喘息・咳喘息に効く市販薬と漢方薬!吸入薬はどこで買える?

花粉症・鼻炎のオススメ市販薬

喘息・咳喘息に効く市販薬と漢方薬!吸入薬は売ってるの?

このページでは、

 

  • 喘息・咳喘息は市販薬で治る?
  • 喘息・咳喘息にオススメな市販薬(漢方含む)
  • 市販の吸入薬は買えるの?
  • おすすめの方法!

 

についてどこよりもわかりやすく!説明します。

 

なお、一般的な咳症状に対するオススメ市販薬については、咳がひどい時に!「咳止め市販薬・シロップ」おすすめランキング!にて紹介しておりますので、そちらをご覧ください!

 

※当ページはあくまでも「喘息・咳喘息」向け市販薬について書いています

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喘息と咳喘息は市販薬で治る?

ここでは喘息に効く市販薬や漢方を紹介しますが、市販薬を使う前に簡単な注意です。

 

まず第一に、もし「大人の喘息」であれば、完治は難しいため、辛い状況であればまずは病院(呼吸器科・内科)へ行くことをオススメします。

 

また、乳児や幼児の「小児喘息」についても、息苦しそうであればまずは小児科へ連れていきましょう。

 

喘息は発作が起こると激しい呼吸困難を起こし、命に関わる危険性のある病気ですので、必ず適切な治療を受けて下さい。

 

また、喘息や咳喘息のスタンダードな治療法は、

 

ステロイド吸入薬 + 抗アレルギー剤

 

による薬物治療です。

 

そのため、市販の喘息治療薬はあくまでも「症状が寛解した人が再発した際の急場しのぎ用」と考えて使用するようにしてください。

 

※寛解とは、「全治とまでは言えないが、病状が治まっておだやかであること」です

 

さて、ここまで市販薬に対して批判的な言葉が並びましたが、ハウスダストによる一時的な喘息などは、市販薬でも和らげることが出来ますので、状況に応じて市販薬にも頼りましょう。

 

では前置きが長くなりましたが、
まずは「喘息・咳喘息に効く市販薬」を紹介しましょう。

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 喘息や咳喘息にオススメの内服薬

まずはオススメの内服薬3種類を紹介しましょう。

 

 

アスクロン(大正製薬)

気管支を広げ、呼吸を楽にする「メトキシフェナミン塩酸塩」を配合した、微粒タイプの鎮咳去痰薬(咳を鎮め痰を切りやすくする薬)です。

 

6つの有効成分の作用で喘息、かぜによる咳の症状を改善し、痰を切りやすくします。

 

 

 

 ミルコデシロップ(佐藤製薬)

気管支を広げ、咳を鎮める「dl−メチルエフェドリン塩酸塩」が配合された鎮咳去痰薬です。

 

他にも痰を切りやすくする「グアイフェネシン」、「キキョウエキス」、「セネガエキス」、「カンゾウエキス」などの生薬由来成分が配合されています。

 

 

 

 強力アスメトン(第一三共ヘルスケア)

気管支拡張成分「メトキシフェナミン」、「アミノフィリン」を配合、さらに鎮咳成分の「ノスカピン」、抗アレルギー成分として抗ヒスタミン薬を配合した喘息治療薬です。

 

「アミノフィリン」の含有量は控えめで、咳喘息の際に吐き気や嘔吐が起こりにくい成分配合になっています。

 

 

続いては「喘息・咳喘息にオススメの漢方薬を紹介しましょう。

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喘息・咳喘息におすすめの漢方薬

続いては、
喘息・咳喘息にオススメの漢方薬を3種類紹介します。

 

 

 小青龍湯(クラシエ、ツムラ他)

咳を伴う喘息症状を緩和させる漢方薬として最もポピュラーなものです。

 

体を温める効果が高いので、冷え性、ストレス、気温の変化によって起こる喘息発作や咳発作に対して効果的です。

 

 

 

五虎湯(クラシエ、ツムラ他)

顔が赤くなって咳き込むタイプの咳喘息や、気管支喘息に効果があります。
小児喘息や胸痛にも効果があります。

 

 

 

麦門冬湯(クラシエ、ツムラ他)

乾咳(乾いた咳)、咳喘息、気管支喘息など喘息様症状に対し効果のある漢方薬として小青龍湯についでポピュラーな存在です。

 

 

 

 

では続いて、
「喘息・咳喘息の市販吸入薬は売ってるの?」について説明します。

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 喘息や咳喘息に有効な「吸入薬」は市販されてるの?

冒頭でも述べたように、現代の喘息や咳喘息の治療では「ステロイド吸入薬を用いる治療」が第一選択肢になります。

 

今現在、市販薬としての喘息治療用吸入薬というのは流通しておらず、海外から個人輸入という形で取り寄せるのであれば可能です。
(15/08/01現在)

 

しかし、医薬品の個人輸入はトラブルが多く、喘息の治療自体がセルフメディケーション(市販薬で完治させること)は不可能なので、決してお勧めすることはできません。

 

本格的な喘息治療は、必ず医療機関を受診するようにしましょう。

 

 

おすすめの方法!

20歳を越えても喘息を患っていた息子にピッタリだった方法ですので、皆さんにも必ず良いとは言えませんが一応紹介しておきます。

 

これは発作が出たときではなく、普段から心がけてほしいことなのですが「乳酸菌の摂取」をオススメします。

 

「アレルギー抑制に乳酸菌が良い」というのは皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、喘息や咳喘息もアレルギー疾患の一つです。

 

アトピーや花粉症がアレルギー疾患としてメジャーなため、あまり「喘息と乳酸菌」を結びつけて考えたことがなかったのですが、「同じアレルギー疾患だから、もしかして良いのかも?」と思い飲ませたところ、ひどかったゼェゼェがピタッと止まりました。

 

上でも「基本的にアレルギー疾患の完治は不可能」と説明しているとおり、飲むのをやめると再びゼェゼェする可能性はありますが、頻繁に薬や吸入薬を使うよりはマシかと思い、続けさせています。

 

ではなぜ乳酸菌が良いのか、簡単に説明しましょう。

 

アレルギーがでる簡単な説明!

アレルギーが出る仕組みがわかれば、乳酸菌が良いと言われる理由がわかります。

 

アレルギーというのは、体内に作られる「抗体」が、アレルゲン(ホコリやダニ、花粉など)を排除するために様々な反応を起こすことです。

 

基本的にこの抗体は「おたふく風邪のウイルス」など、本当に害となる物に対して作られるので、非常に素晴らしい機能です。

 

※この場合の免疫反応は「2回目以降に侵入したウイルスをすぐに殺菌してしまう働き」ですので、発病しなくなります

 

しかしホコリや花粉などはさまざまな場所で飛び交っているため、それらに対して抗体を作ってしまうと、頻繁にアレルギー症状がひき起こされることになります。

 

ではなぜ「抗体」が作られてしまうのか?

 

この抗体を作るときに「ヘルパーTリンパ球」と呼ばれる白血球の一つが関わっているのですが、このヘルパーTリンパ球には

 

Tリンパ球1型
⇒抗体の生成を抑えようとする(アレルギーを抑える作用をする)

 

Tリンパ球2型
⇒抗体を生成しようとする(アレルギーをひき起こそうとする)

 

という2種類があるのですが、

 

このバランスが崩れて「2型」が強まってしまうことで、抗体が生成され、アレルギーが引き起こされる

 

のです。

 

乳酸菌は1型を強める働きをする

ここで乳酸菌が出てくるのですが、「乳酸菌は1型を強めてくれる」という報告を東京大学や色々な研究機関が報告しています。

 

つまり、1型が強まることでアレルギーを抑える作用が強くなるということです。

 

簡単ですが、これが乳酸菌が良いといわれている理由です。

 

では、乳酸菌はどんな種類を摂れば良いのでしょうか?

 

結論から言うと、多くの種類を摂るほうが良いです。

 

乳酸菌には約350種類あり、人それぞれ合う乳酸菌が違うという特徴があるため、1つひとつの種類を偏って摂ると無駄になる可能性が高いです。

 

もちろん350種類すべてを摂るというわけではなく、特に有効とされている乳酸菌を偏り無く摂取できる物がオススメです。ちなみに筆者が息子に飲ませているのは「乳酸菌革命」という乳酸菌です。

 

こちらは乳酸菌の中でも特に有力視されている「ラクトバチルス属」の乳酸菌が多数含まれている上に、ビフィズス菌やラブレ菌、カゼリ菌などもバランスよく配合されています。

 

これまで10種類以上の商品を試していますが、これが一番実感度が高かったです。

 

ちなみに乳酸菌飲料は費用が高くつきますし、甘味料など不要な物を取り入れることになるのでオススメしません。

 

またヨーグルトは、それ自体が乳製品でありアレルゲンになる可能性が高いですし、摂取できる乳酸菌の種類が偏るため、こちらもオススメしません。

 

※乳製品や卵製品はアレルギー傾向が高いため、摂り続けるとアレルギーが発症する可能性が高まります

 

筆者の息子は中学入学時(13歳ころ)から22歳頃まで長年苦しんでいましたが、かなり変化が見られました。

 

皆さまにも良いとは限りませんが、一つの選択肢として参考になれば幸いです。

 

【参考】
公式HP「乳酸菌革命」

 

 

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