たんぽぽ茶の効能は母乳・不妊・便秘に◎!妊婦への副作用と、おすすめ人気ランキング
このページでは
- たんぽぽ茶ってなに!?
- たんぽぽ茶の主な効能とは?
- たんぽぽ茶はなぜ母乳に良いの?
- 妊婦さんにも良い効果が?!
- 不妊にも良いと言われる理由とは!
- 副作用はあるの?
について分かりやすく!説明しています!
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たんぽぽ茶ってなに!?
たんぽぽ茶とは、野草でも馴染みの深いたんぽぽの根を焙煎したお茶のことです。
画像出典:http://www.manji-kyoto.com/archive/portfolio/tanpopo-2/
たんぽぽの根には、鉄分やミネラルが豊富でいろいろな効果・効能があります。
そのため生薬(漢方薬の原料)でも用いられており、とても体に優しい飲み物として近年注目を集めています。
味としては、やや苦味の強いコーヒーに似ていると言われています。
ただしコーヒーや緑茶とは違い、カフェインを含んでいないため、
- 赤ちゃんのいるお母さん
- 妊婦さん
- コーヒーのカフェインが苦手な人
でも安心して飲むことができます。
ここ最近注目度が上がっており、ティーバックでも売られているため手軽に飲める健康飲料になりました。
また後ほど詳しく説明しますが、母乳を調整する効果があることでも知られており、授乳中の女性に大変人気があります。
とは言え「いろいろな健康効果」があることで知られるたんぽぽ茶は、授乳期の女性だけでなく、
- 冷え性や貧血気味の人
- むくみの強い人
- 疲労感が強い人
- 男性
など、あらゆる人にもオススメできます。
たんぽぽ茶の主な効能とは?
ではたんぽぽ茶の効能をみてみましょう。
たんぽぽ茶には、おもに以下のような働きがあることがわかっています。
- 利尿作用(むくみの解消、高血圧の改善)
- 血流促進効果(冷えの解消、自律神経の調整)
- 疲労回復効果
- 卵巣や精巣などの性機能改善効果
- 血中コレステロールの調整作用
- 新陳代謝の促進効果(美肌、エイジングケア)
- 免疫力を向上させる作用
- 鎮静効果(リラックスさせる作用)
このようにたんぽぽ茶には、体調全体を整える作用があることがわかっています。
特に
- 「性機能」の改善効果
- 「血流」の改善効果
- 「自律神経」の調整効果
などは男女ともに、「更年期障害の症状改善」にも期待できるでしょう。
では続いて
「たんぽぽ茶はなぜ母乳に良いと言われるのか」を説明しましょう。
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たんぽぽ茶はなぜ母乳に良いの?
先ほども説明しましたが、たんぽぽ茶は授乳中の女性に特に人気があるということで高い注目を集めているのですが、なぜ母乳に良いのか、その点を説明していきましょう。
1.卵巣機能を高める!
まず母乳が出る仕組みについてですが、妊娠すると卵巣機能が高まり、エストロゲンという女性ホルモンたくさん分泌されるようになります。
この「エストロゲン」によって胎盤が形成されたり、胎児の成長に合わせて乳腺が発達して、母乳を作り出せるようになるのです。
そしてたんぽぽ茶には
卵巣機能の促進効果
があることがわかっています。
このことから妊娠中にたんぽぽ茶を飲むと、エストロゲンが豊富に分泌され、母乳が出やすくなると考えられています。
これは不妊傾向にある人にも有効であることを意味しています。
2.血流改善でホルモンを卵巣へ届ける!
また、卵巣の機能をコントロールしているのが、「視床下部」という脳幹の一部です。
視床下部から出る指令を卵巣に届けているのは「性ホルモン分泌促進ホルモン」という物質の役割で、そのホルモンは血流にのって卵巣まで届けられます。
したがって、血流促進効果も
- 乳腺を発達させること
- 不妊解消
に非常に効果が期待できるということになります。
※不妊改善については後ほど詳しく説明します。
3.自律神経を整えて、正しい指令をだす!
さらに、脳幹は自律神経の司令塔でもあります。
たんぽぽ茶によって自律神経を調整するということは、脳幹の働きを正常にすることであり、それがすなわち「視床下部から出る指令が正しく卵巣に伝えられること」へとつながるのです。
このように、たんぽぽ茶に含まれている有効成分が3つの面に同時に作用することで、結果として母乳が出やすくなったり不妊解消へと繋がることになるのです。
では「出産前の妊婦さん」が飲む場合には効果があるのでしょうか?
妊婦さんの体への影響は?
出産後の授乳に良い効果があるのは分かって頂けたかと思います。
では、現在妊娠中の方の場合、たんぽぽ茶はどのように作用するのでしょうか?また、胎児への影響は無いのでしょうか。
まず結論から言いますと、
- ノンカフェインであること
- 他に毒性のある物質が含まれているわけではない
という点から、胎児への影響は少ないといえるでしょう。
ただし、飲みすぎると利尿作用によって体内の水分量がどんどん少なくなってしまうので、飲みすぎには注意してください。
だいたい1日1〜3杯程度が適量と言われています。
※念のため、主治医には相談してみましょう。
効能@:お腹の中の赤ちゃんに免疫力を!
胎児はへその緒を通じて母体から栄養をもらっています。
臍帯血(ヘソの緒を通して流れる血)には赤ちゃんが生まれてから必要な免疫力をつける物質も含まれているため、免疫力を向上させる作用は母体を通じて赤ちゃんにも届けられることになります。
効能A:マタニティーブルーを予防・改善!
妊娠中にはホルモンバランスが乱れて、自律神経にも狂いが生じやすく「マタニティブルー」と呼ばれるうつ状態になる人も多いのです。
たんぽぽ茶のもつ卵巣機能向上作用や自律神経を調整する作用は、マタニティブルーを予防・改善する効果も期待できます。
効能B:ストレスを緩和し、赤ちゃんにしっかりと栄養を!
妊娠中にストレスを感じていると、赤ちゃんに悪影響をおよぼす可能性があります。
それはなぜでしょうか?
ストレスを抱えると脳は「全身の血管を収縮させる指令」を出します。これは抗ストレス反応と呼ばれるものです。
上でも説明したとおり、胎児と母体はヘソの緒で繋がっており、酸素や栄養素そして赤ちゃんの排泄物などのやりとりは血液(臍帯血)を介して行われています。
そのため血管が収縮して血流が悪くなると、赤ちゃんに届けられる栄養素や酸素の量が不足したり、本来排泄しなければならないものが胎児の体内に残ってしまいます。
これでは胎児に良い影響があるはずはないです。妊娠期間中の大半をストレス過多で過ごした母体から生まれる赤ちゃんは、「栄養失調、酸素不足から脳に深刻なダメージを抱えて障害児となる」などの可能性があると指摘されているのです。
そうした事態を回避するためにも、妊娠中はたんぽぽ茶などの鎮静効果のあるハーブティーなどで、リラクゼーションを心がけるのが良いです。
このような理由から、たんぽぽ茶は妊婦そして胎児ともに良いと言われているのです。
ただし、同じタンポポの仲間である「フキタンポポ(ダンデライオンルート)」には“ピロリジンアルカノイド”という肝毒性があるため、妊婦さんは絶対に飲まないようにしてください。
通常、市販されているものにこのタイプは無いとは思いますが、念のため購入時には成分表示を確認すると良いでしょう。
では続いて
「たんぽぽ茶が不妊に良いと言われている理由」について説明しましょう!
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たんぽぽ茶が不妊に良い理由とは?
ここまでの説明でたんぽぽ茶が
- 妊婦
- 授乳中のお母さん
に良いということがお分かりいただけたと思います。
しかし、たんぽぽ茶のスゴイところはこれだけではなく、近年深刻化している「不妊症」についても、改善効果が期待できるとされています。
ただし現在、不妊症の原因の50%は男性側にもあると言われていますので、男性も一緒に飲むことをお勧めします。
たんぽぽ茶には卵巣だけでなく、精巣の機能を高める作用があるため、精子の量を増やしたり、EDを予防する効果も期待できるからです。
不妊症の原因とたんぽぽ茶
これまで不妊症は「女性側の精神的な問題が大きい」と考えられてきました。
しかし、近年では「心理的な側面」という漠然とした原因からもう一歩進み、「精神的なストレスからくる、自律神経失調が原因ではないか?」と考えられています。
というのも、自律神経は性ホルモンと深い関係があり、同時にストレスの影響を受けやすいからです。
つまり精神的なストレスは、
ホルモンバランスと自律神経のバランスを同時に崩してしまう最大の原因
となり、
男女共に性ホルモンバランスが乱れることで、不妊傾向が起こりやすくなる
と考えられているのです。
したがって、たんぽぽ茶の持つ
- 鎮静作用(抗ストレス作用)
- 自律神経を整える作用
- 卵巣や精巣に働きかけて性ホルモンの分泌量を整える作用
- 血流改善作用
などは、不妊症の予防・改善にも効果があると言えるでしょう。
ただし現在の性ホルモンの状態を把握するためにも、不妊傾向がある場合はパートナーと一緒に産婦人科を受診し、不妊治療を受けることをお勧めします。
たんぽぽ茶はその治療効果を高めるためのサポート役としても最適でしょう。
たんぽぽ茶に副作用はあるの!?
タンポポ茶はあくまでも健康茶ですので、ほとんど人体には無害です。
1日1〜3杯程度飲むぐらいならまず問題は無いですし、健康な女性ならもう少し飲んでもなんら影響はありません。
ただし稀に、胃酸過多が引き起こされることで胃のムカムカを感じる方もいるとのことです。
関連ページ!
>>胃酸過多とは?症状・原因・対処【出すぎた胃酸を抑える】
その他、
- 胆道閉鎖
- 胆嚢炎
- 閉塞性イレウス
を患っている方も、服用は避けた方が良いとされています。
ということで、副作用に関しては特に心配する必要はありませんが、あまりにも飲みすぎたり、上記の病気を患っている場合は注意しましょう。
では続いて
「オススメのたんぽぽ茶ランキング」を紹介しましょう。
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たんぽぽ茶のオススメランキング!
筆者の家庭においても、赤ちゃんを授かる度に妻がタンポポ茶を毎日飲んでいました。
その経験から、成分や価格、飲みやすさなどを色々比較してきましたので、ここでオススメをランキング形式で紹介しましょう。
さまざまなお茶を販売しているティーライフ社から販売されているたんぽぽ茶です。
「たまごクラブ」や「ひよこクラブ」でも紹介されたことから、「たんぽぽ茶」というまだまだマイナーな商品ですが、これまでに10万を越える販売実績をあげており、圧倒的な人気を得ている商品です。
非常にマイルドで飲みやすいため、筆者の妻も毎度飲んでいます。
たんぽぽの根だけでなく、ママに不足しがちなカルシウムや鉄分をたっぷりと含んでいる
- 黒豆(味をマイルドにする効果もあります)
- 醗酵ギンネム
がブレンドされており、非常に飲みやすい上に栄養分もしっかりと摂ることができます。
また、「たんぽぽ茶は好みが分かれる」ということを前提に、10日分のお試しサイズが730円(送料込み)で販売されている点も、筆者がいちばんにオススメしている理由の1つです。
※さらに30日間の返金保証も付いています
このように、味や栄養を考えたブレンドはもちろんのこと、私たち消費者の視点でサービスされている点が高評価です。
「はじめてのたんぽぽ茶に悩んでいる!」という方には、ぜひ最初にお試しいただきたいと思えるお茶です。
公式HP:たんぽぽ茶ブレンド
こちらはたんぽぽ成分を「飲みやすいパウダー状」にしている商品です。
先ほど軽く説明しましたが、たんぽぽ茶は好みの分かれる味です。
上で紹介した「たんぽぽ茶ブレンド」では、黒豆などを上手くブレンドしているため非常に飲みやすい味となっており、続けやすいのですが、多くのたんぽぽ茶は飲みにくく、続けいにくいというのが難点でした。
そこで、飲みやすくしようと販売されたのがミルニックです。
ママ友の間でも人気の商品であり、実際に妻も一時期飲んでいましたが、抵抗無く飲みやすいと評判でした。
お母さんや赤ちゃんの健康を考えた栄養も含まれているため、こちらもオススメです。
初回は980円で購入できますが、2回目以降は4980円とやや高い印象はあります。
なお初回購入時は「定期コース」での購入になりますが、1回目のみ受け取り、2回目を解約することも出来ますのでその点はご安心下さい。
商品としては悪くありませんので、2回目以降の値段に特に問題が無い方は、一度試されても良いかもしれません。
公式HP:ミルニック
以上がオススメの「たんぽぽ茶」です。
繰り返しになりますが、たんぽぽ茶は味が独特です。妻にはこれまで8種類くらいを飲んでもらっていますが、ニガイものが多いです。
そのため、やはり始めて飲む場合は「たんぽぽ茶ブレンド」を選ばれるのが一番オススメです。
そして仮にそれでも味がダメだと思った場合は、「ミルニック」をお試しいただければと思います。
以上、参考になれば幸いです。
たんぽぽ茶のまとめ!
いかがでしたでしょうか?
たんぽぽ茶は「母乳をあげているお母さん」に限らず、妊娠中や妊活中にもおすすめできる効能がギュッと詰まっています。
味は独特ですが、基本的に大きな副作用もありませんので、ぜひ一度お試し頂けたらと思います。
▼少しでも多くの方に届くよう、シェアして頂けますと幸いです!
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