蓄膿症や副鼻腔炎で吐き気・咳が止まらない場合と、鼻水が出ない時

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蓄膿症や副鼻腔炎による吐き気・咳が止まらない場合と、鼻水が出ない時に考えられること

蓄膿症や副鼻腔炎をわずらっている場合に、

 

  • 吐き気がする!
  • 咳が止まらない!
  • 鼻水があんまり出ない!

 

というケースがあります。

 

この場合に考えられるのが

 

後鼻漏(こうびろう)

 

です。

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後鼻漏ってなに?

後鼻漏の説明をすれば、副鼻腔炎(蓄膿症)で

 

  • 吐き気する理由
  • 咳が止まらない理由
  • 鼻水が出ない理由

 

がわかるかと思います。

 

副鼻腔炎と蓄膿症の違い!

念のために2つの違いを簡単に説明すると、一般的に「副鼻腔炎が3ヶ月以上続いた場合」を蓄膿症と言います。

副鼻腔炎には、

  • 急性副鼻腔炎
  • 慢性副鼻腔炎

がありますが、慢性副鼻腔炎のことを蓄膿症と言います。

ただし、昔は使い分けられていたイメージがありますが、今は「副鼻腔炎=蓄膿症」と扱う場合も多いため、同じものと考えて問題ありません。

 

 

まず後鼻漏(こうびろう)というのは、簡単にいうと鼻水が前ではなく後ろへと流れ落ちる状態を言います。

 

病名ではなく、あくまで「喉へ流れ落ちる」という症状をさしています。

 

では、どのような場合に後ろへと流れるのかと言うと、

 

  • 一時的な鼻炎(風邪や花粉症など)
  • 慢性的な鼻炎(通年性鼻炎など)
  • 副鼻腔炎

 

の際に、鼻水が大量にふえると喉に落ちることがあります。

 

「落ちることがあります」と説明したのは、皆さんも確実に経験しているとおり、鼻水が多い場合は前へ前へと流れおちてくることがほとんどだからです。

 

そのため、慢性的な鼻炎や副鼻腔炎になったからと言って、必ずしも後鼻漏をともなうとは限りません。

 

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吐き気や咳が止まらない理由!

ではまずはこの2点、
「吐き気・咳が止まらない理由」についてです。

 

このページをご覧の方は副鼻腔炎(蓄膿症)の症状をご存知かと思いますが、副鼻腔炎というのは顔に8つある「副鼻腔」に炎症がおき、そこに膿が溜まる病気です。

 

そしてこの「膿」こそが吐き気と咳の主な原因になっています。

 

先ほど説明したとおり、後鼻漏をともなう場合は、鼻水が喉へと流れてくるのですが、それに混じって膿も同時に流れ落ちてきます。

 

もちろん膿は身体にとって良いものではないため、身体はそれを排除しようとします。

 

それが、

 

  • 吐き気

 

となってあらわれているのです。

 

恐らくですが、副鼻腔炎(蓄膿症)をわずらっている方が「吐き気」や「咳」をともなう場合は、口臭がキツくなっていることも多々考えられます。

 

これは口の中や食道に、膿が流れ落ちてきてるため、膿のニオイによって口臭がしています。

 

なお必ずしも膿が含まれていなくとも、流れ落ちてくる鼻水が多いと「喉にへばりつく鼻水」を排除しよとするため、吐き気がしたり、咳が止まらなくなります。

 

また、咳が止まらなくなるもう1つの理由として、「喉の乾燥」が挙げられます。

 

副鼻腔炎(蓄膿症)によって鼻づまりをおこすこと、口呼吸になることが多くなります。

 

そうなると喉の乾燥をひき起こしやすくなり、結果的に些細な刺激にたいしても咳が出やすくなります。

 

咳で「うつる」の?

余談ですが、たまに「副鼻腔炎の咳によって、うつったりするの?」という疑問を持つ方がいらっしゃいますが、答えは

 

半分YES、半分NO

 

です。

 

副鼻腔炎によって咳が出る理由は、上で説明したとおり「喉にへばりつく鼻水や膿を排除するため」です。

 

そのため、咳をしたからといって誰かに何かウイルスがうつるということはありません。

 

ただし、そもそも副鼻腔炎の原因となった「風邪ウイルス」などが体内にあれば、もちろんその菌やウイルスがうつる可能性はあります。

 

※副鼻腔炎は、風邪やインフルエンザにおける鼻炎が長引くと、発症することが多々あります

 

ということで「半分YES、半分NO」という答えになります。

 

 

では、咳や吐き気に対してどのような対処が考えられるのか?

 

これは最後にまとめて説明します。

 

続いてもう一つのお話、
「副鼻腔炎で鼻水が出ない場合」についてです。

 

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副鼻腔炎(蓄膿症)で鼻水が出ない?

副鼻腔炎(蓄膿症)における代表的な症状として

 

  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 膿がでる

 

が挙げられます。

 

しかし、「鼻水が出ない」という場合も考えられます。

 

この場合は、

 

  • 鼻づまりが酷すぎて、鼻水が出てこない
  • 鼻水の粘度が強く、流れ出てこない
  • 後鼻漏がおきている

 

ということが考えられるでしょう。

 

鼻をかんでも膿が含まれていない、もしくは喉の方へ膿が流れ落ちてこない、という場合は副鼻腔炎に気づかないこともあるかと思います。

 

※他に「頬が痛い」などの症状で気づく場合も多いと思いますが

 

そうすると、副鼻腔の中で徐々に症状が進行し(膿が溜まっていき)、治療もその分大変になります。

 

「鼻水が出ないから大丈夫」というわけではないので、鼻周りの違和感や、常に鼻づまりが起きている場合は早めに病院を受診しましょう。

 

では、どのように対処していけば良いのでしょうか。

 

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副鼻腔炎(蓄膿症)の対処方法について

このページで紹介した

 

  • 吐き気
  • 鼻水が出ない

 

という症状は、すべて「副鼻腔炎(蓄膿症)」とそれにともなう「後鼻漏」が原因となっていることが分かります。

 

つまり根本である副鼻腔炎を治療しない限りは治りません。

 

筆者も長年「蓄膿症+後鼻漏」をわずらっていた身ですが、保険適応外の漢方やお茶などを使い、解決しました。

 

副鼻腔炎も後鼻漏も、酷くなるとそれだけ治療に時間がかかりますので、以下ページも参考にして少しでも早く解決して頂ければ幸いです。

 

■オススメの薬やお茶(治療体験談あり)
副鼻腔炎(蓄膿症),後鼻漏にオススメの市販薬ランキング!

 

■後鼻漏について(私の経験談など)
【後鼻漏】鼻水が喉に流れる!咳や痰が出る?原因・症状・治療

 

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