副鼻腔真菌症の症状・原因・治療!上顎洞で発症、鼻出血も!

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副鼻腔真菌症の症状・原因・治療

このページでは、

 

  • 副鼻腔真菌症の症状・原因・治療
  • 治療期間は?自然治癒はするのか?
  • その症状、本当に副鼻腔真菌症か?

 

について、どこよりもわかりやすく説明させて頂きます。

 

そもそも副鼻腔炎って何!?という方はまずコチラ

 

  • 左右のうち、片方だけ膿性の鼻水が出る!
  • 頬が痛む、腫れる!
  • チーズの様な物が鼻から出てきた・・・

 

という場合は、この副鼻腔真菌症を疑いましょう!

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副鼻腔真菌症の症状とは?

副鼻腔炎真菌症(別名:真菌性副鼻腔炎)は、
高齢者や抗生剤を継続使用している方、糖尿病患者などに見られやすい、

 

真菌(カビ)が副鼻腔に炎症を起こしてしまう副鼻腔炎

 

です。

 

では、まずは症状を知りましょう!

 

主な症状としては、

 

  • 左右のうち片方の鼻から、膿を含む鼻水が出る
  • 鼻水の悪臭がきつくなる
  • チーズの様な物質が鼻から出てくる
  • 上顎洞(頬の副鼻腔)が痛む
  • 上顎洞(頬の副鼻腔)が腫れる
  • 鼻から出血する

 

などが挙げられます。

 

ほとんどが、上記の症状でとどまりますが、まれに眼や脳にも炎症が広がる場合があります。

 

特徴としては、左右のどちらか片側で発症することが多いことです。
また、上顎洞(頬の副鼻腔)に最も起こりやすいのもポイントの一つです。

 

なお、上顎洞(頬の副鼻腔)では、真菌の塊を作ってしまう事が多く、その場合、真菌性上顎洞炎、上顎洞真菌症とも呼ばれます。

 

※副鼻腔炎真菌症の中の細かい名前分けであり、原因などは変わりません

 

 

では続いて
「副鼻腔真菌症の原因」について説明しましょう。


 副鼻腔真菌症の原因!

副鼻腔炎とは、鼻、頬、額にある計8つの副鼻腔のいずれかが、何らかの原因で炎症を起こす事です。(副鼻腔炎の基本はコチラ)

 

 

@上顎洞(じょうがくどう)
⇒鼻の両側(頬付近)

A篩骨洞(しこつどう)
⇒目頭の内側

B前頭洞(ぜんとうどう)
⇒眉間から眉上

C蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)
⇒A篩骨洞のさらに奥深く

 

副鼻腔真菌症の場合は、

 

「真菌(カビの仲間)」と呼ばれる菌が、炎症を引き起こしてしまう副鼻腔炎

 

です。

 

真菌は元気な人であっても、皮膚や粘膜に普段から付着しています。

 

人間の免疫力により、普段は悪さをしない(出来ない)菌ですが、身体が弱っている(免疫力が下がる)と、菌が増殖して、身体にさまざまな症状を引き起こします。

 

これを日和見感染(ひよりみ感染)と言いますが、副鼻腔真菌症もその一つです。

 

高齢者や、抗生剤を長年使用している方は、免疫力が下がってしまい、副鼻腔に侵入した真菌の増殖を、止められなくなってしまいます。

 

その結果、副鼻腔内で炎症を起こしてしまいます。

 

なお、真菌は多くの種類がありますが、副鼻腔真菌症の場合、アスペルギルスと呼ばれる菌が最も多い原因菌です。

 

ほかには、ムコール、カンジダなども原因になります。

 

では、次は副鼻腔真菌症の「治療」について学びましょう!

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 副鼻腔真菌症の治療!

副鼻腔真菌症の治療には、以下の様なものがあります。

 

 

 膿の洗浄(排膿洗浄)

膿を吸出し、副鼻腔をキレイに洗浄する方法で、以下の2種類あります。

 

下記以外にも、「ヤミックカーテル」を使う方法もありましたが、ロシアの医療器具として開発されたため、現在は日本では薬事法の関係から輸入出来ないようです。

 

なお、副鼻腔真菌症の場合、ほとんどが上顎洞での炎症のため、基本的には「穿刺洗浄」が多くなります

 

 

 穿刺洗浄

上顎洞(頬の副鼻腔)の膿取りに使用される方法としてメジャーです。
鼻腔と上顎洞の間にある薄い壁に針を刺し、膿を吸引します。
吸引後は内部を水で洗浄し、抗菌薬を上顎洞内に吹きかけます。

 

 

 プレッツ置換法

最初に鼻腔内をきれいに吸引しておきます。
まずは仰向けになり、頭を後ろにそらす姿勢をとります。
その状態で、一方の鼻を押さえて、生理食塩水もしくは薬液を鼻に流し込みます。
液を流し込んだ方に「(わかりやすく言うと)スポイトのようなもの」を入れ、空気を吸い出します。
(その際に、声を出すことで息を止めています)
吸引を止めると、空気が抜かれた副鼻腔に、一気に空気と薬液が流れ込みます。
これを繰り返すことで、薬液と膿が徐々に吸い出されてきます。

 

 

 抗真菌剤はほとんど使用しない!

水虫などは「抗真菌剤」を使用して、真菌を抑える事を第一選択としますが、副鼻腔真菌症の場合は、基本的に使用しません。
ですが、炎症が骨にまで及ぶ事があり、その状況になると抗真菌剤を全身投与し、あわせて鼻切開(手術)を行うことがあります。

 

 

手術を受ける

上記の「穿刺洗浄」を複数回洗浄するのが効果的ですが、この治療はとにかく「痛い」と有名です。
そのため、現状では、洗浄を行う施設は減っており、診断されれば手術を勧められることが多くなっています。

 

手術に関しては別ページで詳しく説明しております。
副鼻腔炎の手術内容や費用を知ろう!

 

 

 

続いては、副鼻腔真菌症の治療期間についてです!

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治療期間は?自然治癒はするの?

副鼻腔真菌症は、急性副鼻腔炎の様に、放っておいて治るものではありません

 

歯性上顎洞炎や悪性腫瘍との見分けも必要ですので、上記の症状がある場合は、早めに診断してもらうことをオススメします

 

また、既述の通り、症状が進行し、骨にまで炎症が及んだ場合は、内視鏡手術だけでなく、鼻そのものを切開して、すべての炎症部分を取り除かなくてはならなくなります

 

治療期間については、排膿治療の回数にもよりもますが、手術を受ければ一度で治る場合がほとんどです。

 

 その症状、本当に副鼻腔真菌症!?

副鼻腔炎は、大きく分けて4種類に分類されます。

 

それぞれ原因も治療も異なりますので、他の症状も合わせてご確認ください!

 

 

副鼻腔炎の基礎(種類や違いについて!)

  1. 急性副鼻腔炎の症状・原因・治療!
  2. 慢性副鼻腔炎の症状・原因・治療!
  3. 好酸球性副鼻腔炎の症状・原因・治療!
  4. 副鼻腔真菌症の症状・原因・治療(当ページ)
  5. 上顎洞炎(歯性上顎洞炎)の症状・原因・治療!

 

<あわせてご確認下さい!>


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