鼻水の色や咳、喉の痛みからインフルエンザと風邪症状を見極める!

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インフルエンザと風邪で、鼻水などの症状は変わるの!?

このページでは、

 

インフルエンザと風邪の症状の違い
インフルエンザと風邪、病院へ行くべき?
鼻水が続く場合は注意も必要

 

について、わかりやすくまとめています。

 

 

インフルエンザと風邪の症状

Aさん
「風邪気味なので早退させて下さい・・・。」

 

翌日

 

「おーい。Aさんやっぱりインフルだったみたいだぞ。皆も手洗いうがい、徹底するように!」

 

 

誰もがこのような会話を、聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

インフルエンザと風邪については、病院での検査がなければはっきりとは分かりませんが、症状には色々な違いがあるのです。

 

その症状の違いを知り、インフルエンザと風邪を見極め、適切な処置・対処をしましょう!

 

 症状の違いを知る

まずは、
典型的な症状の違いを見てみましょう。

 

 

インフルエンザ

風邪

症状が出る場所 全身 主に鼻・喉
症状の進行速度 急に発症 ゆるやかに発症
発熱 39℃〜40℃ 38℃前後
鼻水 しばらくした後に出る ひき始めから出る
頭痛 強く痛む 弱い痛み
多い(止まらない場合もある) 軽く出る
くしゃみ あまり出ない 出る
寒気 強く感じる 軽く感じる
筋肉痛や関節痛 強く感じる 軽く感じる
喉の痛み 痛む 痛む

 

上記表は、
あくまでも一般的な症状の違いであり、必ずしもこれに当てはまるとは限りませんが、おおよその判断目安としてみて下さい。

 

ではここからは、
見極めるポイントをもう少し説明します。

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上記症状のうち、分かりやすい症状の違いが実はあります。

 

それは、

 

喉の痛み
鼻水

 

これらの症状が、インフルエンザの場合はしばらく経ってから発症するのです。

 

これらは部分症状とも呼ばれており、
一般的に全身症状(発熱や筋肉痛、頭痛など)が2、3日続いた後に発症します

 

これはインフルエンザの治りかけのサインとも言われます。

 

 

しかしここで注意しなければならないのは、
上記はあくまでも「急にインフルエンザにかかってしまった場合」の話であることです。

 

逆に、風邪の延長からインフルエンザにかかってしまった場合は、すでに鼻水・咳・喉の痛みを感じているでしょうから、あまり目安にはなりません

 

その場合は、全身の筋肉・関節痛、頭痛の強さなどから判断しなければなりません。

 

なお、「風邪の治りかけ」のバロメーターと古くから言われる、「鼻水の色」に関しては、風邪であってもインフルエンザであっても

 

透明 ⇒ 黄色 ⇒ (酷い場合)緑色

 

と変化していきます。

 

それに加え、さらさらな鼻水からネバネバな鼻水へと粘度も変わっていきます。

 

 

また、「くしゃみ」に関しては、
風邪の場合の方が出やすいため、一つの判断材料になります。

 

 

「喉の痛み」は説明の通り、インフルエンザの場合は"治りかけのサイン"と捉えることが出来ますが、長引く場合は風邪や違う原因が考えられます。

 

 

では、
これらの症状から判断できない場合は、どうしたら良いのでしょうか?

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インフルエンザ・風邪の場合、病院へ行くべきか?

症状からどちらなのか判断できないし、
とりあえず辛いから薬で抑えたい。

 

誰しもそのように思いますが、本当に病院へ行くべきなのでしょうか?

 

これは、病院の先生もよく言う

 

「身体が弱っている時に、わざわざ他の菌をもらいにくる必要が無い」

 

という言葉にある通り、病院からすれば絶対に受診しなければならないということは無いようです。

 

事実、私が受診した病院では「来なくても良い」と言われました。

 

※以下で説明しますが、高齢者と小児の場合は受診した方が良いでしょう

 

確かにインフルエンザと判断されれば、タミフルなどの抗インフルエンザ薬によって苦痛から少しでも早く抜け出せるかもしれません。

 

また、学校・会社への診断書の提出が必要な場合もあるかも知れません。

 

しかし、インフルエンザは放っておいても菌は死滅していくため、「周りにうつす・自分が他の病気に感染する」リスクがある中で、わざわざ受診する必要は無いようです。

 

なお、風邪であった場合は、
インフルエンザウイルスと違い、風邪ウイルスには有効な薬がありませんので、これも病院への受診は本来必要ないようです。

 

ただし注意点として、インフルエンザには以下の様な合併症があり、時に命にも関わる場合がありますので、高齢者や小児(赤ちゃん、乳幼児)は病院を受診してください。

 

■5歳以下の小児の場合
インフルエンザ脳症にかかる可能性があります。
これは発熱中にけいれんや嘔吐、異常行動、意識障害などを引き起こします

■高齢者の場合
二次性細菌性肺炎にかかる場合があります。
これは、インフルエンザにかかることで、身体の免疫力が下がり、細菌性の肺炎にもかかってしまう合併症です。

 

とは言え、「あまり受診する必要は無い」と先生が言う理由が分からなくもありませんが、素人では判断つかない点も多いと思いますので、原則はどんな方であっても、疑わしい症状が出ている場合はとりあえず受診した方が良いでしょう。

 

なお、
大人・子供関わらず、鼻水や鼻づまりが長期間続くようであれば、以下の注意が必要です。

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鼻水が続く場合は注意も必要

インフルエンザや風邪に関わらず、
黄色や緑の鼻水、または鼻づまりが長く続く場合、鼻の近くにある「副鼻腔」という部分の細菌感染及び炎症にも繋がります

 

「副鼻腔」が炎症を起こし、
膿が溜まることを副鼻腔炎、別名「蓄膿症と呼びます。

 

副鼻腔炎では、頭痛・頬の痛み・口臭・鼻水・鼻づまりなど、さまざまな症状を引き起こします。

 

鼻水や鼻づまりが一週間以上続くようであれば、念のため「副鼻腔炎(蓄膿症)」も確認しておくことをオススメします。

 

副鼻腔炎の基礎(種類や違いについて)

副鼻腔炎になる前に!鼻水が出る原因!

副鼻腔炎になる前に!鼻水の止め方!

かなり効く!鼻うがいのやり方と効果

 

また、鼻と喉の間が気持ち悪い、イガイガする場合は、後鼻漏(こうびろう)も疑いましょう。

 

後鼻漏とは?症状・原因・治療法!

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