風邪の治りかけは、鼻水の色でわかる?副鼻腔炎の可能性も?

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風邪の治りかけは、鼻水の色でわかるのか

この問いに関しましては、答えから言うと以下の通りです。

 

だいたいわかります。

 

しかし、他の病気の可能性もあるので注意しましょう。

 

では、わかりやすく詳しく説明させて頂きます。

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 風邪の治りかけで、どのように変化するのか

昔から、
「黄色の鼻水は、風邪の治りかけ」
とよく聞きます。

 

しかし、必ずしもそうではありませんので、注意が必要です。

 

人間には、

 

風邪をひくと身体の白血球が、風邪の菌を殺菌してくれる仕組み

 

が備わっています。

 

この機能により死滅した風邪の菌・白血球が、鼻水に黄や緑の色をつけます

 

風邪の場合、おおよそ鼻水の状態は以下のように変わっていきます。

 

@透明・さらさら ⇒ A透明・ねばねば ⇒ B黄色・ねばねば

 

ここでさらに悪化した場合は、

 

C緑色・ねばねば

 

になる場合もあります。

 

さて、ここまでは、知っている方も多いかと思われますが、ここで多いのが、

 

「黄色の鼻水が出てるから菌を殺せた(治りかけなんだ)」

 

と思いこんでしまうことです。

 

実際に殺菌もされていますが、それは現在進行形であり、必ずしも菌を全て殺せた訳ではありません。

 

ですので、ここで下手に無理をしてしまうと、まだ免疫力が正常に戻っていない状態のため、新たなウィルスに犯されてしまう原因となります
(風邪を長引かせることになります)

 

さらに、鼻水に色が付くということは、
風邪の延長で副鼻腔炎(蓄膿症)を発症している可能性もあります

 

では、副鼻腔炎とは何か?

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 副鼻腔炎って?

副鼻腔炎とは
鼻の近くにある「副鼻腔」内で炎症が起き、膿が発生する症状です。

 

この場合でも、黄色や緑色、場合によってはオレンジ色の鼻水が出るのです。

 

そのため、
「黄色の鼻水がなかなか治まらない!」
「片側だけ黄色の鼻水がでる!」

 

など、風邪が治っているのかどうかがいまいち分からない時は、この副鼻腔炎を疑いましょう。

 

仮に風邪が原因の場合は、身体の治癒力により、そのうち鼻水の色はなくなり、鼻水自体が出なくなります

 

逆に副鼻腔炎の場合は、自然治癒するものから、最悪手術が必要になるものまでありますので、まずはその症状が副鼻腔炎なのか、さらにはどのタイプの副鼻腔炎なのか、見極める必要があります。

 

そしてその症状にあった治療を、早めに受けることをオススメします

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