急性扁桃腺炎と慢性扁桃腺炎の症状・原因・治療【写真あり】

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急性扁桃腺炎と慢性扁桃腺炎の症状・原因・治療【写真あり】

このページでは、

 

扁桃腺炎とは?
急性と慢性の違い
症状・原因・治療法

 

についてどこよりも分かりやすく!説明します。

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扁桃腺炎とは!?

扁桃腺炎とは、
呼んで字のごとく「扁桃腺が炎症を起こす病気」です。

 

でははじめに、
扁桃腺の場所から説明しましょう!

 

以下の画像の「舌の奥」の部分が扁桃腺にあたります。

 

暗くてわかりにくいですが、黒マルの部分に丸っこい扁桃腺が見えます。

 

そして、この扁桃腺が炎症を起こすと、以下の画像の様に大きく腫れあがります。

 


画像出展:http://ebiko326.blog50.fc2.com/blog-category-15.html

 

 

ちなみに「扁桃」とはアーモンドの和名で、大きさ形などの見た目から「扁桃(腺)」と呼ばれるようになりました。

 

ご説明しました通り、扁桃腺は「風邪やインフルエンザ」などウィルス性の病気にかかると、大きく腫れて痛みを感じます。

 

実は扁桃腺は、喉に侵入してきたウィルスを攻撃する主力の免疫であり、ウイルスの侵入を拒むために活性化し、炎症を起こすのです。

 

このように「扁桃」は、健康被害をもたらす異物をいち早く検知するセンサーの役割を担っています。

 

さらにこの扁桃腺炎には「急性」・「慢性」のものがあり、それぞれ原因と治療法が異なります

 

それでは、
それぞれの症状を一つずつ説明しましょう!

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 急性扁桃腺炎の症状とは?

上記のようにウィルス感染などによって、一時的に扁桃に炎症を起こすのが「急性扁桃腺炎」です。

 

症状としては、

 

●扁桃腺の炎症
⇒赤く腫れ、痛みや出血を伴う

●発熱
⇒場合によっては38℃以上の高熱が一昼夜続く

●嚥下(えんげ)障害
⇒唾を飲み込むのでさえ痛みを感じる

●飲食時の喉の違和感

●脱水
⇒発熱により、脱水を起こす

●悪心
⇒気分が悪くなり、吐き気や嘔吐を伴うことがある

●全身のだるさ
⇒発熱により身体がだるくなり、意欲低下を引き起こす

喉の乾燥

●扁桃腺に腫れ・白い炎症が見える

●めまい
⇒発熱と耳への拡散痛により、めまいを感じる場合がある

●喀痰
痰が出る

 

などが挙げられます。

 

 

 慢性扁桃腺炎の症状とは?

慢性扁桃腺炎の場合は、
さらに三つに分別されます。

 

 

 慢性単純性扁桃炎

大人が発症する場合が多く、「急性扁桃腺炎」が継続している状態を言います。

 

そのため症状としては、

 

●喉の痛み
●発熱
●飲み込む際の痛み
●扁桃腺に白い塊(膿栓)が付着する
●喉の乾燥

 

など、急性扁桃腺炎と変わりません。

 

急性と比べると、軽度なことが多いですが、体調が優れず免疫力が落ちている場合は、急性と同様の症状が現れることがあります。

 

 

 習慣性扁桃炎(反復性扁桃炎)

扁桃腺炎が繰り返されることで、過剰に免疫反応を起こしてしまう状態となった扁桃腺炎です。

 

※目安は年3回以上扁桃腺炎を起こす場合

 

慢性扁桃腺炎は、まだ免疫機能が安定していない子供に起こることが多いです。

 

症状としては、

 

●増悪期(酷い時期)
⇒急性扁桃腺炎と同様の症状がでる

 

●急性期が過ぎた場合
⇒軽い喉の痛み、微熱などがあり、症状が出ない事もある

 

であり、その時々により症状はことなります。

 

 

 扁桃病巣感染症

扁桃腺炎が異常をきたすことで、他の臓器に違う病気を引き起こす病気です。

 

皮膚疾患や、骨関節疾患、腎臓疾患などが挙げられます。

 

 

 

では続いて、
「扁桃腺炎の原因」について説明しましょう。

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 扁桃腺炎の原因とは!?

扁桃腺炎を引き起こす原因には、
以下のようなものが考えられます。

 

 

 急性扁桃腺炎の原因

●ウィルス感染
⇒風邪ウイルスやインフルエンザウイルスの他、免疫力が下がっている場合は、日和見感染により炎症を起こす可能性があります。
※日和見感染とは、皮膚や粘膜に常時存在する菌が、身体に悪さを起こす感染症です。
健康な時は免疫力によって、悪さしないよう押さえ込む事が出来ています。

 

●うつ病や不眠症などの、精神病による免疫力の低下

 

●アレルギー
⇒特に花粉症やハウスダスト、気管支喘息などの呼吸系に症状が出るアレルギーなど。

 

●自己免疫性疾患
バセドウ氏病、甲状腺機能亢進症など。

 

●舌ガン、扁桃ガン

 

●睡眠時無呼吸症候群
⇒睡眠中に気道がふさがり、喉ちんこを大きく震わせることで扁桃に過度の刺激が加わり、炎症を起こすことがあります。

 

●蓄膿症と後鼻漏
⇒「蓄膿症」とは、副鼻腔と呼ばれる鼻の上下左右に存在する空洞に、膿が溜まり炎症を起こす病気です。

 

「後鼻漏」とは、鼻水や蓄膿症で生じる膿などが喉へ流れ落ちる症状です。

 

これらが合わさり、膿が扁桃に浸潤すると炎症を引き起こし、扁桃腺炎が発病します。

 

 

●歯周病
⇒歯周病菌が気道まで浸潤してくると、扁桃腺のセンサーが反応し扁桃腺炎を起こします。

 

 

 慢性扁桃腺炎の原因

慢性化扁桃腺炎の場合は、ほとんどが急性扁桃腺炎が治りきらずに慢性化してしまっている状態と言えます。

 

その原因は、徹夜による睡眠不足や、タバコ、アルコールなどの日常生活における免疫力低下や不摂生です。

 

また、副鼻腔炎や歯周病が根本原因としてある場合は、それらを完治させなければ、慢性的に扁桃腺炎が発症します

 

なお「習慣性扁桃炎」は、年に何度も免疫機能が発動する状況になることで、過剰反応を起こしやすくなり、「免疫機能の暴走や、機能停止」に至ることもあります。

 

既述の通り、習慣性扁桃炎は子どもに多いのですが、子どもの場合は、免疫機能が安定していないために、繰り返し発動してしまうことが多いのです。

 

 

 

では続いて
「扁桃腺炎の治療方法」について説明します。


扁桃腺炎の治療法とは!?

原因がはっきりとしている扁桃腺炎では、原因となる病気の治療を行えば扁桃腺炎は自然と消失します。

 

例えば、扁桃腺炎を伴う風邪やインフルエンザの場合は、抗生剤や抗ウィルス剤の投与により、ウイルスを殺菌することで、治療します。

 

 

一方で「症状の重い慢性扁桃腺炎」では、早い段階で外科手術によって扁桃腺を取り除く場合があります

 

扁桃腺手術は目で確認できる位置にある組織の摘出なので、両側を摘出する場合でも20分程度の外来手術が可能です。

 

ただし、口の奥にメスを入れることから、飲食や唾を飲み込むときに強い痛みを感じるため、手術後数日間は痛みを我慢することと抗生剤、痛み止めの服用が必須となります。

 

また、術後に出血や創部感染がある場合は、入院して抗生剤や止血剤を点滴しながら経過観察を行う場合もあります。

 

 

 扁桃腺肥大の場合

扁桃腺肥大とは、扁桃腺が大きく肥大する症状です。

 

原因としては、子どもの生まれ持った体質が関係していると考えられていますが、炎症を繰り返すことでも大きくなると言われています

 

こちらの場合、「呼吸がしにくい」「食べ物を飲み込みにくい」など生活に支障をきたすため、同じく手術で摘出する場合があります。

 

扁桃腺の腫れる「扁桃腺肥大」の原因・治療!


 

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