二日酔いの症状と治し方!解消のツボ5つと予防対処7選!ウコンなど栄養ドリンクは効く?

二日酔いの症状と治し方!解消のツボ5つと予防対処7選!
ウコンなど栄養ドリンクは効くの!?

あらあら!具合が悪そうだけど大丈夫!?

昨日ちょっと飲みすぎて・・・

なるほど、二日酔いね。
今後のために、解消するためのツボや予防方法を教えておきましょう。

お願いします・・・。

 

ということで、このページでは

 

  • 二日酔いの症状とは?
  • 二日酔いが起きるの原因とは!?
  • 二日酔いの基本的な治し方は!?
  • 二日酔いに効くツボ5つ
  • 二日良いを防ぐ!7つの予防対策
  • オススメのウコンや栄養ドリンク

 

というテーマでわかりやすく!説明してきます。

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二日酔いとは!?

二日酔いは、成人になれば多くの人が経験するであろうツライ症状ですね。

 

しかし、身近だからといって軽くみてはいけません。

 

日本人は、欧米人に対して「アルコールを分解する酵素」が少ないと言われており、一度に大量のアルコールを飲むと「急性アルコール中毒」になり毎年数人が死亡しています。

 

死亡者数が少ないとはいえ、アルコールは人体に摂取可能な最も身近な毒物といえるのです。

 

二日酔いとは、このアルコールが分解される経過で起こる「数々の健康被害の総称」です。

 

では具体的にどのような症状があるのでしょうか?

 

 

二日酔いの具体的な症状とは?

二日酔いの具体的な症状には

 

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 下痢
  • 胸焼け
  • 喉の渇き
  • 脱水
  • 悪心(気分が悪くなること)
  • 体臭(アルコール臭がします)
  • 多汗
  • 倦怠感(筋肉痛)

 

などがあります。

 

私の場合、発熱や身体のしびれもありそうなんだけど・・・

そうね、上記以外の症状として

  • めまい
  • しびれ
  • 発熱
  • 動悸

などを起こす人もいるわ。

これらの症状と原因については「二日酔いの寒気や震え,熱,筋肉痛,めまい,動悸,しびれの原因と対処」でまとめているわよ。

ツラすぎるわ・・・ でも仕方ないわね。
そもそも何で二日酔いになるのかしら??

 

なぜ二日酔いになるのか?

 

次は原因を分かりやすく説明していきましょう!

 

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二日酔いの原因とは!!?

多くの人が「二日酔い」を経験してると思うけど、その「原因」を知ってる人は少ないわ。

分かりやすく説明するね。

 

 

二日酔いがおきる原因は、結論から言うと

 

アルコールが分解される途中に出てくる「アセトアルデヒド」という毒素の発生が原因

 

です。

 

体内に入ったアルコールがどのように毒素を発生させるのか、その流れを簡単にみてみましょう。

 

  1. アルコールを摂取する
  2. 小腸から吸収される(水よりも体液に近い浸透圧なので、すぐに吸収されます)
  3. 肝臓で分解が始まる
  4. 何度も血流にのって体を巡りながら、アルコールから「アセトアルデヒド」という物質に変化する
  5. そのまま体を巡り、肝臓で酢酸に分解される
  6. 最終的には二酸化炭素と水に分解される

 

という流れになります。

 

では、この「毒素」がどのように症状を引き起こすのでしょうか?

 

 

下痢・喉の渇き・脱水

この「アセトアルデヒド」という物質は毒性が非常に強く、アルコールから分解されてできる中間物質なので、アルコールのもつ利尿作用脱水作用があります。

 

そのために、喉の渇きや下痢を起こしやすくなり、汗をたくさんかき脱水を起こしやすくなります。

 

 

腹痛・頭痛

アルコールには血管を収縮させる作用がありますが、アセトアルデヒドから酢酸へと分解されると一旦血管が急に広がるため、血管周囲の神経を刺激します。

 

そのため、腹痛や頭痛が起こりやすくなると考えられています。

 

 

吐き気・胸焼け・嘔吐

アセトアルデヒドから酢酸へ分解される際の「急激な血管の収縮運動」によって胃が激しく動きます。

 

そうなると「胃酸の状態」が不安定となり、吐き気や嘔吐、胸焼けなどが起こるとされています。

 

 

悪心(気分が悪くなること)

胃酸過多(胃酸が増えること)になると、その刺激の強い胃酸を外へと排泄しようとする意識が働きます。

 

それこそが「悪心」であり、これによって吐き気を起こさせて胃酸を吐き出すという仕組みになっています。

 

これは一種の防衛本能です。

 

 

肝臓病(慢性的な飲酒の場合)

最終的に水と二酸化炭素となって体外に排出されますが、それまでの間肝臓は毒性の強いアルコールとアセトアルデヒドの分解のためにフル回転することになります。

 

そのため肝臓には過度の負担がかかり、これが慢性的な飲酒である場合は、肝臓病を引き起こす原因となります。

 

 

 

アルコールから作られる「アセトアルデヒド」も問題だけど、そもそもアルコール自体が身体に良いとは言えなさそうね。

少量のアルコールは健康を増進すると言うけども、「二日酔いする」ということは、つまりは “飲みすぎ” ということよ。
ほどほどにしないとね。

そうね、わかったわ。
じゃあ次に「治し方」を教えてちょうだい・・・!

 

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二日酔いに治し方はあるの?

「二日酔いになってしまった場合」の治し方、対処方法について説明するわね。

 

 

二日酔いの最中は、肝臓がフル稼働しています。

 

肝臓は「血液のかたまり」と言われる臓器で、数多くの血管が接続し解毒酵素の合成などいろいろな役割を担っている大切な臓器です。

 

そのためアルコールを分解している間は大量の血液を必要とするので、動き回らず安静にして、肝臓に十分な血液を供給することが重要です。

 

また、脱水を起こしやすいのと胃酸過多を起こしやすいので、こまめな水分補給が大切です。

 

その際は、冷たくないスポーツドリンクゼリーなどが良いでしょう。

 

ゼリーなどの固形物を少し胃に入れることで、胃酸過多の状態が解消されるため気持ち悪さが軽減されるでしょう。

 

胃痛には市販の胃薬が効果的です。

 

 

なお、頭痛に対してはロキソニンなどの痛み止めはあまり効果がないので注意してください。

 

 

「食事」にも気をつけてちょうだいね。

 

避けるべき食べ物、積極的にとるべき食べ物があります。

 

朝食の定番メニューも実は「二日酔いの場合は避けるべき」食べ物だったりしますので、注意しましょう。

 

>>二日酔いに効く食べ物・飲み物19選と、朝食で避けたい16の食事!カレー・ラーメン・ヨーグルトは効果あるの?

 

 

食事は気をつけるわ。

他に「二日酔い対策」として有名な「ウコン」などの栄養ドリンクは効くのかしら?

そうね。二日酔い時の倦怠感や回復を早めるためには、栄養ドリンクやウコンドリンクなどが効果的だとされているわよ。

 

 

二日酔いにおすすめのウコンや栄養ドリンク!

二日酔い時に良いとされるウコンや栄養ドリンクを紹介しましょう。

 

 

ヘパリーゼ

肝臓を活性化しアルコールの分解を早める成分が配合されています。

 

 

 

ウコンの力

ウコンエキスを配合したドリンクです。

 

ウコンには肝臓の働きを高める作用が確認されています。飲む前に飲むのが推奨されています。

 

 

 

ノ・ミカタ

アラニンと各種ビタミンの働きでアルコールやアセトアルデヒドの分解を早め、アスパラギン酸の働きで素早くアルコールを代謝します。

 

 

 

リポビタンDなどの栄養ドリンク

肝機能を高めるアミノ酸、エネルギー代謝を高めるアミノ酸成分が配合されていて、二日酔い時の疲労感や倦怠感からの回復を早めてくれます。

 

 

ポカリスエットなどのスポーツドリンク

二日酔いの汗や嘔吐、尿などで排泄されたミネラル成分を速やかに補給して、二日酔いからの回復を早めてくれます。脱水対策にもなります。

 

 

 

アミノサプリCなどのアミノ酸系ドリンク

肝臓の機能を高めるアミノ酸が配合されています。

 

これによってアルコールの代謝を早め、二日酔いをより早く解消してくれます。

 

特にオルニチンというアミノ酸は、肝臓機能を高める作用で有名ですので、二日酔いで疲れた肝臓のケアにもオススメです。

 

 

甘酒

天然酵母、乳酸菌、ブドウ糖、アミノ酸が豊富に含まれていて、二日酔いで疲れた体のエネルギー補給に最適です。

 

麹タイプならアルコールが入っていないので二日酔い後の体にも最適でしょう。

 

 

 

 

どうかしら?

 

上記の「安静にする」「こまめな水分補給」「ウコン」などが基本中の基本だけど、あわせて次に紹介する「二日酔いに効くツボ」も是非押してみてちょうだい。

 

 

二日酔いに効く5つのツボ!

二日酔いになってしまった時は安静にしているのが一番ですが、ツボ押しをすることでより早く回復することが期待できます。

 

ということで、「二日酔いに効く5つのツボ」を紹介しましょう。

 

 

期門(きもん)

 

「両乳頭」の真下と、「肋骨」が交わるところに位置しています。

 

押すのは右側の期門だけです。

 

座った状態で右の期門に両手の親指以外の4本の指を重ねて添えて、状態を倒しながら刺激します。

 

 

健理三針区(けんりさんしんく)

 

手のひらの中央の、やや手首よりにあるくぼみです。

 

肝臓の動きを活性化させ、アルコールの分解を促すツボです。

 

飲んでいる途中でも手軽に刺激できるので試してみてください。

 

押し方としては、

 

  • 親指で強く押し揉む
  • つまようじ7〜10本ぐらい輪ゴムで束ねて軽く突く

 

などが有効です。

 

この時は健理三針区がほんのり赤くなる程度まで刺激してください。両手ともしっかり押しましょう。

 

 

魚際(ぎょさい)

 

手のひら側の親指の骨の付け根で、手のひらと手の甲との境目にあるツボです。

 

このツボを刺激することでアセトアルデヒドの排泄が促されるとされています。

 

ちょうどアセトアルデヒドが盛んに合成されるタイミングである「飲酒後2時間程度」に刺激するのが良いでしょう。

 

押し方としては、指で強めに押し揉んで暖かく感じたらOKです。

 

 

卒谷(そっこく)

 

耳たぶを前にペコッと倒します。そして耳たぶの上端が当たるところから、指二本分上に位置するくぼみです。

 

吐き気が強い時に刺激すると、吐き気と悪心が和らぐツボです。

 

押し方としては、親指の腹をあてて痛みを感じる手前程度の強さで5秒ほど押します。

 

「一旦力を緩めて血が通う感じを得たら、また5秒ほど刺激する」というのを2〜3分繰り返します。左右同時に刺激しましょう。

 

 

太衝(たいしょう)

 

足の親指の付け根にあるツボです。

 

肝臓の機能を高めてくれるツボで、アルコールの分解を早めてくれます。

 

押し方としては、足の親指の付け根周辺をグリグリと強めに刺激してあげます。

 

 

 

これはどれも簡単そうだから良いかも!!

そうね。
寝る前だけでなく、飲んでいる最中でも押せるツボがあるから、「今日は飲みそうだ!」という時は意識して押すようにしましょうね。

 

じゃあ次は、「二日酔いの予防策」について説明するわね。

 

 

二日酔いを防ぐ!7つの予防対策!

辛い二日酔いを予防するには

 

  • 飲む前
  • 飲んでいる最中
  • 寝る前

 

に対策を講じることが大切よ。

 

 

「飲む前」にやっておくべき二日酔い予防策

 

水分補給

アルコールには利尿作用があるので、飲みだすと体から水分が大量に出て行きます。

 

また飲むほどに喉が渇き、さらにアルコールを飲んでしまうという悪循環に陥ることになるため、それを少しでも予防するには飲む前に500mlのペットボトル一本分ほどの水を飲むようにしましょう。

 

コーヒーや緑茶にはカフェインの利尿作用があるため向いていません。

 

お茶を飲むのであれば、麦茶やほうじ茶のようにカフェインの入っていないものを選びましょう。

 

 

タンパク質を摂る

空腹の状態でアルコールを摂取すると、吸収が早まるために二日酔いの原因となります。

 

したがって、飲み会の前には消化に時間のかかるタンパク質を食べてから飲むようにすると良いでしょう。

 

チーズやヨーグルトなどがオススメです。

 

 

「飲んでいる時」の二日酔い予防策

 

お酒1杯ごとに水を飲む

血液中のアルコール濃度を薄めるために、お酒を1杯飲むごとにコップ1杯の水を飲むようにしましょう。

 

これでで胃酸過多や脱水も予防できます。

 

 

一気飲みはしない

一度に大量のアルコールを飲むと肝臓でのアルコール分解が追いつかず、血中のアルコール濃度が上がってしまいます。

 

これでは二日酔い必至であるばかりか「急性アルコール中毒」の危険性も高まります。

 

お酒はゆっくりと時間をかけながら飲むようにしましょう。

 

 

適量を守る

二日酔いの最大の原因はその時に飲んだアルコール量です。

 

もちろん多ければ多いほど二日酔いもひどくなります。

 

したがって適量を守るようにしましょう。

 

一般的な適量は日本酒で1合、ビール中瓶1本と言われています。

 

色々なお酒を飲む「ちゃんぽん」は、適量を把握しにくくなるのでオススメできません。

 

 

「寝る前」にやっておくべき二日酔い予防策

 

水分補給

寝る前にもやはりアルコールの血中濃度を下げるために水分補給を行いましょう。

 

最低でもコップ1杯程度の水は飲んでから寝るようにしてください。

 

 

熱いお風呂やサウナは避ける

酔って終電を逃し、カプセルホテルやサウナに泊まることもあるかと思いますが、脱水が促されてしまうのでお酒が入っている時は熱いお風呂やサウナは避けましょう。

 

どうしても入りたい時は、入浴前後に必ず水分補給を行うようにしてください。

 

 

さいごに!

どうだったかな?
「ツボ押し」「事前に水を飲む」など簡単な予防方法もあるから、意識的に実践しましょうね。

あと、飲みすぎはそもそもダメ!

はーい。気をつけます・・・

 

 

以下ページでも、二日酔いについてわかりやすくまとめています!

 

 

 

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胃の症状を分かりやすく説明します!

 

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