《甲状腺機能低下症とは》症状・原因・治療・診断を知ろう

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《甲状腺機能低下症とは》症状・原因・治療・診断を知ろう

このページでは、

 

●甲状腺機能低下症の症状・原因・治療・診断
●甲状腺機能低下症に関するよくある質問

 

について分かりやすく説明しています。

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甲状腺機能低下症ってなに?

甲状腺機能低下症とは、文字通り、

 

甲状腺の機能が低下する病気

 

です。

 

具体的に言うと、甲状腺の機能が低下することで、甲状腺から作られる「甲状腺ホルモン」の分泌量が減り、後ほど説明する様々な症状を引き起こす病気です。

 

ここで念のためにお伝えしたいことは、甲状腺の機能は色々な要因で低下します

 

したがって甲状腺機能低下症とは、あくまでも「甲状腺の機能が低下する病気の総称となります。

 

さて、この「甲状腺」は、免疫系と呼ばれる器官の中でも重要器官であり、この機能が低下するということは、免疫機能全体の低下に繋がるおそれもあります

 

《甲状腺の位置》

画像出展:www.hokko.or.jp/

 

有病者(病気を抱えている人のこと)は圧倒的に40代以降の女性に多く、男女比では1:10で女性が多いです。

 

なお、甲状腺機能低下症は、大きく以下の2種類に分けられます。

 

■原発性
⇒甲状腺そのものが機能不全(正しく機能しない状態)に陥り、甲状腺ホルモンの分泌が出来なくなるタイプ

 

■続発性
⇒「甲状腺ホルモン」の分泌を促すための「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」の分泌が低下していくことで、甲状腺ホルモンの分泌量が減るタイプ

 

ではまずは、
「甲状腺機能低下症の症状」について説明します。

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甲状腺機能低下症の症状とは?

繰り返しになりますが、「甲状腺」は免疫機能全体を制御している重要な器官です。

 

そのため、この機能が低下した場合には次のような症状があらわれます。

 

・慢性的な倦怠感
・すぐに疲れてしまう
・無気力、集中力が欠ける
・計算力や記憶力の低下
・低体温症
・脱毛
・乾燥肌
・嗄声(させい):声がかすれること
・体重増加
・多汗
・便秘
・(女性の場合)無月経

 

などなど。

 

では続いて、
「甲状腺機能低下症の原因」について説明します。

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甲状腺機能低下症の原因とは?

甲状腺機能低下症の原因としては、

 

先天的な要因が原因
潜在性な要因が原因

 

の2種類に分けられます。

 

では一つずつ説明します。

 

先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)

母体内で胎児が形成される際に、なんらかの遺伝子情報コピーエラーが起こり、甲状腺機能に障害が生じると発病します。

 

簡単に言うと、生まれつき甲状腺機能に障害を持っており、機能が弱い病気です。

 

分類としては、

 

■欠損性
⇒甲状腺自体が無形性あるいは低形成となるタイプ
(甲状腺自体がしっかりと作られない、非常に小さい)

 

■異所性
⇒舌根部付近に止まってしまい機能不全を起こすタイプ
(甲状腺が正しい位置にないため、ホルモンを作り出す機能が低下)

 

■甲状腺腫性(こうじょうせんしゅせい)
⇒正常な場所に形成されているが、機能しなかったり、機能が弱いタイプ

 

などに分類されます。

 

このように、「先天性甲状腺機能低下症」は、生まれつき甲状腺の機能に障害があるため、基本的には「原発性」に含まれることになります。

 

※原発性・・・上で説明した通り、「甲状腺自体が上手く機能しないことで、甲状腺ホルモンが分泌されない」タイプ

 

潜在性甲状腺機能低下症

橋本病や加齢などが要因となって起こる甲状腺機能低下症です。

 

「潜在性甲状腺機能低下症」では、明らかに何らかの基礎疾患(元となる病気)や原因となる要素があるため、「続発性」に含まれます。

 

※続発性・・・上で説明した通り、「甲状腺ホルモン」の分泌を促すための「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」の分泌が低下していくことで、甲状腺ホルモンの分泌量が減るタイプ

 

なお、「続発性」の甲状腺機能低下症の基礎疾患には、橋本病や加齢以外にも

 

・甲状腺ガン
・自己免疫性疾患、膠原病、アレルギー
・生活習慣病
・更年期障害
・ストレス障害、精神疾患、不眠症

 

などが考えられます。

 

■ちなみに!
甲状腺機能低下症は、

●女性の30〜60人に一人
(軽微なものを含めるた場合は10人に1人)

●男性の場合500〜600人に一人
(軽微なものを含めるた場合は60〜100人に1人)

の割合で発症すると言われている病気であり、自覚症状が無いだけで潜在的には多く存在します。

 

では続いて、
「甲状腺機能低下症の治療」について説明します。


甲状腺機能低下症の治療とは?

この病気を診断する際には、血液内の甲状腺刺激ホルモン(TSH)の値を測定すればすぐにわかるため、血液検査を実施します。

 

また、橋本病やバセドウ病など、他の病気と識別するために、画像診断なども行われます。

 

治療内容としては、「甲状腺機能低下症だけの治療」であれば、例外なく甲状腺ホルモンの投与を行う「ホルモン充填療法」が行われます。

 

このホルモン充填療法では、高い確率(80%以上の治療効果)で症状は改善・安定します。

 

ただし、基礎疾患(元となる病気)がある場合や、加齢によるものの場合は、継続的にホルモン充填療法を行わなければならないため、完治は難しいと言われます。

 

なお、治療については、

 

●女性の場合
⇒更年期障害から進行する場合があるため、婦人科で治療が行われることが多いのですが、場合によっては代謝内科に転科することもあります。

 

●男性の場合
⇒代謝内科が多く、先天性甲状腺機能低下症や小児の場合は小児科で治療が行われるのが一般的です。

 

上記のように男女で受診科が変わる場合があります。

 

では続いて、
「甲状腺機能低下症に関するよくある質問」に進みましょう。


《よくある質問》甲状腺機能低下症

よくある質問をまとめましたので、あわせてご確認ください。

 

甲状腺機能低下症と、食事やダイエットの関係を知ろう
甲状腺機能低下症と妊娠症状・妊娠リスクとは?

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