シダトレン(舌下免疫療法)は花粉症に効果ある!?副作用や費用、飲み忘れた場合の対処

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シダトレン(舌下免疫療法)は花粉症に効果ある!?副作用や費用、飲み忘れた場合の対処をまとめてみた

私のように鼻炎に悩む方にとって、シダトレンは「スギ花粉症対策の新たな1歩」として大いなる希望です!

 

まだまだ一般的に知られていない治療ですが、私も受けるか否かの判断のため、色々と調べ勉強しました。(結果、まだ受けていません)

 

ということで、このページでは

 

  • シダトレン(舌下免疫療法)とは?<効果>
  • どの様に使うの?
  • 保険適応された場合の費用はどのくらい?
  • 飲み忘れてしまった場合はどうする?
  • 副作用はあるの?
  • 花粉症対策31選!

 

について、どこよりも分かりやすくまとめてみました!

 

「シダトレン」はスギ花粉用の薬の名前!

シダトレンというのは、「舌下免疫療法」においてスギ花粉症対策に使われる薬(製品名)です。

2015年にはダニへの舌下免疫療法も保険適応となりました。
(ダニアレルギーの場合、「アシテア」「ミティキュア」といった薬が使われます)

当ページでは、シダトレン(スギ花粉症対策)についてまとめています。

 

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シダトレン(舌下免疫療法)とは?どんな効果がある?

舌下免疫療法とは、「減感作療養」の一種です。

 

「減感作療養」とは、アレルギーを起こす原因であるアレルゲンを直接体内にとり込むことで、体を慣れさせ、アレルギー発作が起こりにくい体質へと変えていく治療法です。

 

文字通り、「アレルゲンへの感度を減らす治療」ということです。

 

減感作療法には

 

  • 注射
  • 内服薬

 

による治療法がありますが、今回紹介する「舌下免疫療法」は「内服による減感作療法」であり、その際に処方されるのが「シダトレン」という薬です。

 

このシダトレンによって

 

  • 2割の人が症状がなくなる
  • 6割の人が軽くなる

 

と期待されており、スギ花粉に悩む方の救世主とも呼べる薬が出てきた、というわけです。

 

 

通院する手間がはぶけて便利に!

この「シダトレン」は、2014年に医療用医薬品に指定された新しい治療薬です。

 

余談も含まれますが、これまでの治療法と比較してみましょう。

 

まず、従来の減感作療法は注射によるものであり、その実施法には

 

  1. 入院して行う「集中投与法」
  2. 通院して行う「通常法」

 

の2種類があります。

 

 

1.入院して行う「集中投与法」

集中投与法では、濃度の高いスギ花粉(注射薬)の原液を100倍程度に希釈したものを注射します。

 

集中的に投与していき、最終的に原液に近い濃度にまで高めていく方法です。

 

しかし開始時は必ずアレルギー発作を起こし、最悪の場合呼吸不全などになる可能性が非常に高いため、モニターしながら行う必要があり入院しながら投与されます。

 

通常法に比べると短期間で治療が終了するとはいえ、数ヶ月から半年はかかります。

 

ただし毎日入院するのではなく、薬を投与する日は入院し、翌日体調に変化がなければ退院するということを繰り返します。

 

 

2.通院して行う「通常法」

一方の通常法は、通院して初回は100,000倍以上に希釈されたごく弱いスギ花粉原液から初めます。

 

そして次第に濃度を上げ、最終的には原液の2〜3倍程度になるまで時間をかけて投与していきます。

 

この場合は数年単位の通院期間が必要となり、最初の頃は週に3回ほど注射のために通う必要性がありますので、患者さんにとっては非常に負担の大きな治療法になります。

 

 

舌下免疫療法の場合は通院の負担が軽くなる!

これらに比べると、「舌下免疫療法」は内服薬による治療のため、通院にかかる負担は劇的に軽減されることになります。

 

スギ花粉症は日本で一番患者数の多い花粉症なので、舌下免疫療法は高い注目を集めています。

 

なお2016年現在、舌下免疫療法が認められているのは「スギ花粉症」のみとなります。

 

 

 

では続いて
「シダトレンの使い方」について説明しましょう。

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シダトレンはどのように服用するの?

服用と言っても錠剤を飲み込むわけではありません。

 

シダトレンは液体の薬で、舌下(舌の上、もしくは舌の裏)にポツンと垂らし、その後飲み込みます。

 

薬は1週間目、2週間目、それ以降と、3種類のタイプがあります。

 

以下の画像の一番上が1週間目に使う「200JAU/mLボトル」、その下の白いボトルが2間目に使う「2,000JAU/mLボトル」です。

 



画像引用:http://www.torii.co.jp/iyakuDB/data/seizai/al.html

 

そして3週間目以降は以下画像の使いきりタイプ「2,000JAU/mLパック」を使用します。

 


画像引用:http://www.torii.co.jp/iyakuDB/data/seizai/al.html

 

 

投与量について

投与量は時期によって異なります。

 

1週目(増量期)

「200JAU/mLボトル」を

 

  • 1日目:0.2ml(1プッシュ)
  • 2日目:0.2ml(1プッシュ)
  • 3日目:0.4ml(2プッシュ)
  • 4日目:0.4ml(2プッシュ)
  • 5日目:0.6ml(3プッシュ)
  • 6日目:0.8ml(4プッシュ)
  • 7日目:1.0ml(5プッシュ)

 

 

2週目(増量期)

「2,000JAU/mLボトル」を

 

  • 1日目:0.2ml(1プッシュ)
  • 2日目:0.2ml(1プッシュ)
  • 3日目:0.4ml(2プッシュ)
  • 4日目:0.4ml(2プッシュ)
  • 5日目:0.6ml(3プッシュ)
  • 6日目:0.8ml(4プッシュ)
  • 7日目:1.0ml(5プッシュ)

 

 

3週目(維持期)

「2,000JAU/mLパック」を全量(1ml)を投与します。

 

 

投与方法

投与方法に関してはいずれの場合も同じです。

 

シダトレンの規定量を、舌下(舌の上、もしくは舌の裏)に滴下し、2分間そのままの状態を維持して飲み込みます。

 

飲み込んだ後は、5分間以上うがいや飲食を控えます。これを1日1回投与します。

 

では、万が一飲み忘れた場合はどうするのか?

 

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飲み忘れた場合はどうするの?

舌下免疫療法も、通常の減感作療法と同じく「数年単位」での治療が必要になります。

 

だいたい2年〜5年ぐらいの治療期間が必要と言われています。

 

その間の投薬については自宅での自己管理となるため、用法・用量をしっかりと守って使い続ける必要があります。

 

しかし、忘れることももちろんあるかと思います。

 

仮に1回や2回忘れるぐらいであれば大したことはありません。

 

しかしそれ以上期間が空いてしまうと、副作用が強く出る危険性があります。

 

特に薬にまだ体が慣れていない増量期(2週目終了まで)の間は、強いアレルギー発作が出てしまう危険性があるので十分に注意してください。

 

この期間は2回以上飲み忘れてしまったら、一度医師か薬剤師に相談した方が良いでしょう。

 

治療の開始時期は、スギ花粉が飛ぶ前から開始した方が効果が出やすいため、9月か10月頃から開始するのが理想的です。

 

一度開始したらシーズン中もずっと薬は飲み続けることになります。

 

初年度は、花粉症のシーズン中には通常よりも投薬分多めにスギ花粉を取り込むことになるので、花粉に対するケアをしっかりと行うようにしましょう。

 

※花粉症のケアについてはページ最後で紹介しています。

 

 

 

では続いて
「シダトレン(舌下免疫療法)は保険適応されるのか?費用はどれくらいか?」という点を説明します。


 

保険適応されるの?費用はどれくらいかかるの?

舌下免疫療法は「スギ花粉症」に限って保険適用可能です。

 

したがって、すでにスギ花粉症ということが確定診断されている必要性があります。

 

保険を使った場合の費用は、一回あたり投薬量込みで1,500円程度でしょう。(検査などを行った場合は別途料金がかかってきます)

 

ただし、この治療法はすべての耳鼻咽喉科や呼吸器科、一般内科で行える治療法ではありません。

 

シダトレンの能書には次のような文言があります。

 

(承認要件として)
“舌下投与による減感作療法に関する十分な知識・経験を持つ医師によってのみ処方・使用されるとともに、本剤のリスク等について十分に管理・説明できる医師・医療機関のもとでのみ用いられ、薬局においては調剤前に当該医師・医療機関を確認した上で調剤がなされるよう、製造販売にあたって必要な措置を講じること。”

(開発元の鳥居薬品株式会社の公式サイトより原文のまま引用)
引用元:http://www.torii.co.jp/release/2014/140902.html

 

つまり「減感作療法」や「舌下免疫療法」は、実施している医療機関が限られているということになります。

 

このことからも、この治療法を実施している医療機関以外で「スギ花粉症の治療」を受けている人は、この治療を希望する場合は実施可能な医療機関に紹介状を持って受診することになります。

 

 

 

では続いて
「シダトレン(舌下免疫療法)の副作用」についてです。


 

シダトレン(舌下免疫療法)に副作用はあるの?

シダトレンはアレルゲンを直接体内に取り込むための薬です。

 

そのため、投与開始の頃はアレルギー発作などの副作用が出やすく注意が必要です。

 

主な副作用としては、以下のとおりです。

 

  • 花粉症症状(鼻づまり、鼻水、くしゃみ、目のかゆみなど)
  • 呼吸器症状(咳、呼吸困難など)
  • 皮膚症状(発赤、湿疹、掻痒感など)
  • 自律神経症状(顔のほてり、皮膚腫脹、チアノーゼ、顔面蒼白、発熱など)

 

 

シダトレン(舌下免疫療法)を受けられない人もいる

以下に当てはまる方は、
原則受けることが出来ないとされています。

 

  • 妊娠中、もしくは妊娠を予定している方
  • 過去に注射による免疫療法を受けている方
  • 重篤な疾病を合併している方
  • 6歳未満の乳幼児

 

 

 

では続いて
「花粉症対策31選」を紹介しましょう!

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花粉症の対処方法31選!

アレルギー対策の鉄則は、「アレルゲンはできるだけ遠ざける」です。

 

したがってまずは基本的な

 

  • 不用な外出は控える
  • 部屋の掃除はこまめにする
  • 花粉のつきにくい素材(デニムなど)を着用して外出する
  • 外出の際にはマスクやゴーグルをする
  • 帰宅したら玄関に入る前に体や服についた花粉を払い手洗いとうがいを行う
  • できるだけ部屋の湿度を高くしておく(花粉は湿気を含むと舞いにくくなる)
  • 加湿器や空気清浄機を利用する
  • お風呂に入るときは蒸気をためて、頭と体をよく洗ってからお湯に浸かるようにする。
  • 寝ている間もマスクをする習慣をつける

 

などは最低限行いましょう!

 

これ以外にも花粉症の症状と時期、対策予防31選!(食べ物・お茶・ワセリン・ヨーグルト・注射など)にて、多くの対処法を分かりやすくまとめています。

 

なお、シダトレンの服用中も「抗アレルギー薬」や「点鼻薬」などが処方されることがありますので、医師の指示に従ってしっかり使用してください。

 

 

シダトレン(舌下免疫療法)のまとめ!

いかがでしたでしょうか。

 

まだまだ保険適応されてからも日が浅いこの治療ですが、スギ花粉に毎年悩んでいる方には朗報だと思います。

 

ただし、8割の人には何らかの効果が見られる一方、2割の人には効果が出ないとも言われています。

 

また、治療期間も長期にわたる(スギ花粉の症状が治まっている時期も飲み続ける必要がある)ため、一度始めるのであれば、固い意志を持って始めましょう。

 

途中で止めてしまっては時間もお金も無駄になります。

 

筆者自身も通年型のアレルギー性鼻炎(スギ花粉以外にも色々持っている)を患っている身ですので、一つひとつ試してみたいと考えております。


 

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