鼻水や鼻くそが黄色・緑色・黄緑色になる原因と治し方!

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鼻水や鼻くそが黄色・緑色・黄緑色になる原因と治し方!

このページでは、

 

  • 黄色い鼻水・鼻くそが出る原因
  • 緑色/黄緑の鼻水・鼻くそが出る原因

 

について、どこよりも分かりやすく!説明しています。

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  • 鼻水・鼻くそが黄色になる原因は?
  • 鼻水・鼻くそが緑色になる原因は?
  • 黄色や緑の鼻水・鼻くそが出た場合の対処について

 

 

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まずはカンタンなお話から!

 

鼻くそは、
鼻水が乾燥したもの」です。
 
すなわち
鼻くそに色がつく原因は、

 

鼻くその元である「鼻水」が黄色、もしくは緑色になっているから

 

です。

 

ではなぜ、
鼻水が黄色や緑色になってしまうのでしょうか?

 

それぞれ分かりやすく説明します。

 

 

 

 黄色になる原因は、風邪の治りかけ?

まずは「黄色くなる原因」から説明しましょう。

 

昔から、

 

「黄色の鼻水は、風邪の治りかけ」

 

とよく聞きます。

 

”風邪の治りかけ” については、
必ずしも正しくありませんが、「風邪を引くと鼻水が黄色くなる」というのは確かです。

 

身体が風邪ウィルスと戦う際、
体内の白血球(顆粒球)が、風邪ウィルスと殺し合いを起こします。

 

その戦いの中で、白血球とウイルス菌は死骸、いわゆる「膿」として鼻の中に残ります。

 

この時の「膿」が黄色であり、
その膿と鼻水が混ざり合った結果が、黄色の鼻水です。

 

したがって、
一般的には黄色の鼻水が出ることは、決して悪い事ではないのです。

 

※下で紹介する副鼻腔炎の可能性もあります

 

また、これらの死骸(膿)は、鼻水に色をつけると共に、サラサラで透明だった鼻みずに、粘り気をつけます

 

通常の風邪の場合、
引き始めは透明サラサラの鼻水ですが、大抵は治るプロセスで黄色くネバっとした鼻水に変化していきます。

 

風邪の場合、
おおよそ鼻水の状態は以下のように変わっていきます。

 

@透明・さらさら

A透明・ねばねば

B黄色・ねばねば

 

ちなみに、
黄色に変色してきたからと言って「風邪の治りかけだ」と思うにはまだ早いです。

 

黄色い鼻水が出る原因としては、
「副鼻腔炎(蓄膿症)」の可能性もあるので、念のため合わせて確認する事をおすすめします。

 

副鼻腔炎とは?種類症状の違い

副鼻腔炎・蓄膿症とは?種類と症状・原因・治療の違い! 

 

では続いて、
鼻水が緑色になる原因」について説明しましょう!

 

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鼻水が緑色になる理由は?

もし鼻水・鼻くそが緑色である場合、それは風邪がさらに悪化した結果、膿が増えることで、黄色から緑色の鼻水に変化したと言えます

 

しかし緑色になると言う事は、
黄色の場合よりも副鼻腔炎である可能性が高まりますので注意してください。

 

ここで副鼻腔炎とは何か、簡単に説明します。

 

 

 副鼻腔炎とは?

副鼻腔炎(ふくびくうえん)とは、
鼻の周辺にある4箇所(左右計8箇所)の「副鼻腔」という場所が、何らかの原因で炎症を起こす病気です。

 

 

@上顎洞(じょうがくどう)
⇒鼻の両側(頬付近)

 

A篩骨洞(しこつどう)
⇒目頭の内側

 

B前頭洞(ぜんとうどう)
⇒眉間から眉上

 

C蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)
⇒A篩骨洞のさらに奥深く

 

一般的には、広い意味で「蓄膿症(ちくのうしょう)」と呼ばれているため、ご存知の方も多いかもしれません。

 

副鼻腔炎は風邪やインフルエンザの延長で発症することが多く、鼻の奥に溜まった黄色や緑色の鼻水が、そのまま副鼻腔の中で溜まり続けることで、副鼻腔内で炎症を引き起こします。

 

また、例えば花粉などのアレルギー鼻炎で大量の鼻水が出た場合に、炎症が起こることがありますが、その炎症が鼻の奥にある「副鼻腔」にまで至る場合があります。

 

それら原因で炎症が引き起こされると、副鼻腔内で膿が発生し、風邪と同様に黄色の鼻水となって出てきます。

 

さらにそこから進行した場合は、緑の鼻水へと変化していきます。

 

これらの症状が慢性的(3ヶ月以上)になった場合、それは「慢性副鼻腔炎(蓄膿症)」と言われる病気に進行している可能性があります。

 

副鼻腔炎にも色々種類がありますが、一般的に言われる副鼻腔炎は風邪の延長から発症します

 

副鼻腔炎の場合は、自然治癒するものから、最悪手術が必要になるものまでありますので、まずは今の症状が副鼻腔炎なのか、さらにはどのタイプの副鼻腔炎なのか、見極める必要があります。

 

そしてその症状にあった治療を、早めに受けることをオススメします

 

副鼻腔炎をもっと詳しく!

副鼻腔炎の種類や違いを知ろう!

 

では、黄色や緑色の鼻水が出た場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?

 

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黄色や緑色の鼻水が出た場合の対処法!

これまでの説明の通り、色のついた鼻水は感染症を引き起こしている証拠です。

 

通常の風邪症状で黄色の鼻水が出ているレベルであれば、自然治癒することが多いですが、緑の鼻水の場合は上記の通り副鼻腔炎の可能性が高いため、抗生剤の投与が治療の第一選択肢になります。

 

市販(ドラッグストアや薬局で買える薬)の内服薬には抗生剤はありませんので、必ず病院での治療を受ける必要性があります。

 

なお、感染している病原菌の種類によって使われる抗生剤が変わってきますが、病原菌の型が特定されるまではセフェム系抗生剤が用いられるのが一般的です。
(セフェム系の抗生剤は、対象となる菌の種類が多いのが特徴です)

 

一般的なセフェム系抗生剤
  • セフゾン
  • パンスポリン
  • ケフラール
  • フロモックス
  • メイアクト

など。

 

そして診断した結果、副鼻腔炎だと分かった場合は、「マクロライド系抗生物質」が投与されることが多いです。

 

 

まとめ!

いかがでしたでしょうか?

 

ここまでの説明の通り、鼻水に緑っぽい色が含まれている場合は、副鼻腔炎の可能性が高いため、早めに病院にいきましょう。

 

また、「黄色の鼻水だから大丈夫」という訳でなく、他の風邪症状が落ち着いたにも関わらず黄色の鼻水が出続ける場合には、同じく副鼻腔炎の可能性がありますので、近くの病院を受診してくださいね。

 

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