鼻水・鼻くそに血が混じる原因!赤茶色は病気のサイン?

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鼻糞・鼻水に血が混ざるのはなぜ?

鼻水鼻くそにおける症状の一つで、

 

鼻水や鼻くそに血が混ざるなぁ・・・

赤い、茶色い鼻水が出るなぁ・・・

 

という方が、実は多くいらっしゃいます。

 

今回は「鼻くそ」や、鼻くその元である「鼻水」に

 

血液が混ざる「原因」と、その「治し方」

 

について説明させていただきます。

 

なお、

 

「鼻水が赤くなる!茶色くなる!」という方も、鼻水に血が混ざっている可能性が高いため

 

当ページが役に立つと思われます。

 

最初に一点、痰に血が混ざる!という方で「鼻の奥から喉に降りてきている痰」に思いあたる方は、当ページに合わせ、後鼻漏を知ることも大切です。

 

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鼻くそ・鼻水に血が混ざる原因は?

 

  1. 鼻の中の粘膜の乾燥によるもの
  2. 風やアレルギーによるもの
  3. 上顎ガンの疑い・・・
  4. 副鼻腔炎を疑ってみる

 

 

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鼻糞・鼻水に血液が混じる原因と治療について

さて、鼻くそに血が混ざるということは、

 

鼻水と血液が混ざった状態で「鼻くそが作られている」

 

ということです。(参考:鼻くそが溜まる原因)

 

では、一般的に起こりうる鼻血には、どのような原因があるのでしょうか?

 

主に4つありますので、分かりやすくご説明させていただきます。

 

 

原因@ 鼻の中の粘膜が乾燥している

「冬の乾燥する時期になると、鼻くそに血が混ざる」という方は、この「乾燥」によるものが割と多いです。

 

粘膜が乾燥している状態で「鼻をかむ」「鼻の掃除をする」等すると、粘膜が湿っていないため、毛細血管に直に衝撃が加わってしまいます。

 

その結果、毛細血管が切れ、鼻血が出やすくなります。

 

対処法としてはやはり「鼻腔内を乾燥させない」ことを目的とした方法となります。

 

  • マスクを着用する
  • 馬油やオリーブオイルを塗る
  • 市販薬「ゲンタシン」を使用する
  • 鼻腔内スプレーを使用する
  • 加湿器にて鼻腔内を潤す

 

加湿器やスプレーなどで潤すことは理にかなっていますが、一般的に軟膏を塗るほうが早く治癒する方が多いようです。

 

以上が、考えられる一つ目の原因です。

 

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原因A風邪やアレルギーによる鼻血

風邪をひくと、鼻内部の粘膜は異物(ウイルスや花粉など)と戦うために、大量の鼻水を出そうとします。

 

しかしその際、鼻腔内の毛細血管が広げられ、同時に鼻粘膜が腫れたり、ひいたりもしています。

 

毛細血管が拡張していると、鼻粘膜は弱い刺激(軽く鼻をすする程度)であっても、鼻血が滲み出やすくなります。

 

さらに、花粉アレルギーなどで、長期間鼻粘膜の腫れ(炎症)が続くと、結果として鼻を通る空気の流れがとても悪くなります。そう、鼻づまりです。

 

この鼻づまりを解消する為に、繰り返し鼻をかんだり、鼻をすすったりすることで、気づかない間に鼻粘膜から血が滲み出ていることも多々あります

 

 

原因B上顎ガンの疑い

鼻の周辺には左右対称に4つ(計8つ)の「副鼻腔」という空洞があります。

 

 

 

このうち、小鼻の横にある「上顎洞」という部分において、発生するがんがあります。

 

この「上顎がん」では、
腫瘍の出来た方(片方)だけに、鼻づまりや血の混じった臭い鼻水が出ます

 

この上顎ガンは、中年以上に多く見られます。

 

しかし、続いて紹介する「副鼻腔炎(蓄膿症)」は、若年層から十分に起こりえますので、注意が必要です。

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原因C 副鼻腔炎を疑う

副鼻腔炎(ふくびくうえん)とは、鼻の周辺にある「副鼻腔」という箇所が、何らかの原因で炎症を起こす病気です。

 

 

@上顎洞(じょうがくどう)
⇒鼻の両側(頬付近)

A篩骨洞(しこつどう)
⇒目頭の内側

B前頭洞(ぜんとうどう)
⇒眉間から眉上

C蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)
⇒A篩骨洞のさらに奥深く

 

 

一般的には、広い意味で「蓄膿症(ちくのうしょう)」と呼ばれているため、ご存知の方も多いかもしれません。

 

 

副鼻腔炎(蓄膿症)の簡単な説明

 

副鼻腔炎の症状とは?

  • 頭が重い
  • 頭痛
  • 鼻づまり
  • 副鼻腔付近の鈍い痛み

なぜ副鼻腔炎が起こるの?

一般的に、以下の順で発症します。

  1. 風邪などにより、副鼻腔内に炎症が起きる
  2. 炎症で発生した膿が、排出されずに副鼻腔内に溜まる
  3. 溜まった膿が粘膜を覆うことで、さらに膿が排出されなくなる

副鼻腔炎は種類があるの?

以下の4種類に分類されます。

  1. 急性副鼻腔炎

  2. 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)

  3. 好酸球性副鼻腔炎

  4. 副鼻腔真菌症

 

 

この副鼻腔炎では、炎症による鼻粘膜のただれによって、出血しやくなります。

 

副鼻腔真菌症は、副鼻腔炎の中でも特に鼻血をともないます。

 

また、急性副鼻腔炎は片側だけで発症しやすいので、片側だけ血が混じる場合は、そのサインの可能性もあります。

 

従って、鼻くそに血が滲む場合、この「副鼻腔炎」の可能性も捨て切れません。

 

副鼻腔炎は既述の通り4種類に分けられ、それぞれ症状も原因も治療も異なります。

 

膿が溜まってしまった場合、穿刺排膿という膿出し治療をする場合がありますが、これが激痛だ!という声も聞かれます。

 

また、繰り返し膿が溜まる場合は、手術も行われます。

 

そのため、副鼻腔炎が疑われる場合は、早めの受診をオススメします

 

副鼻腔炎の基礎(種類や違いについて)

  1. 急性副鼻腔炎の症状・原因・治療!
  2. 慢性副鼻腔炎の症状・原因・治療!
  3. 好酸球性副鼻腔炎の症状・原因・治療!
  4. 副鼻腔真菌症の症状・原因・治療!

 

 

さて、このページでは一般的に見られやすい鼻血の原因を紹介しました。

 

鼻血については以下の記事も人気ですので、あわせてご確認ください。

 

おすすめ人気記事!
>>鼻血がよく出る10の原因と、3種の止め方・対処!

 

 

また冒頭に記載の通り、痰(たん)」に血が混ざる!という方で、「鼻の奥から喉に降りてきている痰」に思いあたる方は、当ページに合わせ、後鼻漏を知ることも大切です。

 

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