喉が痛い!急性喉頭蓋炎とは?【症状・原因・治療・診断】

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喉が痛い!急性喉頭蓋炎とは?【症状・原因・治療・診断】

このページでは、

 

●急性喉頭蓋炎の症状・原因・治療・治療・診断
●その他、「喉の痛くなる原因」とは?

 

についてどこよりも分かりやすく説明します。

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急性喉頭蓋炎ってなに?

喉頭蓋炎(こうとうがいえん)とは、
喉の奥の方にある声門(声帯のあるところ)のすぐ上を覆うようにして存在している「喉頭蓋」という筋肉組織が、炎症を起こすことです。

 

では、喉頭蓋とは何か?という事から簡単に説明します。

 

まず、下の画像の赤枠で囲った部分が喉頭蓋です。

 


画像出典:http://www.jibika.or.jp/citizens/topics/taberu.html

 

喉頭蓋の役割はとても重要で、物を飲み込む時、間違って気道に入り込まないように蓋(ふた)をして食道に落とすという働きを担っています

 

もし、喉頭蓋が正常に働かないと、食べた物や飲みこんだ物が、気道に間違って入ってしまい(誤嚥:ごえん)、そこから感染や炎症が起こり「誤嚥性肺炎」を引き起こす危険性があります。

 

ここ数年、日本人の死亡原因トップ3では心臓病を抜いて ”肺炎” がランクインするようになりましたが、これは高齢者が肺炎にかかって死亡する例が増えたことが原因です。

 

その中でも「誤嚥性肺炎」での死亡率がとても高い、というデータが公表されています

 

「急性喉頭蓋炎」はこの重要な喉頭蓋に何かしらの原因で炎症が起こり、以下のような症状を起こす病気です。

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 急性喉頭蓋炎の症状とは?

急性喉頭蓋炎では、
以下のような症状が見られます。

 

●喉頭痛(こうとうつう)
⇒喉の奥の方で焼けるようなヒリヒリとした痛みがあります。
(”喉頭”の部分は、上の画像でご確認ください)

 

●嚥下障害(えんげしょうがい)
⇒喉が痛み、唾を飲みこむのも困難になります。

 

●喀痰(かくたん)
⇒炎症が起こり、痰がでます。

 

●喘鳴(ぜんめい)
⇒発病してから数時間後に呼吸が荒くなり「ゼイゼイ」とした喘鳴音が聞こえるようになります。
これは呼吸困難を引き起こす前兆症状です。

 

●窒息
⇒急性喉頭蓋炎では、気道を覆う喉頭蓋が炎症を起こして腫れ上がるため、気道をふさいでしまうことがあります
それが原因で呼吸困難に陥り窒息するケースが多発します。

 

●発熱

 

では続いて
「急性喉頭蓋炎の原因」について説明します。

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急性喉頭蓋炎の原因

この病気を引き起こす一番の原因は、

 

ウィルスや細菌による感染症がおこり、その炎症状が喉の奥にある喉頭蓋にまで広がっていくこと

 

です。

 

気道感染症の中でも、急性喉頭蓋にまで進行するのは

 

”B型インフルエンザ”

 

が最も多く、急性喉頭蓋炎の80%近くを占めると言われています。

 

「B型インフルエンザ」以外の原因としては、

 

●急性咽頭炎の急性増悪
⇒風邪やインフルエンザで起こる急性咽頭炎の症状が悪化し、感染による炎症が喉頭蓋まで進行する場合。

 

●気管支喘息、アレルギー性気管支炎
⇒気道に起こるアレルギー反応によって喉頭蓋に炎症が起こる場合。

 

●急性扁桃腺炎
⇒扁桃腺炎が喉頭蓋にまで広がっていくことで起こる場合。

 

●急性甲状腺炎
⇒甲状腺で起こった炎症が、喉頭蓋にまで広がっていくことで起こる場合。

 

などがあります。

 

上記の通り、
喉頭蓋に直接細菌やウィルスが感染する可能性があるのは ”B型インフルエンザ” のような強力なウィルスです。

 

それ以外のケースでは、気道内にある他の器官に起こった炎症が広がって喉頭蓋炎を引き起こすというケースが多くなります。

 

続いては、
「急性喉頭蓋炎の治療法」について説明します。


急性喉頭蓋炎の治療法

「喉頭蓋」は、口を開いても見えない部分に位置しています。

 

そのため、上記のような症状が現れると、病院では ”咽頭鏡””咽頭ファイバースコープ” と呼ばれる器具で喉頭蓋に腫れや赤みがあるかどうかを確認・診断します。

 

なお、下の画像の通り「下咽頭」や「喉頭」は口を開けても見えない部分に位置しており、仮にこれらが炎症を起こしていた場合は「下咽頭炎」や「喉頭炎」と診断されます。

 

 

また、この病気を引き起こす原因の大半が ”B型インフルエンザ” なので、同時にインフルエンザの迅速検査も行います

 

 

 インフルエンザが原因の場合

インフルエンザウィルスが検出された場合は、抗インフルエンザ薬(タミフルやリレンザ)を投与します。

 

インフルエンザ以外の原因

その他の原因で発病している場合は、他の検査で原因を突き止めます。

 

”感染症” の場合は、ウィルスや細菌の特定までには少し時間を要するため、ウィルスと細菌の両方に効果がある ”セファム系の抗生剤” が投与されるケースが多いようです。

 

なお内服薬の場合は、喉の痛みと喉頭蓋の腫脹で「嚥下障害」を起こす可能性が高いため、受診時には静脈注射や点滴で抗生剤を投与するケースが多くなります

 

参考!
セファム系抗生剤の種類:
ケフレックス、ケフラール、フロモックス、メイアクト、セフゾン、オラセフ、パンスポリン、セフスパン、バナンなど

 

 

 アレルギー性呼吸器疾患(気管支喘息や慢性気管支炎など)が原因の場合

この場合は ”ステロイド吸入剤” を使用して症状の軽減を待ちます。

 

■ステロイド吸入剤(単剤):ステロイドが主成分の吸入剤
フルタイド、キュバール、パルミコートなど

 

■ステロイド吸入剤(混合剤):ステロイドと気管支拡張剤の配合剤
アドエア、シムビコートなど

 

 

 

では最後に、
「喉頭蓋炎意外の”喉が痛くなる原因”」について紹介します。


その他、喉が痛くなる原因は?

喉が痛くなる原因は様々です。

 

もし、「喉が痛いけれども、口を開いても赤みが見えない!」という場合は、上でも説明しておりますが、「喉頭蓋」と近い部分で炎症を起こす「下咽頭炎」や「喉頭炎」が疑われます。

 

《下咽頭炎》
急性咽頭炎の症状・原因・治療!長引くのは慢性咽頭炎かも!

 

《喉頭炎》
急性喉頭炎とは?症状・原因・治療と、慢性喉頭炎との違い!

 

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