鼻風邪・風邪・花粉症(アレルギー性鼻炎)は鼻水の色で分かる!

花粉症・鼻炎のオススメ市販薬

風邪と鼻風邪、そして花粉症の違いとは?

このページでは、

 

鼻風邪・風邪・花粉症を鼻水から判断する方法!

 

についてどこよりもわかりやすく!説明します。

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鼻風邪・風邪・花粉症の特徴を知ろう

 

「あぁ〜鼻水が止まらないなぁ・・・」

 

と悩んでいるあなたへ。

 

もし今が花粉の時期であれば、

 

「風邪気味なのかなぁ。それとも花粉症によるもの?どっち!?」

 

となおさら悩むところでしょう。

 

薬を飲むにしても、
アレルギー性なのか、ウイルス性による風邪なのか、はっきりさせなければ効果が出ません。

 

ですが、そんな紛らわしい「風邪」と「花粉症(アレルギー性鼻炎)」、さらにはあまり聞きなれない「鼻風邪」の違いを、鼻水からある程度判断できるのです。

 

もちろん100%の確信を持って判断できるものではありませんので、あくまで判断する際の参考程度に捉えてください。

 

より明確にしたい方は、耳鼻科を受診しましょう。

 

ではここから、
花粉症・鼻風邪・風邪、それぞれの鼻水の特徴を一つずつ紹介します。

 

その特徴から、鼻水の原因とその対処の方法を知ってください!

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花粉症(アレルギー性鼻炎)の鼻水の特徴

まずは花粉症による鼻水の特徴から説明しましょう。

 

鼻水が出る原因はいくつかありますが、多くは「外部からの異物を侵入させない、排出する」ために鼻水が出ます。

 

これは花粉症(アレルギー性鼻炎)、そして後に説明する風邪ウイルスについても同様です。

 

アレルギー性鼻炎とは、
「本来は害とならない異物(例えば花粉やホコリ)」の侵入に対して、身体の防御反応(免疫反応)が過剰に働いてしまい、異物を流しだそうと鼻水を大量に出してしまう症状です。

 

鼻水以外には、くしゃみ・鼻づまりを起こします。

 

アレルギー性鼻炎の一つ目の特徴として、花粉やホコリを流し出すために、「透明でさらさらの鼻水」が大量に出ます。

 

二つ目の特徴としては、副交感神経が優先される「朝と夜に鼻水・鼻づまりが起きやすい」傾向にあります。

 

これは実際にモーニングアタックとも呼ばれている程、多くみられる傾向です。

 

実際に、スギ花粉のピークである3月と4月に、当サイトではモーニングアタックに関する記事が圧倒的に閲覧されます。

 

■参考:朝と夜に鼻水・鼻づまりが起きるのはなぜ?

 

 鼻風邪の鼻水の特徴

では続いて「鼻風邪」による鼻水の特徴を見てみましょう。

 

まず、「鼻風邪」という言葉をご存知でしょうか?

 

詳しくは「鼻風邪とはなにか?」をご覧いただければ分かりますが、簡単に言うと

 

鼻の症状(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)のみが出ており、なんとなく風邪っぽい状態

 

をさします。

 

ちなみに、喉の症状のみがあらわれる場合は喉風邪と言い、鼻や喉の症状をすべてあわせて上気道炎(風邪)と言います。

 

鼻風邪の特徴としては、アレルギー性鼻炎と同様に「透明でさらさらの鼻水」が出ます。

 

くしゃみや鼻づまりに関しても、アレルギー性鼻炎と同様なので、非常に判断しにくいところではあります。

 

しかし鼻風邪では、

 

  1. アレルギー性鼻炎の特徴「朝と夜に症状が強くなりやすい」という特徴が無い

    (つまり時間帯関わらず鼻水、鼻づまり、くしゃみがおきる)

  2. 花粉症のピーク時期「2月、3月、4月」以外にもおきている
  3. やや熱いお風呂につかり、汗をかくと症状がマシになる

    (体温を向上させることで、風邪ウイルスの殺菌や免疫力を向上させる)

 

という点がアレルギー性鼻炎との違いになります。

 

とくにBに関しては、鼻風邪(または喉の痛みを伴う普通の風邪であっても)に結構有効なのでお試しください。

 

※汗のかきすぎによる脱水症状にはご注意ください

 

 

では最後に、
「風邪の場合の鼻水」の特徴を見てみましょう。

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 風邪の場合の鼻水の特徴

では最後に「風邪」の場合の鼻水について説明しましょう。

 

鼻風邪を通り越し「本格的な風邪」になった場合は、まず鼻水以外にも喉の痛み、頭痛、咳、など一般的な風邪症状が現れます。

 

その上で、鼻水の状態が以下のように変化していきます。

 

  1. さらさらで透明な鼻水(初期風邪、つまり鼻風邪状態)
  2. ねばねばで透明な鼻水
  3. ねばねばで黄色の鼻水
  4. さらに悪化した場合、緑色の鼻水

 

参考:

 

そのため、色が変わるような鼻水が出る場合、それはほぼ「本格的な風邪にかかり、風邪ウイルスと戦っている証拠」と考えて良いでしょう。

 

しかし注意点があります。

 

鼻水が黄色や緑色になる原因としては、鼻の奥で炎症を起こす「副鼻腔炎」の可能性もあります。

 

ここで副鼻腔炎とは何か、簡単に説明します。

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副鼻腔炎とは?

副鼻腔炎(ふくびくうえん)とは、
鼻の周辺にある4箇所(左右計8箇所)の「副鼻腔」という場所が、何らかの原因で炎症を起こす病気です。

 

 

@上顎洞(じょうがくどう)
⇒鼻の両側(頬付近)

A篩骨洞(しこつどう)
⇒目頭の内側

B前頭洞(ぜんとうどう)
⇒眉間から眉上

C蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)
⇒A篩骨洞のさらに奥深く

 

一般的には、広い意味で「蓄膿症(ちくのうしょう)」と呼ばれているため、ご存知の方も多いかもしれません。

 

この副鼻腔炎では、「副鼻腔」に膿が溜まり、その膿が黄色や緑の鼻水となって出てきます

 

もし、

 

「片側だけ黄色い鼻水が出る」
「ほほあたりが痛い」
「しばらく続いている・・・」

 

など、通常の風邪症状ではない!と思われる場合は、副鼻腔炎を疑ってください。

 

参考記事!
>>副鼻腔炎の種類と症状の違いを知ろう!

 

仮に風邪が原因の場合は、身体の治癒力によりそのうち黄色・緑色の鼻水は出なくなります

 

逆に副鼻腔炎の場合は、自然治癒するものから、最悪手術が必要になるものまでありますので、まずはその症状が副鼻腔炎なのか、さらにはどのタイプの副鼻腔炎なのか、見極める必要があります。

 

そしてその症状にあった治療を、早めに受けることをオススメします

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副鼻腔炎の種類や違いについて

  1. 急性副鼻腔炎の症状・原因・治療!
  2. 慢性副鼻腔炎の症状・原因・治療!
  3. 好酸球性副鼻腔炎の症状・原因・治療!
  4. 副鼻腔真菌症の症状・原因・治療!

 

<あわせてご確認下さい!>

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