いぼ痔の症状・原因・治し方と薬!痛い・かゆみ・出血時の対処<画像/写真>

いぼ痔の症状・原因・治し方と薬!
痛い時・かゆみがある時・出血がある時の対処について<画像/写真>

今回は「いぼ痔」について、できるだけ分かりやすくまとめてみました。

 

と言うのも、一昔前に筆者自身が「痔」を経験してしまったからです。

 

私の場合はしばらくの間「便秘」が続いていたのですが、肛門の痛みに気づいた頃には、便秘が原因となる「いぼ痔」と「切れ痔」を両方発症していました。

 

皆さんも「まさか自分が痔に?!」と、信じられない気持ちになったことでしょう。

 

ちなみに男性よりも女性患者の方が多いとされていますので、女性の方も特に恥ずべきことではありません。

 

このページでは、そんな他人には相談しにくい「いぼ痔」について

 

  • いぼ痔とは?<症状>
  • いぼ痔の原因は?
  • いぼ痔の治し方と処方される
  • 症状が出ている時の対処

    痛みかゆみ出血など)

  • 症状が出てない場合は、放置してもOK?

 

という流れでわかりやすくまとめてみました。

 

 

オススメの市販薬について!

筆者は市販薬を飲み始め一ヶ月くらいで、気づくといぼ痔も切れ痔も治っていました。

塗り薬も使っていましたが、私の痔に内服は効果抜群でしたので、それも含め以下で紹介しています。

>>いぼ痔が治ったのでオススメ市販薬を紹介してみる。ボラギノールは本当に効いたのか?

いぼ痔の薬・市販薬

 


 

いぼ痔とは?<症状>

「痔」というと、多くの人が

 

  • 切れて出血する
  • 痛い

 

などというイメージを持つのではないでしょうか?

 

しかし、「痛い」「出血する」だけが痔ではないのです。

 

中には痛くもなく、出血もない「痔」疾患があります。

 

それが今回紹介する「いぼ痔」です。

 

※いぼ痔でも痛みや出血を伴う場合もありますので、その際の対処も紹介しています

 

 

いぼ痔の症状

いぼ痔は、肛門の内側もしくは外側に、いぼ状の腫れ物が出来る病気です。

 

肛門は、下の画像のピンク塗りの部分である

 

  • 内肛門括約筋(かつやくきん)
  • 外肛門括約筋

 

と呼ばれる2種類の筋肉によって収縮し、便を排泄します。

 


画像引用:https://www.maruho.co.jp/g-life/knowledge/kn_02.html

 

そしてその周りには、多くの静脈(血管)が接続しています。
(上の画像でいう“肛門クッション”の部分)

 

さらに肛門の内部には「歯状線」と呼ばれるヒダ状の組織があります。

 

この「歯状線」と「括約筋」との連動により、便が外に漏れたり、不要な雑菌が腸内部に侵入しなような作りになっています。

 

この画像を見て頂ければわかるとおり、歯状線の下側の皮膚の部分には知覚神経と静脈が通っているため、肛門が切れた(切れ痔)場合は痛みを感じ、出血も起こるのです。

 

しかし「いぼ痔」の場合は、皮膚や粘膜が腫れるだけで、痛みや出血を伴わない場合の方が多いとされています。

 

悪化させた場合は痛みや出血を伴いますが、多くの人がいぼ痔とは気付かずに過ごしているケースも考えられるのです。

 

なお、いぼ痔は

 

  • 内痔核(ないじかく)
  • 外痔核(がいじかく)

 

の二種類に分けられます。

 


画像引用:https://www.maruho.co.jp/g-life/knowledge/kn_05.html

 

文字どおり、「肛門の内側にできるいぼ痔」「肛門の外側にできるいぼ痔」の違いです。

 

これらは近くを通っている血管が腫れ、コブ上の「いぼ」となっているのです。

 

では、それぞれについて説明していきましょう。

 

 

内痔核(ないじかく)

肛門の内側にイボがあらわれるため、内痔核の場合は自覚症状が出るまでわからない時もあります。

 


画像引用:http://www.tsurumachi-clinic.com/zione/

 

内痔核を患うと

 

  • 便の出が悪くなる
  • 残便感
  • 出血
  • 座った時の違和感

 

などの自覚症状が起こりますが、軽度の場合はほぼ無自覚です。

 

ただ、いぼ痔が肛門からはみ出てくる場合もあり、これが元に戻らなくなった状態を「内痔核かん頓」と言います。

 

 

外痔核(がいじかく)

外痔核の場合は、いぼが出来る部分に神経が通っていることもあり、内痔核よりは自覚症状が出やすいです。

 

また、指で触れると腫れ物のような組織に触れるためすぐにわかります。

 

※内痔核でも、上で紹介したとおり肛門からはみ出てくると触れることができます

 


画像引用:http://www.tsurumachi-clinic.com/zione/

 

外痔核の症状としては

 

  • 痛み
  • 腫れ
  • 座った時の違和感
  • 下着に汚れがついて不快感がある

 

などを感じやすいため、その分発見が早くなります。

 

 

似たような症状!

外痔核と似たような症状に「肛門周囲膿瘍」があります。

 

直腸と肛門の境目に「肛門腺」というくぼみが存在するのですが、この部分に細菌が感染し、繁殖、膿が溜まった状態を言います。

 


画像引用:http://www.tsurumachi-clinic.com/zione/

 

 

 

では続いて
「いぼ痔の原因」について説明しましょう。


いぼ痔の原因とは?!

痔疾患の原因のほとんどは、「下痢」や「便秘」などの消化器症状です。

 

もう少し詳しく説明すると、

 

  • 便秘で便が固くなることで、繰り返し肛門クッション(血管)に刺激が加わる
  • 下痢によって、繰り返し肛門クッション(血管)に刺激が加わる
  • 座りっぱなしや太り過ぎで肛門付近の血管がうっ血する
  • いきみ、重い物を持ち上げた瞬間などに肛門クッション(血管)に刺激が加わる

 

などによって、肛門クッションが腫れ、いぼ痔となります。

 

なお、出血を伴う「きれ痔」の場合は

 

  • 下痢で肛門を拭きすぎて傷がつく
  • 肛門を使った性交をする

 

なども原因となります。

 

 

痔の原因として「温水便座症候群」もある!

近年「温水便座」の普及によって、一般家庭でも備え付けられているのが当たり前となりました。

 

排便という行為は生活習慣の一部なので、日頃の習慣が「排便」という行為に影響を与えます。

 

そこで近年増加しているのが「温水便座症候群」という病気です。

 

一種の精神病なのですが、温水便座器のついていないトイレでは便意を催さなくなり、「慢性便秘」などの消化器疾患などを発症するという病態です。

 

また、潔癖性の人に多いのですが、排便後に洗いすぎて皮膚炎を起こしたり、浣腸のように使用することで「刺激が加わらないと便意を感じない」という症状を起こすようになります。

 

これらの症状を起こすことで、却って痔疾患になりやすい環境になってしまいますので、温水便座器の使用回数や使用方法にも注意してください。

 

 

では続いて
「いぼ痔の治し方と薬」についてです。


いぼ痔の治し方と薬

いぼ痔の場合、

 

  • 内痔核

    ⇒指で押し戻して元に戻る程度

  • 外痔核

    ⇒自覚症状が出るまで

 

は、基本的に「保存的治療法」で良いとされています。

 

 

保存的治療法とは?!

この「保存的治療法」というのは、

 

  • 様子を見る
  • 指で押し戻して元に戻す(内痔核の場合)
  • 外用薬で対処する(軟膏や坐薬)
  • 原因となる生活習慣を改める

 

などです。

 

特にいぼ痔では血管のうっ血が直接的な原因となるので、以下の通りに生活習慣を改めるようにしましょう。

 

  • 座りっぱなしの仕事の場合は、15分ごとに立ちあがって歩き回るなどで血流を上げる
  • 食事は栄養バランスの取れたものを3食きちんと食べるようにする
  • 運動不足を解消する
  • 睡眠はしっかりと取る(睡眠不足はストレスが強くなり全身の血行が悪くなります)
  • ストレスケアをしっかりと行う(趣味を持つ、旅行に行く、スポーツで汗をながすなど)

 

また、下痢が原因と思われる場合は、まずは下痢を治すことを考えましょう。

 

参考ページ!
>>下痢が続く原因と病気!黒い・緑色・血便(赤い出血)・白い・水っぽい理由

 

 

これらを行っても改善しない場合は、「肛門科もしくは皮膚科」を受診しましょう。

 

 

病院でのいぼ痔の治療

病院におけるいぼ痔の治療法としては、

 

  • 薬物療法(強力ポステリザン軟膏など)
  • 手術などの外科的処置(内痔核手術、外痔核手術)

 

がおこなわれます。

 

手術の場合は数日間の入院が必要となりますので、いぼ痔に気づいたらまずは悪化させないことが重要です。

 

出血や痛みなどの自覚症状がある場合は、できるだけ早い段階で医療機関に相談しましょう。

 

 

市販薬でのいぼ痔治療

上で挙げた「保存的治療」には、外用薬での治療なども含まれます。

 

市販薬については筆者も色々と使ってきましたので、以下のページでまとめています。

 

>>いぼ痔が治ったのでオススメ市販薬を紹介してみる。ボラギノールは効いたのか?

 

 

 

では、自覚症状が出ている場合の対処について説明していきましょう。


 

いぼ痔の症状が出ている時の対処法

特に「痛みや出血」がなければ、様子見でも大丈夫なのがいぼ痔ですが、「生活習慣の改善」などのケアをしていないと、進行していくことが多い疾患でもあります。

 

突然自覚症状があらわれた場合は、次のような対処法が効果があるとされています。

 

 

突然痛みを感じた場合

突然痛みを感じた場合、まずは「安静にすること」が第一です。

 

布団の上で膝を軽く曲げた状態で横向きに寝て、全身の力を抜いてリラックスします。

 

この時お尻に力が入らないようにしましょう。

 

痛みがひどい場合でも、これだけでずいぶんと改善されることがあります。

 

 

何かおできのようなものが出ている場合

排便後に脱出(いぼ痔が飛び出てきた状態)している場合は、肛門をきれいにした後で、便器に座ったまま指で脱出してきたイボをゆっくりと肛門の中に押し戻します。

 

そして押さえながらゆっくりと立ち上がると、スムーズに押し戻すことができます

 

温水便座器がある場合は、温水シャワーで一度温めると「括約筋」が緩んでさらに押し戻しやすくなります

 

くれぐれも無理やり押し戻したりはしないようにして下さい。

 

 

突然出血した場合

突然の出血に気がついたら、まずは温水便座器などを使って患部をきれいにします。

 

その上で、肛門部に清潔なトイレットペーパーや生理用のナプキンなどを当てて、しばらく横になっていましょう。

 

横になる時のコツは上記「突然痛みを感じた場合」と同じです。

 

出血の状態を見て

 

  • 出血量が多い
  • 痛みを伴っている
  • 黒ずんだ血が混じっている

 

場合は、すぐに医療機関に相談するようにしてください。

 

 

かゆみがある場合

「痔疾患」の自覚があると、排便後に肛門を拭く際に躊躇してしまいがちになります。

 

すると便が付着したまま炎症を起こし、ジトジトした痒みを起こすことがあります。

 

また温水シャワーなどで洗いすぎると、今度は皮脂が落ちすぎてカサカサした痒みを起こす場合もあります。

 

さらにいぼ痔から滲出物が出て、その刺激で強い痒みを感じる場合もあります。

 

こうした痒みを総じて「肛門掻痒感(こうもんそうようかん)と言います。

 

まずは掻いたりせずに、肛門をきれいに洗浄して、コットン製で通気性の良い下着などに着替えてください。

 

化繊の下着だと蒸れる場合があります。

 

また便を残さないように普段のお尻の拭き方にも工夫をすることが重要になります。

 

清潔にして上記「突然痛みを感じた場合」と同様にリラックスして横になると、痒みが静まることが多いので試してみてください。

 

 

 

もし自覚症状が繰り返しあらわれる場合は、以下のような方法で対処してください。

 

  • 肛門科や皮膚科を受診して適切な治療を受ける
  • 市販薬で対処する
  • 漢方薬を試してみる

 

場合によっては、前述したように手術が適用される場合もあります。

 

では最後に「症状が出ていない場合は放置してOKか?」についてです。

 

症状が出ていない場合は放置してOKなの?

ページが長くなるため、別のページでまとめました。

 

 

さいごに!

「いぼ痔の治療は恥ずかしい」という理由から、病院に行かない方も多いと思います。

 

また、基本的には「保存的治療で良い」とされていますが、悪化しないように注意しましょう。

 

ちなみに筆者は最終的には「飲み薬」で治しました。

 

「しばらく様子見している・・・」という方は早めの内服薬も検討してみて下さい。

 

>>いぼ痔が治ったのでオススメ市販薬を紹介してみる。ボラギノールは本当に効いたのか?

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