副鼻腔炎・蓄膿症の頭痛はいつまで続く?頭痛薬と治し方!
副鼻腔炎や蓄膿症によって、長らく頭痛に悩まされている方も多いと思います。
筆者(私)も蓄膿症が治るまでは、頻繁に頭痛に悩んでいました。
当ページでは、そんな悩めるあなたへ
- なぜ副鼻腔炎(蓄膿症)で頭痛がおきるのか?
- いつまで続くのか?
- 頭痛薬や治し方について
を説明します。
ぜひ、参考にしてみてください。
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副鼻腔炎(蓄膿症)による頭痛はなぜおこる?
当ページをご覧の方は、おそらく副鼻腔炎や蓄膿症がどのようなものか、だいたいお分かりかと思いますが、念ために説明しておきましょう。
副鼻腔炎というのは、顔に計8つある「副鼻腔」と呼ばれる空洞に、炎症がおきる病気です。
@上顎洞(じょうがくどう)
⇒鼻の両側(頬付近)
A篩骨洞(しこつどう)
⇒目頭の内側
B前頭洞(ぜんとうどう)
⇒眉間から眉上
C蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)
⇒A篩骨洞のさらに奥深く
この8つある空洞のいずれかが、
- 風邪やインフルエンザウイルスの侵入
- 慢性的な鼻炎による炎症が、副鼻腔まで拡大
などの理由によって炎症をおこすと、「副鼻腔炎」になります。
一方の蓄膿症とは、この「副鼻腔」に膿が溜まっている状態を言います。
ただし一般的には、「副鼻腔炎」の炎症が3ヶ月以上継続している状態を蓄膿症と言うことが多いです。
このように表現としては非常にあいまいになっていることから、一般的には「副鼻腔炎」と「蓄膿症」は同じ病気と考えていても特に問題ありません。
※炎症が1ヶ月でも膿が溜まる場合もあるため、言葉の定義はあまり難しく考える必要はありません
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頭痛は前頭洞(ぜんとうどう)の炎症が多い!
さて、では頭痛の話に入っていきます。
上の図で見ていただいたとおり8箇所の空洞がありますが、眉付近に2つの空洞「前頭洞」があります。
ここに炎症を起こすと、頭痛としてあらわれることが多いです。
副鼻腔炎(蓄膿症)として一番多いのは、頬に出来る「上顎洞炎」ですが、前頭洞の炎症をともなうことも多々あります。
ちなみに「上顎洞炎」の場合は、頬や歯に痛みを感じることが多いです。
頭痛はいつまで続くの?
さて、ではこの頭痛はいつまで続くのでしょうか。
答えは
炎症を鎮める・膿を出すまでは、基本的には続く
となります。
症状には、急性期・亜急性期・慢性期などがあり、それぞれ症状の強さが異なります。
この中でもっとも症状が強くでる(痛みが出る)のが「急性期」ですので、慢性期に入ると痛みが和らぐ人もいるでしょう。
ただしこれは根本解決になっておらず、さらに悪化してしまった場合はさらなる痛みが待ち構えています。
また、痛みが和らいでいたとしても、炎症がおさまり膿が出るまでは違和感が残ります。
頭痛薬と治し方について
頭痛がひどい時に真っ先に頼りたくなるのが「頭痛薬」です。
もちろん、薬を使わず頭痛を治す方法は残念ながらありません。
※「頭痛を治めるツボ」なるものは存在しますが、通常の頭痛とは原因が異なるため、効果は期待できません
では、「副鼻腔炎の際に頭痛薬に頼るのは良いのか?」という点についてですが、基本的には問題ありません。
ただし当たり前ですが、頭痛薬を使ってその場をしのいでいても、根本的な解決にはならないです。
膿を出し切り、炎症を抑えるほかに根本的な解決はありません。
蓄膿症はなかなか治りにくい病気ですので、症状に気づいた時点でなるべく早めに対処することをオススメします。
ではどのような治し方があるのでしょうか?
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蓄膿症・副鼻腔炎の治し方について
治し方には
- 膿の排出
- 抗生物質の服用
- 手術
などなど色々な方法があります。
私は保険適応外の漢方薬やお茶によってスッキリとしましたが、やはり長い期間が掛かりました。
以下のページでは、副鼻腔炎の種類や一般的な治療、私が行ってきた治療などを紹介していますので、是非参考にしてみてください。
繰り返しになりますが、蓄膿症は長引くと厄介ですので早めの対処を心がけましょう。
■オススメの市販薬と、私の治療体験談
⇒副鼻腔炎,蓄膿症,後鼻漏に効く市販薬ランキング!
■副鼻腔炎の種類と、症状・原因・治療の違い
⇒副鼻腔炎・蓄膿症とは?種類と症状・原因・治療の違い!
■副鼻腔炎の手術と費用について
⇒慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の手術内容や費用について知ろう!
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