匂いがわからない嗅覚障害!原因は蓄膿症?治療は漢方薬?

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匂いがわからない嗅覚障害!原因は蓄膿症?治療は漢方薬?

このページでは

 

  • 嗅覚障害とは!?
  • 嗅覚障害の種類と原因
  • 治療法
  • 治療で使われる漢方薬と市販薬!

 

についてわかりやすく説明します!

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嗅覚障害とは!?

「嗅覚障害」とは、匂いを感じるセンサーが何らかの異常を起こして

 

  • 匂いがわからなくなる
  • 匂いに敏感になる

 

などの症状があらわれます。

 

このとおり「嗅覚障害」と言ってもその症状は色々あり、そして原因も色々とあります。

 

そのため「嗅覚障害」とは、これだけで「単独の病気」を意味する言葉ではなく、嗅覚に異常を及ぼす病気の中の症状の一つ」だと考えて良いでしょう。

 

例えば、「特発性」とは「原因不明」を意味する医学用語ですが、原因が特定できない嗅覚低下とりあえず「特発性嗅覚障害」としておくことで、医療機関において検査や治療などが行えるということになります。

 

もし、なんの病名もつかないまま医療行為を行ってしまうと、それは法律違反になってしまいますが、それを回避するために、正式な病名が確定するまでの措置としてこのような使われ方となります。

 

では、嗅覚障害にはどのような種類・原因があるのでしょうか?


嗅覚障害の種類と原因!

嗅覚障害の場合

 

  • 嗅覚が低下する「嗅覚脱失(だっしつ)」、あるいは「嗅覚減退」
  • 嗅覚過敏(においに対し敏感になりすぎること)
  • 本来臭わないはずなのに臭う「嗅覚錯誤」あるいは「異臭症」

 

という3つのパターンがあります。

 

その中でも、大半は嗅覚脱失もしくは嗅覚減退であり、「匂いがわからなくなる」というのが一番多いパターンです。

 

また、嗅覚障害は次の3つの原因から引き起こされます。

 

 

原因@:呼吸性嗅覚障害

匂いの分子が、鼻の奥にある「嗅上皮(きゅうじょうひ)」という部分にまで到達できないことで起こる障害です。

 

この障害では、匂いがわからなくなります
(嗅覚脱失もしくは嗅覚減退)

 

嗅上皮に到達できなくなる原因としては

 

  • 鼻の穴を左右に隔てている「鼻中隔」という軟骨がありますが、これが湾曲してしまった場合
  • なんらかの理由で鼻の中を手術した後、粘膜癒着などが起こった場合
  • 蓄膿症やアレルギー性鼻炎に伴う「粘膜の腫れ」や「ポリープ」などが発生した場合

 

などがあります。

 

原因A:末梢神経性嗅覚障害

これは

 

  1. 匂いセンサーである「嗅上皮」の障害
  2. 嗅糸(嗅覚の末梢神経組織)の断裂

 

いずれかによって起こるケースです。

 

この場合も、匂いがわからなくなります
(嗅覚脱失もしくは嗅覚減退)

 

 

1.匂いセンサー「嗅上皮」の障害

嗅上皮そのものの「萎縮」「炎症」が原因であり、ウィルス性(風邪やインフルエンザなど)によるものがほとんどです。

 

 

2.嗅糸(嗅覚の末梢神経組織)の断裂

頭部打撲などの外傷を受けた場合に多いケースです。

 

なお、外傷による嗅覚障害は治りにくい治る見込みがないと言われています。

 

 

3.上記以外のケース

その他の原因としては、抗腫瘍薬「テガフール」を長期投与した場合、副作用として起こる場合があります。

 

 

原因B:中枢神経性嗅覚障害

これは

 

  • 脳腫瘍や脳内出血など「脳の障害」で、中枢神経(脳幹神経)に異常が起こった場合
  • アルツハイマーやパーキンソン病など「脳を萎縮させる病気」の場合

 

などに引き起こされるケースです。

 

この場合、うえで挙げた3つ

 

  • 嗅覚が低下する「嗅覚脱失(だっしつ)」、あるいは「嗅覚減退」
  • 嗅覚過敏(においに対し敏感になりすぎること)
  • 本来臭わないはずなのに臭う「嗅覚錯誤」あるいは「異臭症」

 

すべてが起こり得ます。

 

 

 

では続いて
「嗅覚障害の治療法とは?」について説明しましょう!

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嗅覚障害の治療法とは?

上記3つの原因でもっとも多いのは、「@呼吸性嗅覚障害」です。

 

その中でも多いのが、蓄膿症アレルギーによる鼻の中の炎症です。

 

この場合、症状や重症度によっても違いがありますが、蓄膿症では外科手術が行われるケースが比較的多く、それ以外の場合はステロイド点鼻薬による炎症のコントロール(花粉症、アレルギー性鼻炎など)が挙げられます。

 

おすすめ参考記事!
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その他は、上で挙げた「原因」とされている病気(風邪、インフルエンザ、アルツハイマー、脳腫瘍、頭部外傷など)を治療することが前提となります。

 

嗅覚障害に効果のある漢方

これは原因によって使う漢方や薬は変わってきます。

 

 

「鼻の中の腫れ」などで匂いが分からない場合!

上で挙げたとおり、「匂いがわからない」場合に多いのが嗅上皮へ匂い成分が届かないことです。

 

それが鼻炎によるものなのか、蓄膿症によるものなのかによっても変わりますが、それらが原因であれば、まずは鼻炎や蓄膿症に良いとされる漢方や市販薬をオススメします。

 

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その他の場合!

その他の場合として、「物理的に嗅覚の末梢神経組織である嗅糸が切断されてしまった場合」を除けば、嗅覚障害の大きな原因としては

 

  • 自律神経の乱れ
  • 内分泌系ホルモンのバランス異常

 

の二つのポイントが指摘されています。

 

どちらも人間の生命維持機能にとって重要な器官や物質であり、血流障害によって狂いが生じることが確認されています。

 

したがって、漢方薬の持つ気血の流れを調整する作用を上手く活用できれば、嗅覚障害の状態を改善させることが見込めます。

 

そこで、「嗅覚障害に効果がある」とされている漢方薬の中で、代表的なものを紹介していきます。

 

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

もっとも代表的な嗅覚障害改善用の漢方薬です。

 

特に風邪やインフルエンザなどによる「呼吸性嗅覚障害」に効果があるとされています。

 

 

 

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

風邪などの一時的な嗅覚障害ではなく、慢性的な嗅覚障害の場合に処方される漢方薬です。

 

別のページでも詳しくまとめています!
副鼻腔炎・蓄膿症の漢方「荊芥連翹湯/ケイガイレンゲイトウ」の効果

 

 

 

 

では最後に
「嗅覚障害を治すには?」についてです。

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嗅覚障害を治すには?

ここまでで説明のとおり、「匂いがわからないな・・・」と感じる場合の多くは、

 

  • 一時的な鼻腔内の炎症
  • 慢性的な炎症(鼻炎や蓄膿症によるもの)

 

が多いです。

 

そのため、しばらく鼻の調子が良くない場合は、まずは蓄膿症やアレルギー性鼻炎(花粉症)を疑ってみましょう。

 

 

その他、「鼻に思い当たる問題はなさそうだな・・・」という場合は、一度耳鼻科を受診してみましょう。

 

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