即効スッキリ!鼻水を止める方法と鼻づまり解消法17選!鼻づまりの原因は?
このページでは、
- 即効!!鼻水・鼻づまりの解消法17選!
- なぜ鼻水が止まらないのか?
- 鼻づまりの原因(メカニズム)とは?
- 長期間、鼻水・鼻づまりが続くと危険?
についてどこよりも分かりやすく!説明させて頂きます。
なお、鼻水が止まらないのには、きちんと原因があります。
「他で聞いた方法を試したけど、全然解消されないよ!」というアナタ!
鼻水には
●止められるタイプ
●止められないタイプ
があります。
なかには「原因なんて知らなくても止められれば良いんだよ!」という考えもあるかと思いますが、いつまでも的外れなことをしていては解消されないですよ!
原因ごとに対策を説明しますので、しっかりお読み頂けますと幸いです。
では、当ページの内容を実践し、快適な毎日をお過ごしください♪
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鼻水・鼻づまりの解消方法17選!!
まずは、
鼻水が出る3つの原因を知り、その原因にアプローチする方法
を考えなければなりません。
しかし、多くの方が
原因なんて後で良いから、とりあえず解消方法を教えてくれ!
とお考えだと思います。
そのため、まずは「即効!!鼻水・鼻づまりの解消法17選!」から説明しますので、そのあと「鼻水が出る原因」「鼻づまりがおきる原因」をお読みください!
鼻水を止める!鼻づまり解消法17選!
ではさっそく「鼻づまり・鼻水解消方法」のご紹介です。
実感度があり、人気のある順番で紹介しましょう!
あとで説明する「鼻水・鼻づまりの原因」を理解した上で、レッツトライ♪
1位:蒸しタオルで鼻を温める!
鼻を温めると体温調節の為の鼻水を出す必要がなくなります。
また、血流の悪さから鼻のむくみ、そして鼻づまりがおきている場合にも、血流改善によって解消できます!
さらに、湯気(スチーム)を鼻から吸い込むことで、鼻粘膜に湿り気を与えることもできます。
(粘膜は乾燥していると機能が低下します)
やり方は簡単!
- 水で濡らしたタオルを軽く絞り、ラップにくるみます。
- 電子レンジで約40℃にあたたまるように温めます(500Wで30秒くらいです)。
- あとは鼻の頭に乗せるだけでOKです。
一時的な効果ではありますが、鼻づまりで寝付けない場合などに有効ですよ♪
2位:お茶がスゴイ!
後に「アレルギーを抑える飲み物」として、
- 甜茶(てんちゃ)
- ペパーミントティ
- ルイボスティ
などを紹介しますが、10年以上鼻炎と蓄膿症を患っていた筆者が一番驚いたお茶が「すーすー茶」と呼ばれるお茶です。
人気のお茶なので知っている方も多いでしょう。
「すーすー茶」という名前の通り、ムズムズ・グズグズしている時に最適なお茶です。
長年 ”漢方薬” を飲んでいた私が最も実感出来たお茶であり、現在も飲み続けていますが、その理由はこのお茶が「実際の身体の変化・実感」に着目した方法で開発されている、というところにあると考えられます。
薬ではないため、鼻炎薬のように眠くなることは一切ありませんし、薬漬けにもなりません。
ちなみに私の場合、通年型の慢性鼻炎だったため、鼻炎薬ではなく最終的には保健適応外の漢方煎じ薬を飲んでいました。
これは、一年中「鼻炎薬(抗ヒスタミン薬)」を服用するのは身体への負担が大きいと感じたためです。
▼実際飲んでいた漢方煎じ薬▼
とは言え漢方は「保健適応外で値段が高い、まずい、ニオイがキツイ」と、続けにくい条件が多く、いつか止めたいと思っていました。
そんな漢方でしたが、お茶を飲み始めてからは飲む必要がなくなりました。
相性もあると思いますが、あなたのムズムズがスッキリする可能性も十分あります。
毎日90円程度と値段も安いため、試されても損はないと思います。
ちなみに商品に満足できなかった場合は、購入後25日以内であれば飲み切ったとしても全額返金してくれる保証も付いており、お試し気分で購入出来るところも良心的です。
毎日お茶やお水を買うくらいであれば、個人的にはこちらがオススメです。
※3月〜4月は通常の5倍以上売れるようですので、欠品する可能性がございます。
<参照>
公式HP:「えぞ式すーすー茶」
甜茶をもっと詳しく!
3位:鼻うがいをする!
鼻から水を吸って、口もしくは鼻から吐き出すうがいです。
これによって鼻の奥に張り付いている鼻水や膿、花粉やホコリをごっそりと洗い流します。
ツーンとして痛そうなイメージがあるかもしれませんが、鼻の奥の体液濃度と同じ食塩水を使えば、痛みはありません!
食塩水の作り方などは、鼻水・鼻づまり・副鼻腔炎・後鼻漏には鼻うがい!やり方・効果・危険性は?を参考にしてみてください。
なお、食塩水でも良いのですが、成分を濃くしてしまうと粘膜を傷つける可能性もあります。
そのため、安く購入できますので、一般的には市販の鼻うがい液を使えば良いでしょう!
「あー」と声を出しながら鼻に液体を吹き込み、あとは口やもう一方の鼻から吐き出して完了です♪
このように、正しく行えば簡単かつ効果的な鼻うがいですが、注意点もあります。
まず、洗浄液を吸い込むときは喉に落ちないように、ややうつむき加減で行いましょう。
また、洗浄液が耳に流れて「中耳炎」などをひき起こす可能性がありますので、洗浄液が鼻に入っている間は唾を飲み込んだり鼻をかんだりしないようにしてください。
関連:鼻洗浄器の比較とおすすめランキング!
4位:薬に頼る!
後に説明しますが、アレルギー性鼻炎の場合は薬に頼ることに問題はありません。
しかし、風邪の場合は極力菌を外に排出させる必要があることから、薬の服用はおすすめ出来ません。
とは言え、鼻が辛くて何も手につかない。。。
という事もあると思いますので、状況に応じて薬に頼りましょう!
なお、市販薬は
- 眠くなりそう
- 本当に効くの?
という声があるかと思いますので、通年鼻炎である筆者がアレグラやアレジオンなど有名どころの薬を実際に試し、オススメをランキング化してみました!
※風邪の場合の鼻炎薬と、アレルギーによる鼻炎薬を分けて紹介しています!
5位:ツボを刺激する!
顔には鼻水をコントロールするツボがあります。
こちらも有名ですね。
いずれも5秒間ほど押してみましょう!
ツボ@:鼻通
⇒小鼻の上のくぼんだところ(ちょうど骨と軟骨の境目付近)
ツボA:攅竹
⇒眉毛内端のややくぼんでいる部分
ツボB:晴明
⇒目頭の脇部分(よく目が疲れた時に押す部分付近)
ツボC:迎香
⇒小鼻脇の一番下、へこんでいる部分
ツボD:上星
⇒頭頂部と鼻を結んだ線上にあり、髪の生え際から2センチほど上の部分
ツボE:印堂
⇒眉と眉のあいだの部分
ツボF:太陽
⇒目じりと眉の延長線上で、くぼんでいる部分(こめかみに位置する)
花粉の時期に、目の痒みがあらわれた場合は、太陽のツボも押してみましょう。
6位:頭を上下に振る方法!
これはかなり有名な方法です。TVでも目にしたことがありますので、知っている方も多いかも知れません。
@吸えるまで息を吸い込み、次は吐き切るまでゆっくりと息を吹き出す。
A鼻をつまむ
B頭をゆっくりと上下させる(片道2〜3秒くらいのスピードを意識する)
C苦しくなるまでBを続ける。
↓参考動画をご確認ください
7位:爪もみをする!
あまり知られていない方法ですが、「爪をもむ」ことによって免疫力の向上が期待できます。
風邪による鼻炎も、アレルギーによる鼻炎も、いずれにしろ体の防御システムである「免疫」と関わりがあります。
そこで、簡単に取り入れられる「爪もみ」は大変オススメなので、今すぐチャレンジしてみてください!
爪もみのやり方
基本は手の爪の生え際を、もう一方の親指と人差し指で挟んで1日2回、1回10〜20秒間押すだけです。
強さは「後々痛みが残らない程度」で、気持ちいい痛み程度にしておきましょう。
また、各指にはそれぞれ違った効果があるので、時間がある方はそれぞれ押してみましょう!
親指
肺などの呼吸器と繋がっていると言われています。
そのため、肺へのウイルス侵入を防ぐための免疫細胞を活性化できます。
また、ぜんそくやアトピーにも良いです。
人差し指
胃腸などの消化器と繋がっていると言われています。
「免疫力向上の要」とも言われる小腸の免疫細胞の活性化の他、胃痛や便秘にも良いとされています。
中指
肝臓と繋がっていると言われています。
アルコールなどを分解するクッパー細胞を活性化させる他、耳鳴りや難聴といった耳の症状にも良いとされています。
薬指
自律神経と直接繋がっていることから、自律神経のバランスを調整できるとされています。
自律神経の乱れが免疫バランスの乱れに繋がるといわれているため、是非とも集中的に押したい指です。
その他、便秘やストレスなどの緩和にも良いとされています。
小指
心臓や腎臓などと繋がっていると言われています。
脂肪の原因となる“脂肪細胞”を食べる「褐色細胞」を活性化できるほか、動悸や腰痛、頻尿、自律神経失調症にも良いとされています。
8位:ペットボトルを脇にはさむ!
こちらもテレビ番組で紹介されていたので知っている方も多いかも知れません。
詰っている鼻とは逆側の脇に約1分間ペットボトルを挟むだけ♪
ちょうど脇の部分に交感神経がありますので、グイッと脇を閉めて1分待ちましょう!
するとあら不思議!
挟んだ方とは逆の鼻がスースーしているのが分かると思いますよ♪
※交感神経が刺激されることで鼻が通ります
9位:ブリーズライトを使う
風邪による鼻炎、アレルギーによる鼻炎、どちらにしても鼻粘膜が腫れることで鼻の通りが悪くなり、鼻づまりを起こします。
※風邪の場合は、鼻水の粘りで余計つまりやすくなります
そのため、ブリーズライトで鼻腔を広げてあげることで、鼻の通りが良くなりますよ♪
10位:たまねぎ氷を食べる!
たまねぎには、血液をサラサラにする「ケルセチン」と、新陳代謝をアップさせる「イソアリイン」が含まれています。
これらの作用によって免疫力がアップすると言われており、その結果アレルギーや風邪に強くなります。
たまねぎ氷の作り方
- たまねぎの皮をむき、根本と上部を切り落とします。
- 袋にいれて、レンジで約15〜20分ほど加熱します。
- たまねぎ(水分が出ていると思いますが、その水分も一緒に)と、水150ccをミキサーに入れてしっかりかき混ぜます。
- 冷めたところで、あとは製氷皿にいれて、冷凍します。
※1ヶ月半ほど持つと言われていますが、早めに食べましょう。
11位:部屋を加湿しよう!
あくまでも「家の中での対策」なので11位と下位での紹介ですが、結構おすすめの方法です。
花粉やハウスダストなどは、水分によって下へと落ちる性質があるため、アレルゲンが飛び散るのを防ぐことが出来ます。
また、鼻粘膜や気管支を湿らせることで、アレルゲンや風邪ウイルスの侵入をよりブロックすることができます。
(粘膜は乾燥していると、機能が低下してしまいます)
なお加湿器はカビが生えやすく、カビが生えた状態で使い続けると部屋中にカビをまき散らかすことになります。
そのため掃除が面倒な方は、2000円ほどの安価な物を毎年買い換えるというのも1つの手です。
なお、加湿によってアレルゲンは床に落ちていますので、毎日掃除機をかける事を心がけましょう。
12位:鼻づまりが酷くて眠れない時は頭を高く!
夜寝ようとするとどうも症状がひどくなる、というのは多くの方が経験していると思います。
実は寝るときには、2つの理由から鼻づまりがおきやすくなります。
理由1.血液が鼻へ流れる!
立っているときは重力によって血は主に足元へ集中しますが、横になると頭や顔への血流量が増えます。
これにより、鼻粘膜にある血管もうっ血するため、膨れ上がりやすくなり、鼻づまりが起きやすくなります。
そのため、枕を高くするなどして顔への血流量をなるべく下げてあげると、鼻づまりも楽になりますよ♪
理由2.朝と夜は交感神経の入れ替わりが発生する!
朝にアレルギー鼻炎の症状が重くなる人も多いですが、これはモーニングアタックとも言われています。
モーニングアタックという名がついていますが、夜も同様のことがおきます。
人間は
- 活動する神経「交感神経」
- 休む神経「副交感神経」
が入れ替わりながら活動していますが、この自律神経の切り替わりの際に、鼻粘膜において刺激に対する過敏性が増すと言われています。
つまり、朝は “休む神経⇒活動する神経”、夜は“活動する神経⇒休む神経” となりやすいのです。
>>参考
朝の寝起き鼻水(モーニングアタック)と夜の鼻づまりの原因とは?
13位:体を温めよう!
鼻水や鼻づまりが酷い場合、毎晩体を温めましょう。
これにより免疫力が向上して風邪やアレルギーに強くなる他、睡眠の質も向上するため、自律神経も整います。
14位:喫煙者は禁煙を!
喫煙者の方は、これだけでも多少マシになる場合があります。
タバコや排気ガスなどの有害な煙は、鼻粘膜や肺粘膜を傷めるため、侵入してきた異物(花粉やホコリなど)を外に排出する機能が下がってしまいます。
また、タバコに含まれているニコチンは血行を悪くします。
血行が悪くなると鼻粘膜にも血が停滞しやすくなり、鼻のむくみや鼻づまりの原因となります。
そのため、自分のためにも、周りの人のためにも禁煙を心がけましょう。
15位:メントールキャンディを使う
ハッカの主成分(メントール)には、抗アレルギー作用・抗炎症作用・血行促進作用があり、アレルギー性鼻炎にはうってつけの効能があります!
じゃあ、メントールってなぜ効くの?
と、筆者なりに疑問に思ったので調べてみました!
16位:乳酸菌を摂取する!
東京大学をはじめとする機関が、「乳酸菌にアレルギーを抑える効果がある」と発表しています。
これはアレルギーと密に関係している「免疫のバランス」が、乳酸菌の働きによって整えられるからだと言われています。
そのため即効ではありませんが、普段からヨーグルトなどを食べ、乳酸菌の摂取を心がけてみましょう。
ただし、これは個人的な意見になりますが、約3年ほどヨーグルトを食べましたが、ヨーグルトはいまいちでした。
>>参考
花粉症の症状と時期、対策予防!(食べ物・お茶・ワセリン・ヨーグルト・注射)
17位:思いっきり笑う!
これは「すぐにスッキリ!」というものではないのですが、普段から意識しましょうという話です。
「笑うことと、免疫力のアップには繋がりがある」という科学的なデータがあります。
これは、笑うことで交感神経が刺激され、腸にある「免疫細胞」が活性化するからだとされています。
そのため、「免疫力アップに効果的」とよく言われるのですが、よく笑っている私自身が花粉にやられているため、データがあるものの実感度は不明です。
ということで、
「鼻水と鼻づまりへの対策17選」でした!
では続いて
「鼻水が止まらない原因」「鼻づまりの原因」について説明します。
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それぞれの原因に対する鼻水の止め方を知る
以上のとおり色々な対策方法を紹介しましたが、どんなことにも「原因」があります。
風邪なのに「アレルギー性鼻炎用の薬」を飲んでいても効果はありません。
ということで、「あなたの鼻水・鼻づまりの原因」に迫っていきましょう!
※風邪、アレルギーの見極めについても説明していますので、順にお読みください
@風邪の場合の鼻水を止める!
風邪をひいた場合、鼻水が大量に出ますね。
その理由は、体内から(鼻から)菌を追い出すためです。
大気中のウィルスは鼻の中に付着しますが、その菌に対して大量の鼻水を出すことで洗い流そうとします。
そこで風邪ウイルスとの戦いに勝つことが出来れば、鼻水は止まります。
しかし、ウィルスに負けて風邪を引いてしまった場合、鼻の中では引き続き「ウイルスvs鼻水(白血球)」が繰り広げられ、鼻水が出続けます。
ここで、風邪の場合の鼻水の状態を確認しておきましょう。
「風邪からの鼻炎」の場合の特徴
■初期の場合
- サラサラで透明な鼻水
- 喉の痛みを感じる
- 全身のだるさを感じる
■やや進行し始めた場合
- 鼻水が「ネバネバ透明」or「黄色っぽいネバネバ」
- 熱が出始める
- 全身のだるさが酷くなる
などなど
体の痛みや全身の倦怠感から、大体風邪っぽさはわかるかと思いますが、鼻水の状態の変化が一つの見極め方です。
先ほど、鼻の中では “「ウイルスvs鼻水(白血球)」が繰り広げられる” と説明しましたが、この時のウイルスや白血球の死骸が「膿」となり、鼻水を黄色くネバネバしたものに変えていきます。
さて、ではこのタイプの鼻水はどう止めるのか。
ここで若干話がズレますが、「病院に行っても風邪を治すことは出来ない」というウワサを耳にしたことはありませんか?
風邪はほとんどがウイルス感染です。
病院を受診したとしても、この「風邪ウイルス」を殺菌する薬は存在しないと言われています。※ただしインフルエンザを除く
市販の薬も、決してウィルスを殺菌出来るわけではなく、症状を緩和させるだけなのです。
話を戻しますが、つまり「風邪が原因の鼻水」は、身体の防衛反応で流れ出るものですので、それをピタッと止める方法は、残念ながら風邪の飲み薬で、無理やり鼻水を抑える事しかありません。
しかし、これでは体内に菌を溜め込む事になるだけで、治りを遅くするだけです。
一般的に風邪は1週間程で殺菌されるので、それまでは無理に抑える事を考えずに出すことを考えるのがベストではあります。
とは言え、鼻水や鼻づまりでしんどい、という方も多いと思います。
そのため、上で紹介している「即効!!鼻水・鼻づまりの解消法17選!」をお読みいただき、是非チャレンジしてみてください!
※このあと紹介する「鼻づまりが起きる原因」も、しっかりお読みくださいね!
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Aアレルギー性鼻炎(花粉症など)の場合の鼻水を止める!
アレルギー性鼻炎についても、風邪と同様に防衛反応として鼻水を出します。
花粉症などで鼻水が出るのは、アレルゲン(花粉・ダニ・ホコリなど)が鼻腔内に付着した際に、身体が免疫反応(防御反応)を起こし、大量の鼻水を使ってアレルゲンを体外に流しだそうとする結果なのです。
つまりこの場合、「本来は害でないもの」に防御システムが過敏に反応しまっているわけですから、
- 敏感な免疫システム(防御システム)を正す
- 極力アレルゲンに触れない生活を送る
ことで、流れ出る鼻水を止めることが出来ます。
ではここで、「アレルギーによる鼻水」の特徴を見てみましょう。
「アレルギー性鼻炎」の場合の特徴
- サラサラで透明な鼻水が大量にでる
- 朝や夜にひどくなる
- 目のかゆみなどが出る場合もある
ということで、風邪とは違い「常にサラサラで透明な鼻水」が出ます。
また、自律神経の関係から、朝と夜に酷くなりやすいという特徴もあります。
その他、特に花粉が強い場合は「熱っぽさ・体のだるさ」も出るため、風邪っぽく感じる場合もあります。
ですが、基本的に鼻水の状態は上記のとおりなので、それを基準に考えてみましょう。
アレルギーの場合は上で挙げた「鼻水・鼻づまり解消法17選」以外にも対処法があるので、まずは以下に挙げる「アレルギー反応を抑える方法」を取り入れましょう!
ちなみにアレルギー性鼻炎の場合は、アレルギー反応を抑える薬の服用で、「鼻水・鼻づまり」の解消が見込めますよ!
⇒アレルギー性鼻炎に効く市販薬ランキング!
アレルギー性鼻炎を抑える方法
いずれも即効性はありませんが、普段から取り入れることで「アレルゲン」に対して身体の防御力を高めておきましょう!
■アレルギー症状を緩和できる食べ物
- りんご
- トマト
- シソの葉
- ブロッコリー
- にんにく
- にがり
- ニラ
- ギンナン
などなど
■アレルギー症状を緩和できる飲み物
- 甜茶(てんちゃ)
- シソジュース
- ペパーミントティ
- ルイボスティ
- 青汁
- 黒酢
などなど
■部屋の環境を整える
部屋の湿度は50〜60%あたりの高めに保つと良いとされています。
これは、花粉が水分を含み散りにくくなるためです。
また、空気清浄機を使用して部屋内の花粉を除去しましょう。
なお、換気のしすぎは「部屋に花粉を招き入れる」ことに繋がりますので、花粉飛散量の少ない夜間に行いましょう!
■外出時に気をつける
身体に花粉をなるべくつけない、というのが大原則ですが、まずは「マスク」!
鼻から取り込まれるわけですから、目が細かい不織布のマスクを使用して、鼻を外気からシャットアウトしましょう。
また、服装に関してはウールやナイロン製など静電気が帯電しやすい生地はNGです!
一方、デニム生地は比較的花粉が付着しにくいと言われています。
なお、家に帰ってきた際に、上着をパンパンと叩いて花粉を落とそうとする方法も実はNGです。
あれでは花粉が一瞬舞った後、またすぐに服に吸い寄せられて付着するんですね。
したがって、帰宅時はコロコロを使って服表面の花粉を取るのがベストなんです!
ちなみに筆者的には「激落ち君シリーズ(LEC社)」のコロコロがオススメです♪
以上を抑えた上で、
冒頭に紹介した「解消方法17選」を取り入れましょう!
ちなみに!
花粉症の場合は、以下のページに対策を30種類以上まとめていますので、あわせてご確認ください!
花粉症の症状と時期、対策予防31選!(食べ物・お茶・ワセリン・ヨーグルト・注射)
では続いて
「B体温調整による鼻水を止める」について説明しましょう!
B体温調整・体内加湿による鼻水を止める!
上記以外の場合の鼻水はこのタイプだと思われます。
このタイプの鼻水も、きちんと理由があるわけです!
寒い時に、鼻水がたくさん出るという経験、誰にでもあると思います。
あれは何故でしょうか?
人間は息を吸う際には、なるべくその空気を温めてから、体内に取り込む仕組みがあります。
まず、鼻粘膜は冷たい空気に触れると、鼻腔内の毛細血管を広げる反応を起こします。
すると、たくさんの血液が鼻に集中することで、鼻が温まり、そこを通る空気を温めることが出来るのです。
その温かい空気を吸う事により、微妙な体温調整をしているのです。
しかし!
その際には「鼻水を分泌する腺」に対しても、多くの血液が供給されることになってしまいます。
そのため、結果的に鼻水も多く分泌されてしまうのです。
つまり、寒い時に薄着で居たり、暑い場所から急にクーラーの効いた寒いところへ行けば鼻水が出やすくなり、鼻づまりの原因にも繋がるのです。
鼻水や鼻づまりは大抵が冬場に起こりやすいですが、上記のような理由があるのです。
ですので、このタイプの鼻水・鼻づまりに対しては「鼻を温めてみる」のが、案外一つの根本解決にもなるのです!
カイロをあてたり、手で軽くさすってあげるだけでも、温めることが出来ますよ♪
※カイロを使う際は、使い方にご注意ください
その上で、
上で紹介した鼻水・鼻つまり解消法を試してみましょう!
ちなみに!
鼻水が出る原因として、「寒暖差アレルギー」というものもあります。
こちらは「寒い場所から暑い場所へ」、逆に「暑い場所から寒い場所へ」移動した際に、急激な温度変化によって自律神経が上手く機能しなくなることが原因となり、引き起こされるアレルギーです。
上記の通り、一般的に体温調整によって鼻水が出ますが、寒暖差アレルギーの場合はその症状が強く出ます。
(湿疹など、他の症状もあります)
余談:熱いもの、辛いものを食べると鼻水が出る!
これは上で記載した事の繰り返しになりますが、以下の2つの理由から、鼻水が出ます。
@体温調整
アツいものを食べるとき、そこには必ず湯気が存在します。
湯気が鼻から入る際には、そのアツい空気をそのまま体内に取り込まないように、その空気を一度冷やそうとするのです。
その際に、鼻水が出てしまうという理論です。
A異物に対抗する!
辛いものには、コショウや唐辛子が含まれています。
それらは熱により蒸発して、知らずしらずの間に鼻の中に付着してしまいます。
これらは人間にとってもちろん異物となるため、外へと排出するため必然的に鼻水がたくさんでるのです。
では辛いもの・あついものを食べる際に、鼻水を出したくない!という場合、どおすれば良いのでしょうか?
その場合、以下の様な方法が有効だと考えられます。
- 湯気に鼻を近づけない
- 鼻呼吸せずに、口呼吸で食べる
しかし、口呼吸だけでは味覚が鈍くなるため、現実的には前者の方法が良いでしょう!
では次に、
鼻づまりの原因(メカニズム)について説明しましょう!
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鼻づまりの原因(メカニズム)
さて、続いて鼻づまりの原因とメカニズムを知りましょう!
鼻づまりの原因は大きく二つに分けられます。
- 鼻粘膜の腫れによる鼻づまり
- 鼻の構造による鼻づまり
- 片方ずつつまる「鼻サイクル」による鼻づまり
では、一つずつみていきましょう!
鼻づまりの原因@:鼻粘膜の腫れによる鼻づまり!
鼻粘膜の腫れは、基本的に
- アレルギー性鼻炎
- 風邪や、その延長で起こりうる副鼻腔炎
の時に起こりやすいです。
すでに説明済みですが、鼻水の役割の一つとして、ウイルスやアレルゲンが鼻腔内に侵入した際に、大量に流し出す事で、それらを一緒に排除しようとします。
しかしその際、鼻腔内の毛細血管が広げられ、同時に鼻粘膜が腫れたり、ひいたりもしています。
この状態が長く続くと、鼻粘膜の腫れが酷くなり、結果として鼻を通る空気の流れがとても悪くなるのです。
ただし、鼻づまりは決しては悪いことではなく「これ以上、外部から菌などが入ってこないように道を狭くする」という防衛反応の一つなのです。
ちなみに、すでに説明の通り「風邪の前兆」や「アレルギー性鼻炎」の場合は“水のようなサラサラな鼻水”なので、鼻水自体が「つまる原因」になることはほとんどありません。
鼻粘膜が腫れ、鼻水が通る道が狭くなってしまうことで、結果として「鼻づまり」が起こりやすくなります。
ところが、風邪が悪化した場合や副鼻腔炎などでは、鼻水が「黄色くネバネバ」へと変化すると説明しました。
この鼻水に変化してしまうと、この粘性の鼻水自体が鼻づまりをさらに助長させてしまうのです。
ちなみに!
赤ちゃん(新生児)の場合はもっと鼻づまりを起こす!
赤ちゃんの場合も、上記の仕組みで「鼻づまり」が起きるのですが、
それにプラスして
- 乾燥を防ぐ
- 体温調整
これらのための鼻水でも、鼻づまりが起きます。
赤ちゃんの鼻は、大人と比べとても敏感なので、少しの刺激で粘液が刺激され、鼻水が大量に出るのです。
《参考:赤ちゃんの「鼻水の吸い方」「鼻づまり解消法」》
ですので、必然的に鼻腔内が腫れやすいのです。
大人の場合は、この理由で鼻づまりが起きるのは、まれでしょう。
鼻づまりの原因A:鼻の構造による鼻づまり!
鼻の内部に、物理的に障害があれば、もちろん鼻水の通りも悪くなってしまいます。
片方だけ鼻づまりを起こすのは、「鼻の構造による鼻づまり」の可能性があります!
鼻茸(はなたけ)
慢性副鼻腔炎(膿の様な黄色い鼻水が3ヶ月以上続く状態)という鼻の病気に掛かってしまった場合に、鼻の中に「水ぶくれ」のようなデキモノが出来ます。
このデキモノが「鼻茸」と呼ばれるもので、鼻粘膜がきのこの様に水ぶくれになったものです。
鼻茸が出来た場合の症状として、「左右交互の鼻づまり」が起き、その後、両鼻の鼻づまりになります。
また、嗅覚が鈍くなったり酷い場合、鼻の穴から水ぶくれが出てきます。
⇒鼻茸とは?治らない時は手術かも。薬や症状の放置で治す(自然治癒)事は出来る?<鼻ポリープの画像・写真>
鼻中隔弯曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)
鼻の中を左右に隔てている壁が、曲がってしまう症状です。
この症状の場合、大げさに言うと、わん曲することで鼻の軟骨が片側に飛び出ることになります。
そして、その飛び出た方の鼻は、鼻水の通りが非常に悪くなり、鼻づまりを起こします。
アデノイドの腫れ
アデノイド(咽頭扁桃)は、喉と鼻の間にあるリンパ組織です。
幼少期から5歳くらいをピークに大きくなり、その後次第に小さくなっていきます。
実のところ、子ども(5歳くらいまで)の鼻づまりの原因として、最も多いとも言われています。
お子さんが、頻繁に鼻づまりを起こす場合、アデノイドが腫れている可能性もありますので、念のため小児科・内科を受診しましょう。
鼻づまりの原因B:ネーザル・サイクル(鼻サイクル)
これは余談のようなものですが、あわせて説明しておきます。
人間は、正常な状態でも片側の鼻がつまっていることがよくあります。
これは「交代性鼻閉」という生理的な現象であり、左右交互に鼻の粘膜が腫れることで起こります。
(通常は3時間程度で左右の鼻づまりが入れ替わるとされています)
なお横向きで寝転がると下側の鼻がつまりやすくなりますが、これは下側の鼻で血液がうっ血(血の停滞)することで起きています。
(ネーザル・サイクルとは関係しません)
では次に
「長期間の鼻水・鼻づまりによる危険!」について説明しましょう。
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長期間の鼻水・鼻づまりによる危険とは?
長い間、
「鼻水が出る」
「鼻づまりが起きている」
場合は、大きないびきや睡眠時無呼吸症候群といった病気を引き起こします。
※睡眠時無呼吸症候群とは、熟睡できないことから、日中帯に身体のだるさなど、色々な悪影響を及ぼす病気
>>いびきを治す方法!原因・治療と、枕など対策・防止グッズ!
いびき以外では、鼻の近くにある「副鼻腔」という部分の細菌感染及び炎症にも繋がります。
「副鼻腔」が炎症を起こし、膿が溜まることを「副鼻腔炎」、別名「蓄膿症」と呼びます。
この「副鼻腔炎」は、”アレルギー性鼻炎の延長” や ”風邪の延長” からでも発症します。
また、鼻をかみすぎると、鼻と繋がっている「中耳」や「副鼻腔」へ細菌が押し込まれ、「中耳炎」「副鼻腔炎」を助長させることになります。
そのため、鼻水や鼻づまりが一週間以上続くようであれば、念のため「副鼻腔炎(蓄膿症)」も確認しておくことをオススメします!
副鼻腔炎(蓄膿症)の種類・症状・原因・治療を知ろう!
まとめ!
いかがでしたでしょうか?
ここで挙げた解消法は、皆さんに人気の方法です。
1位にあげた「鼻を温める」は、その場限りの効果しかありませんが、寝る前に気軽に実践できて人気があります。
また、2位の「えぞ式すーすー茶」は飲んでいるだけで毎日スッキリするので、薬も必要ありません。そのため根強い人気を誇っています。
3位の鼻うがいも正しく行えば、根本的な解決にはなりませんが、鼻がスッキリします。(中耳炎には気をつけましょう)
特に1位、2位の方法はオススメなので、是非取り入れてみてください!
ではでは、快適な毎日をお過ごしください♪
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