伝染性単核球症(キス病)の症状,原因,治療,診断基準《写真有》

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伝染性単核球症(キス病)の症状,原因,治療,診断基準《写真有》

このページでは、

 

伝染性単核球症(キス病)の症状・原因・治療・診断基準

 

についてどこよりも分かりやすく説明します。


伝染性単核球症(キス病)ってなに?

伝染性単核球症は、別名 ”キス病” と呼ばれています。

 

この伝染性単核球症は ”キス病” 別名からもわかる通り、主に口の中(口腔)の粘膜組織に感染した "EBウイルス" と呼ばれるウイルスが、キスや飲み物の回し飲みなど、”唾液を介した「直接接触」や「間接接触」” で伝染する感染症です。

 

発病すると以下のような症状が現れます。

 

●38度以上の発熱
●全身倦怠感
●関節痛
●頸部リンパ節の腫れ
●喉の痛み
●発疹
●肝臓や脾臓の腫張
●肝機能障害

 

症状が風邪やインフルエンザとよく似ているので誤診されやすい病気です。

 

また、以下写真の様に扁桃腺にベロッとした白コケのようなものが見られることがあります。

 

《伝染性単核球症の白コケ》
 
画像出展:www.kawamuranaika.jp/

 

一見すると、「細菌性の扁桃腺炎」と白コケの付き方が似ています。

 

《細菌性の白コケ》
 
画像出展:www.kawamuranaika.jp/

 

 

この病気の原因ウイルスである "EBウイルス" は、日本では幼少期(2〜3歳児)に70%以上の確率で感染します
(主に育児の中で、親から子へと感染します)

 

しかし、20歳までに90%の人が抗体を持つようになるため、何らかの症状として現れるケースはほとんどありません

 

また、仮に幼少期に感染した場合でも、症状が出るケースはほとんどありません。

 

これは、日本人の場合、この病気への罹患率(病気にかかる確率)が非常に高く、母親が抗体をすでに持っているため、胎盤や母乳を通じて赤ちゃんにも抗体が供給されているからだと考えられています

 

ちなみに、伝染性単核球症は日和見(ひよりみ)感染症の一つに数えられています。

 

日和見(ひよりみ)感染症とは?
⇒感染力が強いウィルスや細菌に感染しても、直ちに抗体が出来るため、健康体であれば発病しない病気のことです。
免疫力が下がっている時に何らかの症状を現します。

 

では続いて、
「伝染性単核球症の原因」について説明します。

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伝染性単核球症の原因とは?

上記のように、

 

主に口腔粘膜に感染したEBウィルスが唾液を媒介として感染拡大していきます

 

日本では伝統的に離乳期に口移しや、一旦お母さんの口の中で粗熱をとって赤ちゃんに離乳食を与える風習があるため、乳児期の感染率が高いとされています。

 

また、箸や器の使い回しでも感染します。

 

20歳までにほとんどの日本人が抗体を持つので、成人してからは感染しても発病することはありませんが、高齢者や手術などの影響で免疫力が低下すると、発病するケースがあります

 

では、風邪やインフルエンザと似ている「伝染性単核球症」はどのように診断されるのでしょうか?

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伝染性単核球症の診断基準

この病気は症状が風邪やインフルエンザなどと似ているため、”EBウィルスの存在” が診断の決め手となります。

 

”EBウィルス” は口腔粘膜に感染する為、粘膜組織の一部か静脈血を採取し、試薬に反応させて陽性反応がでるかどうかで判断します。

 

「伝染性単核球症」はキャリア(保菌者)と性交渉(唾液を介するもの)を持つことでも感染する性病の一つです。

 

そのため、感染を疑って検査を受けても、潜伏期間が4〜6週間と比較的長く感染初期ではウィルスの特定が難しいとされている病気です。

 

なお、自覚症状が出ている段階では、ウィルスが既に活動期に入っているため、検査で陽性反応が出ます。

 

では続いて
「伝染性単核球症の治療」について説明します。

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伝染性単核球症の治療法

この病気はウィルス性疾患ですが、今のところ治療薬はありません。
(一般的な抗生剤では効果がありません)

 

そのため、
対症療法で自覚症状を緩和させ、安静にしている以外治療方法がないというのが現状です。

 

ただし、安静にしていれば1ヶ月程度で自然治癒する病気ですので、確定診断を受けたあとはとにかく安静にして感染を拡大させないことが重要となります。

 

対処療法で用いられる薬

病院では、発熱や喉の痛みを和らげる薬と、体力を回復させるための滋養剤が処方されます。

 

■発熱や喉の痛みには消炎鎮痛薬
 ・ロキソニン
 ・カロナール
 ・SPトローチ
  など

 

■体力を回復させるための滋養剤(主に漢方薬)
 ・葛根湯
 ・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
  など

 

■市販の栄養剤も効果が見込めます
 ・QPコーワゴールド
 ・ヘパリーゼ
 ・チョコラBB
  など

 

 

ここまで見てきましたとおり、伝染性単核球症は風邪やインフルエンザとも間違いやすい病気です。

 

そのため、色々な観点から自身の病気を知りましょう。


 

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