ピロリ菌の除菌にヨーグルトやヤクルトは本当に効くか?LG21以外も効果ある?

ピロリ菌の除菌にヨーグルトやヤクルトは本当に効くか?LG21以外も効果あるの?

このページでは

 

  • なぜヨーグルトやヤクルトが「ピロリ菌対策に良い」とされるのか?
  • ヤクルトは本当に効果が期待できるのか?種類はあるか?
  • ヨーグルトは本当に効果が期待できるのか?
  • 特に注目される「LG21」を摂るべき5つの理由!
  • より効果を高めるための食べ方とは?
  • ヨーグルトやヤクルトで「ピロリ菌対策」を行うときの注意!

 

わかりやすく説明しています。

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なぜヨーグルトやヤクルトがピロリ菌対策に良いとされるの?

「なぜヨーグルトやヤクルトがピロリ菌対策に良い」と言われるのか?

 

これは結論から言うと、含まれている「乳酸菌やビフィズス菌」によるものです。

 

腸内環境を良くするとして知られているのが「乳酸菌(ビフィズス菌含む)」ですが、実は乳酸菌には現在数百種類もの存在が確認されています。

 

乳酸菌とビフィズス菌の違いを簡単に!

 

ビフィズス菌も「数ある乳酸菌」の一つではありますが、その中でも特別視されており、別枠として「ビフィズス菌」と呼ばれています。

 

分かりやすい点で言うと、以下のとおり「棲息する場所」「作り出す物質」の2点が違います。

 

 

ビフィズス菌

乳酸菌

棲息場所 主に人・動物の腸内 牛乳や乳製品、漬物、人や動物の腸内
作り出す物質 乳酸 + 酢酸 乳酸

 

このようにビフィズス菌はおもに人や動物の腸内のみに棲みついていることから、よりお腹に適した菌と言われています。

 

なお「ビフィズス菌」と呼ばれる菌は現在30ほどの種類があります。

 

 

乳酸菌と呼ばれるものはいずれも「善玉菌」として人体に良い作用をもたらすのですが、中にはピロリ菌対策として有効な乳酸菌もあるのです。

 

ある研究では乳酸菌を積極的に摂取することで、「結果としてピロリ菌が減少する可能性が高い」というレポートも提出されています。

 

そんな数ある乳酸菌ですが、“有効な乳酸菌が含まれる” とよく名前が挙がるのが「ヤクルト」「ヨーグルト(L21)」です。

 

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ヤクルトは本当にピロリ菌に効果が期待できるのか?

まずはヤクルトのお話からです。

 

「ヤクルト400」や「ヤクルトBF-1」といった商品が、“ピロリ菌の減少に効果がある” という話を耳にした事のある方も多いと思います。

 

しかしヤクルトの公式サイトを見る限り、ピロリ菌への有用性は明言されていません。

 

では「ピロリ菌の減少に効果がある」という話が作られたものなのか?というと、そうでもなさそうなのです。

 

まずは特に有名な2つの簡単な説明です。

 

 

ヤクルト400

従来のヤクルトに含まれている「乳酸菌シロタ株」を強化した商品です。

 

※シロタ株とは、医学博士の代田さんが見つけた「数ある乳酸菌」のうちの一つ

 

商品1本あたりに400億個の乳酸菌シロタ株が含まれています。
(従来のヤクルトは、乳酸菌シロタ株200億個/1本)

 

シロタ株は生きたまま腸に届く乳酸菌であり、昨今の「乳酸菌ブーム」のパイオニア的存在として人気があります。

 

ヤクルト400はトクホの認定を受けているので、安心して毎日の生活に取り入れることができます。

 

 

ヤクルトBF-1

一方のヤクルトBF-1に含まれているのは「ビフィズス菌」です。

 

ビフィズス菌も善玉菌の一種ですが、一般的な乳酸菌よりも腸内での繁殖力が強いとされています。

 

それゆえ、腸内フローラの改善にはビフィズス菌の方が向いているとする研究報告も出されています。

 

ビフィズス菌にも30ほどの種類があり、ピロリ菌への有用性は未だ研究段階です。

 

 

では、どちらがピロリ菌に適していると言えるのか?

このように両者の違いは「配合されている善玉菌の種類が違う」という点です。

 

それでは実際にどちらがピロリ菌対策として良いのか?というと、その点は明確な学術的論文がヤクルト本社から公表されていないため不透明というのが現状です。

 

他のシリーズのヤクルトも同様です。

 

ただし腸内環境を改善すると免疫力が向上するため、ピロリ菌の異常繁殖を抑制する効果は期待できます。

 

あとは体質によって効果のある善玉菌が異なるため、実際に試してみて体調の改善が見られる方を継続するのが良いという結論になります。

 

「なんだ!結論が出ないなんて期待はずれだ!」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実際に「もっともピロリ菌に有用性がある!」と公表された乳酸菌もあります。

 

それが次に紹介する「LG21」です。

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ヨーグルトは本当に効果が期待できるのか?

ヨーグルトもピロリ菌に良いという話を聞いたことがあるかと思いますが、これはヨーグルト全般というよりも特に「LG21乳酸菌」が含まれているヨーグルトに言われています。

 

LG21は明治が発売しているヨーグルトの名前ですが、「リスクと戦う乳酸菌」として開発された「LG21乳酸菌」が含まれています。

 

「LG21乳酸菌」はラクトバシルスという種類の乳酸菌であり、この乳酸菌が出す乳酸に「ピロリ菌の増殖を抑制する作用がある」ことが確認されているのです。

 

つまり、ラクトバシルス属の乳酸菌は胃でも有効作用があるということになります。

 

ちなみに同じ「ラクトバシルス属」に含まれている乳酸菌には

 

  • ブルガリア菌
  • カゼイ菌

 

が含まれています。

 

明治といえば「明治ブルガリアヨーグルト」が有名ですが、これに含まれているのがブルガリア菌です。

 

その明治から出されているため、この研究成果についても信頼性が高いと言えるでしょう

 

ちなみに上で紹介したヤクルトに含まれている「シロタ株」はカゼイ菌の一種であり、カゼイ菌もラクトバシルス菌に属しています。

 

ラクトバシルスにはピロリ菌の抑制効果が確認されているので、「ヤクルトがピロリ菌対策に良い」とされる根拠になっていると思われます。

 

そして、LG21の開発チームによって200種類以上の「ラクトバシルス菌」を調べた結果、最もピロリ菌に対する有用性が確認できたのがこのLG21乳酸菌であると公表されています。

 

ではこの「LG21」について、
ピロリ菌対策にLG21を摂る5つの理由を紹介しましょう。

 

ピロリ菌対策にLG21を摂る5つの理由

「LG21」は、

 

  • 東海大学医学部の研究チーム
  • 明治乳業
  • わかもと製薬

 

での共同開発チームが見つけた乳酸菌です。

 

そもそもラクトバシルス属の乳酸菌にはもともとピロリ菌に対する有用性が確認されていたので、そこからさらに研究が進められ、ついに発見されたのがLG21です。

 

この乳酸菌は他の善玉菌と比べて、ピロリ菌への有用性など含め以下の5つの点で優れています。

 

 

メリット@:低栄養下でも繁殖力がある

胃の中は胃酸の影響で強い酸性であり、微生物が生存するのに適した環境ではありません。

 

そして食べ物が通過すると栄養素がわずかしか残されていない状態になります。

 

しかし、そんな栄養の少ない環境でもLG21はしっかりと繁殖することができるのです。

 

 

メリットA優れた殺菌力がある

LG21が胃の中で活動するためには、やはり栄養や住環境が必要となります。

 

そこでピロリ菌からその栄養素と住環境を奪いながら増殖するタフな乳酸菌なので、ピロリ菌にとっては天敵とも言える存在なのです。

 

 

メリットB:優れた粘着性により、胃粘膜のなかで生き続ける

LG21はとろみの強い乳酸菌です。

 

この粘着性の強さによって胃粘膜に張り付き、過酷な環境の中でもしっかりと生き続けることができるのです。

 

 

メリットC:ピロリ菌よりも酸に強い菌である

実はLG21は非常に酸に強く、強酸である胃液の中でも生きて行く能力があり、それはピロリ菌をも上回ることが判明しているのです。

 

また前述したように、この乳酸菌が増殖する時に出す「乳酸」にピロリ菌は弱いという特徴があるため、ピロリ菌の増殖を強力に抑制してくれます。

 

 

メリットD:人体にとってはほぼ無害である

乳製品なので牛乳アレルギーの人には向きませんが、LG21自体は抗体が少ないため、アレルギーの心配もなく、薬と違って副作用もありません。

 

人体にはほぼ無害であることが確認されています。

 

 

 

では続いて
「より効果を高めるための食べ方」について説明しましょう。


より効果を高めるための食べ方!

ここまでの説明のとおり、「その効果が公表されている」という理由からも摂るべきはヤクルトよりLG21であると考えられます。

 

しかし明治から発売されている「LG21ヨーグルト」には、固形とドリンクタイプがあります。

 

 

固形とドリンクどちらが良い?

どちらが良いのでしょうか?

 

結論から述べると、どちらかと言うと固形ヨーグルトの方がオススメです。

 

一般的な用い方として、乳酸菌を腸で働かせたい場合には液体の方が胃酸の影響が少ないまま腸に流れ落ちていくので、ドリンクタイプの方がより生きた状態で乳酸菌を届けやすいです。

 

しかし今回の場合は、胃粘膜にいるピロリ菌対策なので多少勝手が変わってきます。

 

というのも、少しでも胃の中にヨーグルトが残っていた方が「ピロリ菌対策」としては望ましいからです。

 

そのため、できれば固形のヨーグルトの方がオススメということになります。

 

 

ただしLG21は粘度が高く、他の乳酸菌よりは長く居続けるため、飲むタイプでも高い効果が望めると思います。

 

胃もたれなどの症状が出ている場合にはドリンクタイプでも良いでしょう。

 

 

 

摂るタイミングは?

ヨーグルトを食べるタイミングですが、乳酸菌にも栄養が必要ですので、できれば食後すぐにデザートとして食べるのが望ましいでしょう。

 

ただしLG21は低栄養下でも生存可能なので、無理に食後としなくても良いでしょう。

 

 

 

では続いて
「ヨーグルトやヤクルトでピロリ菌対策を行うときの注意!」についてです。

 

ヨーグルトやヤクルトでピロリ菌対策を行うときの注意!

ヨーグルトやヤクルトでピロリ菌対策を行う場合は、以下を意識しておきましょう。

 

 

注意@:除菌ほどの効果はない

ヨーグルトやヤクルトが “ピロリ菌対策” として有効であるというのは、あくまでも

 

「胃腸の状態を良くして免疫力を高めることで、ピロリ菌の異常繁殖を抑制する」

 

というのものです。

 

したがって対策やサポートとしては有効ですが「治療薬」ではありませんので、「治療目的」として過信するのは危険です。

 

あくまでもピロリ菌の存在が確認された場合は、「除菌治療」を優先させるようにしてください。

 

除菌治療を分かりやすく!
>>ピロリ菌の除菌(除去)と除菌薬、費用、副作用を分かりやすく!

 

また一般的なヨーグルトやヤクルトだけでは「ピロリ菌除菌」にはつながりませんので、

 

  • 食事の栄養バランスを良くする
  • 生活リズムを規則正しくする
  • 睡眠はたっぷりと取る
  • 適度な運動習慣を持つ

 

といった生活そのものを、規則正しく健康的なものへと見直すことが重要です。

 

 

注意A:アレルギーや糖質、過剰摂取への注意!

ヤクルトやヨーグルトはもともと乳製品なので、牛乳へのアレルギーがある人は摂取するのを控える必要性があります。

 

また糖質も多いため、血糖値が気になる人や糖尿病で治療を受けている人などは、主治医と相談の上で生活に取り入れるようにしなければなりません。

 

ピロリ菌に感染している人は50代を境に急激に増えて、半数以上が保菌者であるとされています。

 

したがってヨーグルトやヤクルトを飲む習慣をつけることは、ピロリ菌対策としてもそれ以外の健康をサポートするためにも有益ですが、過剰摂取は控えるようにしてください。

 

善玉菌といえども取りすぎると

 

  • 下痢をする
  • (要冷蔵食品のため)冷え性に良くない
  • アレルギーを起こすリスクが高まる
  • 糖質の過剰摂取になりやすい

 

などのデメリットがあります。


さいごに!

以上のとおり、ヤクルトに関しては曖昧な状況ですが、LG21については開発チームから公表されているとおり、多少の期待は出来るでしょう。

 

ただし説明のとおり、除菌ほどの効果はありませんので、検査で「ピロリ菌の存在」が確認された場合は、除菌治療を受けるようにしましょう。

 

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