痰が出る!痰が絡む原因は黄色,黄緑,白,透明など色から判別

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痰が絡む原因は黄色、黄緑、白色、透明など色から判別する!

体調が悪い時に喉に絡みつきやすい「痰」。

 

外を歩いていても、
「ガァー、ペッ!」と痰を吐き出すおじいさんを見かける事も多いと思います。

 

この「痰」はそもそも何?どういう役割があるの?
なぜ色がつくの?

 

どこよりも分かりやすく説明しましょう!

 

-目次-

1.痰とは?役割は?
2.痰の色と状態で、痰が出る原因が分かる
3.黄色の痰の原因
4.緑色の痰の原因
5.白色・透明の痰の原因
6.ピンク・茶色・赤・血が混じる
7.切る方法・出し方!
8.痰をさっぱりさせるオススメの方法!


痰とは?役割は?

痰(たん)とは、

 

●肺
●肺に繋がる気道(気管、気管支など)

 

から分泌される粘液です。

 

気管や気管支は、
下の図を見れば分かりやすいと思います。

 


画像引用:http://health.goo.ne.jp/medical/body/jin022

 

実は、人間の肺や気道(気管や気管支)では、痰は常に作られています

 

ですが、通常は分泌量も少ないため、知らない間に胃の方へ流れおちています。

 

しかし、何らかの異物(たとえば病原菌など)が体内に入ってきた時に、肺や気道がその異物に対抗するために、多くの痰を出します。

 

そしてその痰に異物を絡ませ、口から外へ吐き出そうとするのが、人間の生態的防御反応です。

 

したがって、「痰が出る」ということは、

 

体内に「何か」が進入し、それを身体が拒んでいる状態

 

と言えるのです。

 

そしてその「何か」によって、痰の色や状態(さらさら・ネバネバなど)にも変化が起きます。

 

だからこそ、

 

”痰の色や状態” を見ることで、「痰が出ている原因」を突き止めることができる

 

のです。

 

では、痰の色や状態から根本原因を探ってみましょう!

 

ちなみに!
後鼻漏(鼻水が喉に流れてくる症状)の場合は、それは「痰」ではなく「鼻水」です。
もし「鼻の方から落ちてきてるな」と感じる場合は、後鼻漏をチェックしてみましょう!
後鼻漏の症状・原因・治し方を知ろう!

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痰の色と状態で、痰が出る原因が分かる!

痰の色は、
おおよそ以下の色に分かれます。

 

  • 透明
  • 白色
  • 白色と黄色の中間色
  • 黄色
  • 緑色
  • もも色(ピンク色)
  • 茶色
  • 赤色

 

なお、透明と白色に関してはそれぞれ

 

「ねばねばタイプ」
「さらさらタイプ」

 

の2種類に分かれると言われます。

 

しかし同じ病気であっても、

 

「初期の場合はさらさら」
「進行するとねばねば」

 

などに分類されたりもするため、当ページでは分かりやすく ”痰の色” を元に分類します。

 

ちなみに、

 

痰に限らず、鼻水などにも「色がつく」理由としては、

 

ウイルスや膿、血、そして体内の白血球(病原菌と戦ってくれる細胞)などが、それらに含まれるから

 

です。

 

では、色別にそれぞれ詳しく説明しますので、当てはまる色をチェックしてみましょう。

 

そして原因を知った上で、
ページ下の「痰の切り方、出し方について」へすすみましょう!


 

白色・白っぽい黄色・黄色

もっとも多く見られる痰がこれらの色です。

 

この場合に考えられる病気としては、以下5つが挙げられます。

 

 

急性気管支炎(きゅうせいきかんしえん)

「気管支」に入り込んだ微生物(ウイルス)が主な原因となり、気管支の粘膜が炎症を起こし、咳や痰が出ます。

 

風邪ウィルスやインフルエンザと併発することが多く、発熱を伴うことがあります。

 

他の症状としては、背中の痛みや手・足の関節痛、胃腸症状として嘔吐や下痢がみられる場合もあります。

 

なお通常の急性気管支炎(ウイルスが原因によるもの)であれば、痰の状態は透明に近いですが、二次感染として細菌感染した場合には黄色い痰が出るようになります。

 

 

 

急性肺炎(きゅうせいはいえん)

「肺」に入り込んだ微生物(ウイルス)が主な原因となり、肺に炎症を起こします。

 

急性気管支炎と同様に、風邪やインフルエンザと併発することが多いです。

 

他の症状としては全身の倦怠感や胸の痛みなどもみられます。

 

こちらも細菌性であればやや粘りの強い黄色い痰が出ます。

 

 

急性咽頭炎(きゅうせいいんとうえん)

鼻と喉の境にある「咽頭」がウィルスや細菌により感染し、炎症を起こす症状です。

 

喉に急激な痛みが発症し、上記同様に風邪やインフルエンザによる頭痛や発熱を伴うこともあります。

 

もちろん、喉だけで発症することもあり「喉風邪」とも呼ばれます。

 

こちらも細菌性であれば、やや粘りの強い黄色い痰が出ます。

 

なお、痰は気道から分泌されるものと説明しましたが、「咽頭」も気道のひとつです。

 

 

 

びまん性汎細気管支炎

「びまんせいはんさいきかんしえん」と読みます。

 

呼吸細気管支という、簡単に言うと「気管支と肺をつなぐ部分」に炎症が起きる病気です。
(上記図にも記載があります)

 

症状としては長期にわたる咳と痰、息切れが特徴です。

 

そして痰の色は濃い黄色であることが多いです。

 

また、どの年代でも起こりえますが40歳から50歳の発症率が高いこと、そして副鼻腔炎(蓄膿症)を併発していることが多い、というのが特徴的です。

 

 

副鼻腔炎(ふくびくうえん)

副鼻腔炎(別名:蓄膿症)は鼻の病気であり、頬や額にある「副鼻腔」という空間に炎症が起きる症状です。

 

鼻から膿の混じった黄色い鼻水が喉に落ち、痰のように絡みつく事があります

 

原則、「痰は、気管・気管支・肺から作られるもの」ですので、ここでは詳しく説明しませんが、もし「口臭が強い」などあれば、副鼻腔炎の可能性もあります。

 

 

副鼻腔炎と、びまん性汎細気管支炎の併発
 この場合は、気管支側からの膿を含む痰に加え、膿を含む鼻水が鼻から落ちてくる可能性もあるので、「痰 + 鼻水」が喉にへばりつくことがあります。

 

 

 

さて、
ここまでは「痰が白色・白っぽい黄色・黄色」の場合について説明しました。

 

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続いては、
「痰が緑色の場合」について説明しましょう!

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痰の色が「緑色」になる原因!

痰が緑色の場合に考えられる症状は、
以下7つが挙げられます。

 

 

慢性気管支炎(まんせいきかんしえん)

慢性気管支炎は、原因不明である咳や痰が、3ヶ月以上継続する状態が、2年以上続く場合を言います。

 

※3ヶ月継続し、2ヶ月は症状が治まり、次は5ヶ月継続し・・・ という状態が2年以上続く場合です

 

例えば肺結核など、他の症状であることがはっきりとしている場合は、慢性気管支炎とは言いません。

 

「原因不明」と説明しておりますが、原因の多くが「長期間の喫煙」だと言われています。

 

原因が細菌による感染であり、長期(慢性的)に続いている場合は、濃い黄色〜緑色の痰が出ます。

 

 

 

気管支拡張症(きかんしかくちょうしょう)

気管支拡張症とは、「気管支」が拡張してしまい元に戻らなくなる症状であり、男性よりも女性の方が多くみられる病気です。

 

ほとんどの場合が、原因不明の上記「慢性気管支炎」と併発しますが、その他色々な原因でも、気管支拡張症は発症します。

 

慢性的な咳と痰が特徴的で、多いときは一日100mlを超す痰が出ます。

 

他の症状としては

 

  • 呼吸困難
  • 高熱
  • 全身の倦怠感
  • 体重の減少

 

などの症状があらわれることもあります。

 

※全く自覚症状があらわれない場合もあります

 

痰の色としては黄色〜緑色、さらに悪化すると血液を含む場合もあります。

 

 

びまん性汎細気管支炎

痰が黄色いときに疑われる病気としてあげた「びまん性汎細気管支炎」。

 

「気管支と肺をつなぐ部分」に炎症が起きるこの病気においても、症状が悪化した場合は緑色の痰が出ることがあります。

 

 

逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)

逆流性食道炎とは、食べたものが胃酸とともに食道の入り口付近にまで逆流することで、食道に炎症を起こす病気です。

 

胃酸の増加や、「下部食道括約筋」と呼ばれる筋肉が弱くなることが原因で引き起こされます。

 

症状としては、粘っこい透明〜緑色の痰が出るほか、胸焼けや吐き気、ゲップなどが見られます。

 

 

 

副鼻腔炎(ふくびくうえん)

こちらも「黄色い痰が出る病気」として挙げましたが、副鼻腔炎が酷くなった場合には緑色の膿を含む鼻水が出るようになります。

 

これが喉側へ落ちてきた場合に、痰のように喉に絡まることがあります。

 

 

 

肺結核(はいけっかく)

「結核菌」が肺に侵入し、感染症を引き起こす病気です。

 

初期症状は風邪っぽく、咳がよく出ます。

 

その後、黄色や緑の痰が出て、やがて症状が進行した場合に血が混じる場合もあります。

 

なお、結核患者の3分の1は「胸水」による胸の痛み、息切れが初期症状としてあらわれます。

 

 

緑膿菌(りょくのうきん)

緑膿菌とは、水中や植物、人間を含めた動物など、あらゆる場所に存在している「常在菌」です。

 

そのため、通常は危険な菌では無いのですが、免疫力が下がっている際などに悪さ(症状)を引き起こします。

 

呼吸器に感染した場合は咳や緑色の痰が出ますし、消化器官に感染した場合は下痢や腹痛を引き起こします。

 

 

 

さて、
ここまでは「痰が緑色」の場合について説明しました。

 

 

続いては、
「痰が白色・透明の場合」について説明しましょう!

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痰の色が「白色」「透明」になる原因!

痰が白色・透明の場合は、
以下の5つの病気が考えられます。

 

 

非細菌性感染症

細菌感染では無く、ウイルス等による感染で発症する気管支炎などを言います。

 

上記の「急性気管支炎」「急性肺炎」等でも説明した通り、細菌感染の場合は、痰が黄色や緑色に変色しますが、ウィルス性や下で説明するアレルギー性気管支炎の場合は、粘りある無色透明の痰がでます。

 

 

アレルギー性気管支炎

花粉やハウスダスト、ダニなどのアレルゲン(アレルギーを引き起こす物)が気管や気管支に付着することで、炎症を起こすことです。

 

始めは乾いた咳が出始め、次第にゴホゴホと深い咳に変わってきます。

 

また、胸(肺辺り)の痛みや、喘息のような症状もあらわれます。
(喘息が始まると、”気管支喘息”と呼ばれます)

 

アレルゲンを体外に排出するために、痰も多くでますが、その時の痰は粘りある無色透明の痰です。

 

 

気管支喘息

気管支が通常より狭くなることで、呼吸時にぜぇぜぇ、ヒューヒューという音が聞こえたり、息苦しくなる症状です。

 

主にアレルギー性の炎症により、痰の分泌などが増えることで、気管が狭くなります。

 

この場合の痰も、アレルギー性気管支炎同様に透明の痰が出ます。

 

 

 

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

あまり聞きなれないかもしれませんが、70歳以上の6人に1人が発症していると言われている、よくある病気です。

 

長年の喫煙のが原因となり、症状としては、息切れや咳、痰が出るようになります。

 

痰の色は粘りある無色透明ですが、COPDにかかると肺炎や気管支炎を起こしやすくなりますので、結果的に他の症状により、黄色や緑の痰が出ることもあります。

 

《”COPD”の参考動画!》

 

 

肺胞上皮癌

これは簡単に言うと、「肺ガン」のことです。

 

原因の多くは喫煙であり、早期発見できれば治癒出来ることが多いですが、発見が遅れて死に至ることが多く、世界的に癌死のうち、一番多いのがこの肺癌です。

 

発見が遅れやすいという事から分かる通り、肺癌は症状が出ない場合も多いです。

 

一般的な症状としては、咳やぜぇぜぇとした呼吸音、息切れ、痰が出ます。

 

痰は無色透明の場合や、うっすらと血が混じる場合もあります

 

 

ヒステリー球(咽喉頭異常感症)

ここまでのような「肺の病気」とは少し違いますが、一応紹介しておきます。

 

この病気は、「あれ?少し痰が絡んでる様な気がするけど、なかなか吐き切れないな・・・」という、常に喉に何か違和感を感じる疾患です。

 

なので無理やり痰を吐き出したとしても、細菌感染などしていないため、特に色はついていません。

 

ストレスによる自律神経の乱れが原因と言われており、軽度のものであれば、漢方でも治療できるといわれています。

 

 

 

「ピンク」「茶色」「赤色」「血が混じる」

ページが長くなるため、
別ページでまとめました。

 

ピンク・茶・赤・血が混じる場合

痰に血が混じる、茶色、赤色、ピンク色になる原因は?

 

 

 

では最後に、
「痰をすっきり切る方法!」について説明しましょう!


 

痰を切る方法と出し方!

ページが長くなるため、
別ページでまとめました。

 

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痰が切れない!喉に絡む痰の出し方や、去痰薬を使って出す方法!

 

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「痰」をスッキリさせるオススメの方法!

筆者(私)の父親が長年、しつこい「痰絡み」に悩んでいたのですが、それが急にスッキリとした方法です。

 

これはあくまでも個人的に良いと思った方法ですので、皆さんにも良いとは限りませんが、参考になればと思い一応紹介しておきます。

 

少し話がズレますが、私自身が10年以上「鼻炎症状」を患っており、保険適応外の治療なども経験しましたが、最終的に行き着いたのが「お茶」でした。

 

10年以上、ほぼ毎日「鼻炎薬」を飲んでいた私からすると、これはすごい発見でした。

 

甜茶(てんちゃ)をメインとした「すーすー茶」というお茶で、主に「鼻の症状」にアプローチするお茶です。

 

これを毎日飲んでいるのですが、ある日私の父が「甘くて美味しい」と言いながら、勝手に飲み始めました。

 

※甜茶には自然な甘みがあります

 

するとなぜか、「カァーッ!ペッ!」という、昔から見せられていた光景を見ることが無くなりました。

 

「特に何もしてないけど、取れたみたい」と父親は言っておりましたが、「なぜだろう」と色々調べた結果、恐らく「すーすー茶」が役立っている事に気付きました。

 

別ページ「痰が切れない!喉に絡む痰の出し方や、去痰薬で出す方法!」の “痰を出しやすくする食事” の章でも紹介していますが、甜茶は痰をスッキリさせるお茶です。

 

それに加え、すーすー茶には「赤シソ」も含まれていることから、非常に痰に適したお茶だということが分かりました。

 

※シソは「紫蘇葉」として漢方でも使われており、痰をスッキリさせると言われています

 

販売会社は「すーすー茶」という名前をつけ、私のように「鼻炎に悩む人」をターゲットとして販売していることから、まったく「痰」に関する説明はないのですが、偶然にも「痰絡みにも良いお茶」という事に気付きました。

 

ということで、皆さまの痰絡みにも良いとは言い切れませんが、20年以上聞かされてきた「痰を吐き出す音」が無くなったくらいなので、スッキリする可能性はあると思います。

 

飲み切ったとしても25日以内であれば返金してもらえる「保証制度」もありますので、安いですし一度試してみるのも良いかと思い、紹介させて頂きました。

 

 

参照:『えぞ式すーすー茶』公式HP
https://www.susucha.jp

 

 

最後に!

痰が出る原因のほとんどは、
一時的な風邪ウイルスによるものや、花粉などによる季節的なもの、そして加齢に伴う気管の機能低下だと考えられます。

 

しかし上に挙げたように、症状の裏には様々な病気が隠れている可能性もありますので、あまりにも痰が長引くようであれば、念のため病院を受診しましょう。

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