1〜2個の米粒大の白いただれができますが、これがアフタ性口内炎の最大の特徴です。

 

やがて感染部が赤く腫れてきて痛み出し、一旦治っても再発を繰り返す病気です。

 

再発を繰り返すことから「再発性アフタ」とも言われています。

 

 

治療法は?

治療法としては「アフタゾロン」などの軟膏が処方されます。

 

しかし再発を繰り返す病気ですので、対症療法よりも「生活習慣を正して免疫力を上げるためのカウンセリング」を中心とした医療にシフトしつつあります。

 

 

アフタ性ってなに?

一応「アフタ性」という言葉を説明しておきます。

 

説明がややこしいので、気にしない方は読み飛ばしてください。

 

アフタ性というのは、

 

「特定のウィルスや細菌に感染することで発病するタイプ」を意味しているのではなく、感染初期の特有な症状によって分類されている病気

 

という意味です。

スポンサーリンク

 

カンジダ性口内炎

この病気では、多少「舌の痛み」を感じます。

 

カビの一種であるカンジダ菌に感染することで起こる口内炎です。

 

特徴的な症状としては、ベロの表面に白いぶつぶつがびっしりとでき、まるで苔が生えたような状態になります。

 

痛みはほとんど有りませんが、あってもごく軽微なものです。

 

ただし、口臭は強くなります

 

傾向として

 

  • 免疫力の弱い子供やお年寄り
  • 糖尿病患者

 

などに多くみられ、再発を繰り返し慢性化すると治りにくくなる病気です。

 

治療では、抗真菌剤が配合されたうがい薬が処方されます。

 

 

舌痛症(ぜっつうしょう)

この病気では「舌の痛み」「舌のしびれ」が見られます。

 

 

症状は?

舌を火傷したときのように舌の側面

 

「ヒリヒリ」
「ピリピリ」

 

とした痛みを感じる病気です。

 

 

原因は?

病気といっても血液検査や画像診断で判別できるような「異常」は見つかりません

 

ただし、原因は

 

  • ビタミンB12や鉄分などの栄養分の不足
  • 精神的なストレス
  • 口の中の乾燥
  • 虫歯
  • 歯周病
  • 薬の副作用による神経異常

 

などがあると考えられています。

 

なお、虫歯や歯周病は「舌」とは別の部位ですが、口腔内の神経は複雑に入り組んでいるため、離れた舌部にも障害が出ると考えられています。

 

 

治療は?

治療法は原因を特定した後の対症療法になります。

 

  • ビタミンB12や鉄分を補給するための投薬
  • ドライマウス治療薬の投与(漢方:麦門冬湯(ばくもんどうとう)、白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)、柴苓湯(さいれいとう))
  • 虫歯、歯周病の治療
  • 副作用をもたらす薬剤投与の中止など

 

などが挙げられます。

スポンサーリンク

 

舌咽神経痛(ぜついんしんけいつう)

この病気では「舌の痛み」「舌のしびれ」が見られます。

 

舌咽神経とは、のどの奥の方で「舌と咽頭部の接点となる部分」にある神経です。

 

症状は?

のどの奥にある「扁桃腺」付近の舌の付け根に神経性の異常によって発作的な痛みが起こる病気です。

 

たとえば

 

  • あくびで口を大きく開けたとき
  • 酸っぱいものを食べたとき

 

などに、ヒリヒリと焼け付くような痛み、あるいはビリビリと電気ショックを浴びたときのような鋭い痛みが走ります。

 

痛む部分は咽の先や舌の奥の方なのですが、聴覚神経もそばにあるため、人によっては耳の奥にも痛みを感じたり、顎の関節が痛むと感じるケースもあります。

 

 

原因は?

神経痛をもたらす原因には

 

  • ストレス
  • 自律神経の異常
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 非特異的(原因不明)な疼痛

 

などが考えられています。

 

原因の特定が困難なので、治療法は対症療法(主に痛み止めの処方)とゆっくりと安静にすることになります。

 

 

 

舌がん

この病気では「舌の痛み」が見られます。

 

舌にできる「がん」です。

 

初期の舌がんはほぼ無痛ですが、進行するとがん細胞の周辺が潰瘍化するので、疼痛(強い痛み)が持続します

 

治療法は、主に外科手術と放射線治療になります。

 

スポンサーリンク

▼少しでも多くの方に届くよう、シェアして頂けますと幸いです!
このエントリーをはてなブックマークに追加

 

おすすめ関連ページ!

 

 

 

 



 



















鼻の病気web【トップページ】 鼻くそがたまる理由 鼻くそを食べてしまう方へ 運営者情報