メキタジン(ゼスラン,ニポラジン)とは?効果・効能・副作用

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メキタジン(ゼスラン,ニポラジン)とは?効果・効能・副作用

このページでは、

 

  • ゼスラン、ニポラジン、メキタジンってなに?
  • 効果と効能
  • 種類と違い、ジェネリック薬について
  • 市販薬はあるの?
  • 服用方法は?
  • 副作用は?
  • 最後に!

 

についてどこよりもわかりやすく!説明します。


メキタジン(ゼスラン、ニポラジン)ってなに?

メキタジン(ゼスラン、ニポラジン)とは、主にアレルギー症状に処方される薬の一つです。

 

「メキタジン」は成分名、ゼスランやニポラジンは商品名です。

 

なので病院で処方される薬としては、

 

●ゼスラン錠(細粒やシロップもあり)
●ニポラジン錠(細粒やシロップもあり)

 

が多いのですが、ジェネリック医薬品として

 

●メキタジン細粒 / メキタジン錠

 

などが処方されることもあります。

 

※ジェネリックについては後ほど紹介します

 

 

とは言えあまり薬の名称にこだわる必要はなく、

 

ゼスラン = ニポラジン = メキタジン

 

と捉えて頂いて問題ありません。

 

ではそんなメキタジン(ゼスラン・ニポラジン)について、まずは「効果・効能」から説明していきましょう。

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メキタジン(ゼスラン・ニポラジン)の効果、効能とは?

メキタジンは「抗ヒスタミン剤」と呼ばれる薬の一つで、アレルギー反応を抑えてくれる薬です。

 

そのため、主にアレルギー性鼻炎(鼻水・鼻づまり)に処方されることが多いですが、その他にも

 

気管支喘息
●蕁麻疹

 

などアレルギー疾患に処方されます。

 

特徴としては、

 

  • 抗ヒスタミン剤の中でも、副作用が少ない方
  • 数ある抗ヒスタミン剤の中でも「気管支喘息への効果が試験で確認されている」数少ない薬の一つ

 

ということです。

 

 

抗ヒスタミン剤ってなに?

ここで先ほどから出てる「抗ヒスタミン剤」について、まずは簡単に触れておきましょう。

 

花粉やダニ、ハウスダストなどにアレルギーを持つ人間が、それらを吸い込んだとき、体内ではヒスタミンと呼ばれる物質が放出されます。

 

このヒスタミンは「アレルギー症状を引き起こす物質の一つ」です。

 

そしてこのヒスタミンは、「ヒスタミン受容体」と呼ばれるものと結合するのですが、この「結合」によってアレルギー反応が引き起こされてしまいます。

 

そこで「抗ヒスタミン剤」の登場です!

 

抗ヒスタミン剤が何をするのかと言うと、「ヒスタミン受容体」をヒスタミンからブロックする作用を持ちます。

 

つまり、ヒスタミンと受容体が結合できなくなるため、アレルギー反応が起きなくなる、というわけです。

 

ちなみに抗ヒスタミン剤には

 

・第一世代ヒスタミン剤
・第二世代ヒスタミン剤

 

が存在するのですが、メキタジンは第二世代のヒスタミン剤に該当します。

 

第二世代のヒスタミン剤は一般的に眠気などの副作用が起こりにくいとされており、アレルギーによる鼻炎であれば、病院で処方される薬の多くは第二世代のものになります。

 

 

アレルギーを引き起こす物質はヒスタミン以外にも!

 

アレルギーを抑える = 抗ヒスタミン剤

 

と言えるほど、アレルギーには「抗ヒスタミン剤」が処方されます。

 

しかし、ヒスタミン以外にもアレルギーを引き起こす物質があります。

 

それが、

 

ロイコトリエン

 

です。
(アレルギーが引き起こされる要因はこれ以外にも様々です)

 

この「ロイコトリエン」に対しても抗ロイコトリエン剤と呼ばれる薬があります。

 

 

実はメキタジンは抗ヒスタミン剤でありながら、ロイコトリエンを抑制する作用も持ちあわせているのです。

 

 

 

つまり、

 

・ヒスタミンを抑える
・ロイコトリエンを抑える

 

というWのアプローチにより、アレルギー症状を緩和してくれるのです。

 

ちなみに!
ヒスタミンは鼻水やクシャミ、痒みなどの症状を、ロイコトリエンは鼻づまりや喘息などを引き起こすアレルギーです。

そのため、症状によって抗ヒスタミン剤や抗ロイコトリエンを使い分けたり、併用するなどします。

 

 

では続いて
「ゼスラン・ニポラジンなど、薬の種類」について説明しましょう。

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メキタジンにはどんな種類の薬がある?

「メキタジン」を主成分とする薬はいくつかの種類があります。

 

まず、有名どころとして

 

●ゼスラン(旭化成ファーマ)
●ニポラジン(アルフレッサファーマ)

 

が挙げられます。

 

そしてそれぞれ、

 

  • 小児用細粒0.6%
  • 錠3mg
  • 小児用シロップ0.03%

 

の3種類が製造されています。

 

つまり、製薬会社によって薬の名前が違うだけであり、ゼスランもニポラジンも全く一緒のお薬です。

 

ちなみにシロップや細粒は小さな子供が飲みやすいよう作られており、オレンジやイチゴの香りがします。

 

なお、これらの違いによる用法・用量は後ほど説明します。

 

また、ジェネリック医薬品としては

 

  • メキタジン錠3mg「タイヨー」(テバ製薬)
  • シークナロン錠3mg(テバ製薬)
  • ベナンザール錠3mg(コーアイセイ)

※その他、細粒/シロップのジェネリックもあります

 

などがあり、これらが処方されることもあります。

 

※ジェネリック医薬品は、先発薬の1/2ほどの価格ですので、安く済ませたい方はジェネリックと伝えてみましょう。

 

 

市販品はあるの?

メキタジンを含む市販薬は以下のとおり販売されております。

 

ただしこれらは「気管支喘息」向けではなく、あくまで「アレルギー性鼻炎」向けとして販売されております。

 

気管支喘息の市販品は喘息・咳喘息に効く市販薬と漢方薬!吸入薬はどこで買える?でまとめています。

 

 

ストナリニ・ガード

まずは佐藤製薬から販売されているストナリニ・ガードです。

 

こちらは医療用と同量のメキタジンが配合されており、1日2回の服用です。

 

鼻水・鼻づまりのほか、なみだ目や喉の痛み、頭痛などにも効果があります。

 

医療用と同量ということで元々「第1類医薬品」だったのですが、安全性が確立したことで2015年9月より「第2類医薬品」となりました。

 

 

 

アルガード鼻炎内服薬ZU

こちらはロート製薬から販売されています。

 

メキタジン以外にも5つの有効成分を含んでおり、抗ヒスタミン作用だけでなく、「血管収縮作用」や「鼻水の分泌を抑制する作用」があります。

 

 

 

 

では続いて、
「服用方法」について説明しましょう。

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ゼスラン、ニポラジンの用法・用量は?

大人の場合、子どもの場合をそれぞれ説明しましょう。

 

まずは大人の場合です。

 

気管支喘息の場合

通常、成人は1回6mgを一日2回服用します。

 

その他の症状の場合

通常、成人は1回3mgを一日2回服用します。

 

 

続いて子どもの場合です。

 

気管支喘息の場合

通常、小児は1回 0.12mg/kg を一日2回服用します。

 

その他の症状の場合

通常、小児は1回 0.06mg/kg を一日2回服用します。

 

 

 

いずれの場合も医師の判断で年齢、症状により適宜増減することが可能です。

 

したがって、医師の指示に従い用法・用量を守って服用するようにしましょう。

 

 

では続いて
「副作用」について説明しましょう。


メキタジンの副作用とは?

上でも説明した通り、
ゼスラン・ニポラジンの成分である「メキタジン」は抗ヒスタミン薬です。

 

メキタジンに関わらず、
抗ヒスタミン薬には代表的な副作用があります。

 

それが、

 

・眠気
・口の渇き
・下痢
・吐き気

 

です。

 

これらの副作用が出る詳しい理由はここでは省きますが、メキタジンはこれらの副作用が出にくい第二世代抗ヒスタミン薬に分類されます。

 

第一世代のヒスタミン薬
ポララミンやレスタミンなどがあり、副作用が出やすい

 

第二世代のヒスタミン薬
⇒アレグラやアレジオンなどがあり、副作用が出にくい

 

しかし、これはあくまでも「出にくい」というだけの話です。

 

第二世代のヒスタミン薬といっても種類は多く、人によっては眠くなってしまったり、口が渇いてしまったり、といった副作用が出てしまいます。

 

その他の副作用

その他の副作用としては

 

  • 動悸
  • 目がかすむ
  • 発疹が出る(皮膚症状)
  • 光線過敏症(日光アレルギー)

 

などが挙げられます。

 

さらに、めったにみられませんがアナフィラキシーショック肝臓の機能障害血小板の減少なども報告されています。

 

 

服用を避けるべきケース

以下のケースにあてはまる場合、服用は控えましょう。

 

  • 緑内障患者への投与
  • 前立腺肥大症患者への投与

 

これは抗ヒスタミン剤にある「抗コリン作用」によって、症状の悪化が懸念されるためです。

 

なお、アルコールと一緒に服用してしまうと、効果・副作用が強く出てしまうため、アルコール摂取時は服用を避けましょう。

 

 

 

では最後に
「鼻炎を少しでも早く楽にするには?」について説明しましょう。

 

最後に!

説明の通り、メキタジンは第二世代の抗ヒスタミン剤です。

 

副作用の少ないとされる第二世代のヒスタミン薬が主流となった今では、病院で処方されることも多いでしょう。

 

とは言え上でも紹介したとおり、最近は市販薬でも第二世代の抗ヒスタミン剤があり、効果が見込めるものがたくさん出てきています

 

※気管支喘息の場合は、喘息・咳喘息に効く市販薬と漢方薬!吸入薬はどこで買える?が参考になるかと思います

 

 

例えば、アレジオンアレグラも元々は処方薬でした。

 

筆者は通年鼻炎・蓄膿症であることから、それら市販薬についても多くを試し、副作用や効果を比較してきました。

 

鼻炎(鼻水,鼻づまり)花粉症,風邪に効くおすすめ市販薬ランキング

 

また、薬に頼らない対処法もわかりやすくまとめています。

 

即効!鼻水を止める方法&鼻づまり解消法!ツボ押しの効果とは

 

花粉症の症状と時期、対策予防31選!(食べ物・お茶・ワセリン・ヨーグルト・注射)

 

当サイトを通して、少しでもあなたの鼻をスッキリとさせる手助けが出来れば幸いです。

 


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