プーアル茶の効能・副作用!カフェインは妊婦OK?飲みすぎて下痢で痩せた?

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プーアル茶の効能・副作用!カフェインは妊婦OK?飲みすぎて下痢で痩せた、というわけではない。

誰しも一度は耳にしたことがあるであろう「プーアル茶」。

 

実はダイエットに良いとウワサされ、近年ブームにもなっています。

 

とは言え、プーアル茶について知らない方も多いので、

 

 

そもそもプーアル茶ってなに?
なぜダイエットに良いの!?
本当に効くのか!?

 

 

という点を、深くふかく、そして分かりやすく説明したいと思います。

 

話の流れとしましては

 

  • プーアル茶とはそもそもなんだろう?
  • プーアル茶の「ダイエットへの2つの効果」!
  • 美肌効果や冷え性解消にも良い?!
  • 飲みすぎた場合、副作用はあるの?
  • カフェインは含まれている?妊婦さんは飲んで大丈夫?
  • 実際に飲んでみて良かったプーアル茶の紹介!

 

という流れで説明していきたいと思います。

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プーアル茶とはそもそも何だろう?

近年「ダイエットに効果がある」ということで話題のプーアル茶ですが、そもそもプーアル茶とは一体どんなお茶なのでしょう?

 

原産は中国雲南省で、紅茶やウーロン茶と同じように「茶葉を発酵させて作る発酵茶」です。

 

中国茶には「緑茶」、「黄茶」、「青茶」、「紅茶」、「黒茶」があります。

 

そして、緑から黒に行くに従って発酵が進んでいるお茶になります。

 

プーアル茶は、この中でもっとも発酵が進んだ「黒茶」に属していますが、黒茶の中でもさらに二回発酵させる「後発酵」という技術で作られているため、中国茶の中ではもっとも発酵が進んだお茶ということになります。

 

お茶には、発酵させるほど体への負担が少なくなるという特徴があります。

 

これは茶葉に含まれている「フラボノイド」などの刺激物が、発酵の過程で分解されていくからです。

 

そしてアミノ酸が増えることで、旨みと香り、そして体に良い成分が増えていきます。

 

黒茶としてもっともポピュラーなのは「ウーロン茶」ですが、発酵が一回だけのウーロン茶よりも、後発酵をするプーアル茶の方が体に優しい飲み物だということになります。

 

プーアル茶がメジャーになったのはつい最近ですが、実は400年前の江戸時代にはすでに日本に輸入されていました。

 

その頃から漢方薬の原料(生薬)として利用されたり、高級茶として主に大名や大店(商家)の間で珍重されてきたという歴史があります。

 

このように名実ともに有名で、昔から「体に良いお茶」として飲まれてきたのです。

 

では、プーアル茶にはどのような効果があるのでしょうか!?

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プーアル茶の効果とは!?

プーアル茶のメインの効果としては、何度も出てるとおり「ダイエット効果」です。

 

プーアル茶には、発酵の過程で生じる「没食子酸(もっしょくしさん)」という成分があり、これに脂肪吸収をブロックする働きがあることがわかっています。

 

この「没食子酸」は発酵が進むほどに含有量が増えていくことから、同じようにダイエット茶として有名な「ウーロン茶」よりも、その量が多いということになるのです。

 

また、プーアル茶にはこの「脂肪の吸収をブロックする」という働きのほかにも「脂肪を分解する」という働きがあります。

 

したがって、プーアル茶は食事と一緒に飲むのがもっとも効果的と言えるでしょう。

 

そうすることで

 

  1. 脂肪の吸収をブロックする作用
  2. 脂肪を分解する作用

 

の2つの作用が期待できます!

 

では、一つ一つをもう少し深く説明しましょう!

 

 

1.プーアル茶の「脂肪分解能力」について!

一度ついてしまった「皮下脂肪」は、運動してもなかなか落ちません。

 

これでダイエットに失敗した苦い経験を持つ人も多いのではないでしょうか?

 

実は脂肪を燃焼させるためには、その脂肪を一度分解する必要があるのです。

 

そうして燃焼しやすい形にすることで初めてエネルギーとして再利用されるのです。

 

この際に必要なのが「リパーゼ」という酵素です。

 

プーアル茶にはこのリパーゼの合成を促す作用が確認されています

 

リパーゼは、皮下脂肪を「遊離脂肪酸」へと分解する際に必要な酵素です。

 

脂肪(皮下脂肪や内臓脂肪)は、この「遊離脂肪酸」という状態になって初めて燃焼可能な状態になるということを覚えておきましょう。

 

プーアル茶は、食事と同時に飲むことに加えて、運動の1時間ぐらい前に飲んでおくこともまた、ダイエット効果が高まることになります。

 

 

2.プーアル茶の「脂肪吸収ブロック能力」について!

ではプーアル茶が持つ、もう一つのダイエット効果「脂肪吸収ブロック能力」について説明していきましょう。

 

これは食事と一緒に摂取することで、「食事に含まれている脂肪分を、吸収されない形で便として排泄する働き」です。

 

この時活躍するのが、

 

  • 渋み成分「カテキン」
  • 発酵の過程で生じる「没食子酸」

 

の2つです。

 

もともとプーアル茶の茶葉の種類は、緑茶と同じです。
(産地が違うため、土壌による成分の違いはあります)

 

そして緑茶との違いは「発酵の度合い」です。

 

プーアル茶はもっとも発酵の進んだお茶であり、「没食子酸」が豊富に含まれています。

 

またカテキンは茶葉にもともと含まれている成分です。

 

この二つの成分は、脂肪を「腸内で吸収されにくい形に変化させる」ため、体に脂肪が吸収されないまま便として排泄させることが出来るのです。

 

ちなみに!

これら2つの効果の応用として、脂肪分の多い肉料理を作る時の下ごしらえに「プーアル茶」につけたり、茶葉をまぶしてしばらく発酵させることで、肉に含まれている余分な脂肪分が落ち、ヘルシーな料理に仕上げることができますよ!

 

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「ダイエット」以外の効果もある!

先ほど説明した通り、プーアル茶の茶葉は緑茶と同じです。

 

そのため、緑茶が持つ

 

  • 抗菌作用
  • 利尿作用(降圧作用)
  • 抗酸化作用

 

なども持ち合わせているのです。

 

また「没食子酸」の刺激によって、腸の働きが活発になるため

 

  • 整腸作用(便秘解消など)
  • 健胃作用
  • 血行促進作用

 

なども確認されています。

 

こうした効果が総合的に作用して

 

  • 美肌効果(抗酸化作用+整腸作用+血行促進作用)
  • エイジングケア効果(抗酸化作用+整腸作用+血行促進作用)
  • 冷えの解消(利尿作用+血行促進作用)
  • 二日酔いの防止(整腸作用+利尿作用)

 

などがあることも確認されています。

 

これら様々な効果が期待され、美と健康を手に入れるために多くの女性に支持されているお茶なのです。

 

これだけ良いこと尽くめなので、ゴクゴクと飲みたいところですが、飲みすぎた場合にはどのような副作用があるのでしょうか?

 

プーアル茶を飲みすぎた場合の副作用は?

プーアル茶は、天然由来の健康食品なので目立つような副作用はありません。

 

しかし、「脂肪分解能力」が強いことから、飲みすぎるとお腹がゆるくなることがあります

 

プーアル茶を食事と一緒にとると、下痢のような便がでることがありますが、これは未消化の脂肪分です。

 

排泄時には腸の働きが活性化するので、「便秘解消効果」も期待できるのですが、過剰摂取は下痢になりやすいと言われています。

 

また、ウーロン茶やプーアル茶のように「独特の発酵臭」を持つお茶の香りが苦手な人は、この香りを嗅ぐことで

 

  • 腹痛
  • 下痢
  • 頭痛
  • 食欲減退

 

などを起こすことがありますので注意しましょう。

 

プーアル茶にはカフェインは含まれている?妊婦が飲んで大丈夫?

プーアル茶には、緑茶と同等のカフェインが含まれています。

 

ここでカフェインの多い飲み物の含有量を比較してみます。
(代表的な飲み物に含まれるカフェイン量:150mlあたり)

 

  • コーヒー:約90mg
  • 抹茶:約45mg
  • ココア:約20〜50mg
  • 紅茶:約30mg
  • 緑茶:約30mg
  • ウーロン茶:約30mg
  • プーアル茶:約15〜30mg
  • コーラ:約15mg

 

こうして見ると、やはりコーヒーがダントツに多いことがわかります。

 

カフェインは体に悪いというイメージがありますが、それは「過剰摂取した場合」です。

 

コーヒーの場合1日4〜5杯程度であれば「適量の範囲内」と言われています。

 

プーアル茶のカフェイン量はコーヒーの「1/3〜1/6」ですから、普通に飲む分にはほぼ無害と言って良いでしょう。

 

したがって、成人の場合1日に飲むプーアル茶の目安としては1リットル程度なら問題ありません

 

なお、プーアル茶には生茶と熟茶があり、生茶に比べると熟茶の方がカフェインが少ないとされています。

 

日本で流通しているほとんどのプーアル茶は「熟茶」ですが、カフェインが気になる人は購入前に念のため確認してみましょう。

 

 

妊婦さんの場合は注意が必要!

1リットル程度であれば問題ないと説明しましたが、妊婦さんの場合は少し注意が必要です。

 

やはり胎児への影響を考えた場合、通常量よりも少し控えたほうが良いでしょう。

 

そのため、妊娠が発覚した後は1日の摂取量を1〜3杯程度に抑えるようにしましょう。

 

なお、紅茶や緑茶だって飲むことはあると思います。

 

カフェインを気にしすぎて「飲んではいけない」ということはありませんので、安心してください。

 

また、カフェインに対する許容量は個人差があります。

 

普段コーヒーやお茶を飲むと、ある程度時間が経っても眠れなくなるという人は、産婦人科医と相談した上で飲むかどうかを決めるようにしてください。

 

 

子どもの場合は?

子供の場合は、1日の目安量としては1〜2杯が適量となります。

 

コーラやココアにもカフェインは含まれているので、こちらの飲み物と合わせて飲む時は十分に注意をしてあげてください。

 

お子さんの場合、ココアを飲んだ時はプーアル茶は控えた方が無難だと考えられます。

 

まとめ!

いかがでしたでしょうか。

 

プーアル茶は飲みすぎた場合に下痢などを起こす場合もありますが、食事と一緒に飲む程度であれば、ほとんどの方は問題ないでしょう。

 

ダイエット効果だけでなく、肌や便秘、冷えなども期待できます。毎日の水分補給をプーアル茶を変えて、さらなる美を追求していきましょう!

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